【食育クイズ11月号】テーマ&プレゼントは「カボチャ」!

食育クイズとは?

木製玩具ブランド「ウッディプッディ」が月に1度開催する、食べ物に関するミニイベントです。その月の旬の食材をピックアップし、コラム、レシピ、クイズをお届けします。クイズの正解者のうち抽選で3名様に、テーマの食材がモチーフとなったおままごとのおもちゃをプレゼント!お気軽にご参加ください。

11月のプレゼントは「かぼちゃ」

大きく3つの種類に分かれるカボチャ

 【日本カボチャ】

黒くてボコボコと凹凸がある、野球のグローブのような形が特徴。伝来したばかりの頃はこちらが主流でしたが、現在では高級な日本料理店など、昔と比べるとかなり遠い存在となってしまいました。普段食べるかぼちゃよりも甘みが薄く、日本食に向いています。

【西洋カボチャ】

普段私たちが食べる表面がツルッとしたカボチャも、ハロウィンのイメージが強い大きなオレンジ色のカボチャも、どちらも同じ「西洋カボチャ」の仲間です。甘みが強く、ほくほくとした食感が特徴であることから、現在では日本カボチャにとって変わり、こちらが主流となっています。

【ペポかぼちゃ】

きゅうりの仲間と思われがちな「ズッキーニ」ですが、実は立派なかぼちゃの一種。ペポかぼちゃは淡白な色でしゃきしゃきとした食感が特徴です。ズッキーニの他は「金糸瓜(そうめんかぼちゃ)」が分類されます。

「かぼちゃ」の由来は”あの国”の名前

日本に初めてカボチャが伝わったのは16世紀ころ。豊後(ぶんご:現在の大分県あたり)に漂着したポルトガル船からカンボジア産のカボチャの種を献上されたことが始まりです。名前の由来は諸説あるものの、伝来の際に「カンボジア」から「かぼちゃ」という名前に至りました。

 

写真は、カンボジアの隠れ名物「かぼちゃプリン」。なんとかぼちゃ本体にプリンが埋まってるという、ユーニークなビジュアルが印象的。いつか日本でも流行る日が来るかも…?

かぼちゃを”投げる”お祭り知ってる?

画像は公式サイトより抜粋:

https://www.punkinchunkin.com/the-competition/members-machines/

 

ハロウィンの起源がケルト人の収穫祭であるように、かぼちゃは秋の収穫を祝う象徴として、世界各国でお祭りが開かれています。その中でも一際変わっているのが、アメリカデラウェア州サセックス郡で行われる『World Championship Punkin Chunkin(かぼちゃ投げ世界選手権)』。

 

どんなマシンでも、とにかくかぼちゃを遠くに投げた人の優勝ということで、エンジニアや大工さんをはじめとする、ベテラン勢が腕に寄りをかけたマシンが勢揃いします。その様はさながら、投石機や戦車が集う戦場のよう…。

 

血気盛んな様相のイベントですが、もともとは児童虐待被害者のための非営利組織を支援する目的で始まった本イベントでした。残念ながら、近年はコロナの影響で中止が続いているようですが、youtubeや公式サイトなどでは、想像を超える機器の数々が閲覧できます。気になる方はぜひチェックしてみてください。

公式サイト:https://www.punkinchunkin.com/

参考:自作の巨大マシンでかぼちゃを飛ばすコンテスト(WIRED.jp)

カラダに嬉しいかぼちゃの栄養

・βカロテン:

抗酸化作用による、活性酸素(老化の原因の一つ)の除去

・ビタミンA:

目の働きを正常に保つ、粘膜を保護する、免疫力を保つ

・ビタミンE:

ホルモンバランスを整える、抗酸化作用、特にシミ・シワなど肌のトラブルに効果あり

・ビタミンC:

コラーゲンの生成、抗酸化作用、免疫力の向上、抗ストレスホルモンによるストレス緩和、生活習慣病予防

・食物繊維:

腸内環境の改善、大腸ガンの抑制、便通の改善

※βカロテンとビタミンEは、油と一緒だとより効率的に吸収できます

【親子でかんたんレシピ】かぼちゃのおやき

【材料(5個分)】

・かぼちゃ・・・1/4個(可食部250270gくらい)

・バター(マーガリン、サラダ油も可)・・・1520g

・はちみつ・・・大さじ1(砂糖小さじ2でも可)

・片栗粉・・・適量

 

【作り方】

①かぼちゃの種をくりぬいて洗い、耐熱皿にのせてラップをしてから、電子レンジ600W1分加熱する。

②包丁で切れるくらいに柔らかくなったら、一口大くらいに切って、鍋で茹でる。

③火が通ったら、皮を包丁で落としてボウルに移し、フォークなどで潰す。

④ザルでこして、片栗粉小さじ2、はちみつを加えて混ぜる。

⑤手で、直径5cmくらいに平たく丸める。

⑥片栗粉をまぶして、バターを熱したフライパンで焼く。

⑦裏面も焼いてできあがり!

 

【ポイント】

・焼く時はやわらかいので、しっかり片面を焼いてから、優しくひっくり返してください。

・バター、はちみつの代わりのものを使っても十分美味しいので、お子様の成長などに合わせてください。

・①の作業は、かぼちゃを包丁で切りやすくするだけですので、省略しても大丈夫です。

・お子様には、かぼちゃを潰す作業や、丸めて片栗粉をまぶす作業を手伝ってもらいましょう。

 

【お子さまにおすすめの理由】

・かぼちゃ自体に甘みがあり、最小限の材料でおやつになります。アレルギーのあるお子さまにもおすすめです。

・色鮮やかで、見た目も丸くて可愛い仕上がりなので、出来上がった時の見た目もお楽しみいただけると思います。

・かぼちゃが苦手な子も、見た目や味わいを変えて食べることで、徐々に慣れていくきっかけになるかもしれません。

 

クイズに挑戦!

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