ウッディプッディの誕生物語 |木製知育玩具 おままごと ウッディプッディ

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ウッディプッディ WOODYPUDDY|「木と遊ぶ」こども達に木のぬくもりと優しさを伝えたい。オリジナルの木のおもちゃ、おままごと、積み木、知育玩具などを企画販売。安心安全な玩具を神戸から発信。

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ウッディプッディの誕生

社長の中川が大手商社を辞め、独り立ちしたのは40歳の時でした。
神戸の花隈にあるマンションの小さな1室でデスク1台と電話1機だけではじまりました。
思い描いていた念願の自分の会社です。
あれがしたい!
これもしたい!
と、思いだけは強くあるものの、売り上げはさっぱり……。育ち盛りの3人の娘と、家のローンで、生活をきりつめた厳しい状況が続きました。
「男は仕事を。女は家庭を。」
今のように育メンなどという観念すらなかった時代ですから娘のこと、家のこと一切を妻に任せ、中川は仕事に打ち込みました。来る日も来る日も、仕事を貰うため、神戸の町を回り歩きました。
ようやく仕事が軌道に乗ってきたのは、それから数年たってからでした。仕事を貰えないとわかっていながら、毎日ニコニコしてやってくる中川を初めは邪険にしていた客も、段々と会話をしてくれるようになったのです。
もちろん新参者に仕事は貰えません。それでもニコニコやってくる中川に、少しづつ言葉をかわしてくれるようになりました。中にはお茶を出してもらったり、時には食事を出してくれるところも。また、中川が顔を出さない日は、病気にでもなったのかと心配までされるようになりました。
そうこうしているうちに、おもしろいヤツがいるからと、お客様がお客様を紹介してくれるようになったのです。紹介が紹介を呼び、中川は色んなところから多くの仕事を貰えるようになりました。
この頃を振りかえると、中川は、貰ったのは仕事じゃなくて「繋がりと笑顔の大切さ」だといいます。

中川の
「顧客を一番に考えろ、顧客の声を良く聞け」
という基本の考えは、この時、救ってもらったお客様との繋がりから出てくる言葉だったのです。

家具 伝統工法のなかに光る、モダンさ。

ようやく仕事が順調になり、社員も増やせるようになりました。 幹部も出来て、中川がホッと一息つけるようになった頃。すでに娘たちは、成人になっていました。家庭のことはすべて妻に任せ、ここまできました。
「女性は、母親は本当に強いなぁ」と改めて敬服する思いでした。
今の社員に女性が多いのは、中川のこういった思いもあるかもしれません。

ここまでこれたのは、自分だけの力ではない。
お客様があり、社員があり、家族が待っていてくれるから。

感謝の気持でいっぱいのはずなのに、どこか、何かむなしさに似ている感情があることに気付きました。中川は、これまでのことを埋め合わせするかのように、家族のために、木の香りがする家を建てました。
「木」は中川が愛するもののひとつです。幼少期に福井の田舎町で育ちました。見渡す限り山と田んぼ。そんなところでした。中川は、田舎暮らしが嫌で、都会での仕事を選びました。
ただ、あれほど憧れていた都会でしたが、何か困難にぶち当たった時は、気が付くと生家に戻っていました。そして、裏山で過ごし、精神の充足をはかったのです。

中川が自分で興した会社は「自然の木」を扱うものでした。
木で出来た家具に触れていることが好き。気持を落ち着かせる時には、木をたたいてみると不思議と落ち着きます。
どんなに素晴らしいリゾートホテルより、木の家のほうが幸せだと感じる。それくらいに、自然の木という素材に「好き」という想いがあるです。
そして、「木」は、中川の事業の柱となったのです。

しかし、中川には、まだ人生での「大きな悔い」がありました。
それは、自分が娘たちの小さい頃の成長に立ち会えなかったということでした。

子どもは親がすべて
親は子どもがすべて

妻と娘をみていると、感じることです。
そして「こんなに強い絆は無い」とも。

こどもの成長をきちんと感じ、親も一緒に成長していったからこそ生まれる絆があると思いました。
時代は変わったとはいえ、自分が持てなかった「子どもとの時間」を他にも同じように寂しく感じている人もいるのでは?
現代、疎遠になっている親と子の絆を深めたい。そして、それが事業となれば!事業で成功することで、はじめてその思いが社会に認められ、貢献できる。
そう考え、誕生したのが「木製こども家具とおもちゃウッディプッディ」だったのです。

中川が木製品にこだわったのは、田舎育ちの感性と自分の好きという思いだけではなく、家族のコミュニケーションが取れるものが「自然の木」で出来たものだと気付いたからです。ハイテクな機能や、壊れにくい素材ではないからこそ、生まれるものがあるからです。

それは「コミュニケーション」です。

人の手が入り込めないような完成されたものではない自然素材だからこそ、育つものがあります。
それが「情操や智恵」そして「子どもへの愛」だと中川は考えたのです。

家具 伝統工法のなかに光る、モダンさ。

そして、本社のある貿易センタービルから、少し離れた六甲アイランドに2006年2月 300坪の大きな「木製こども家具とおもちゃウッディプッディ本店」をオープンさせました。
木製家具と玩具、そして雑貨がたくさん詰まった店です。木製品は全てオリジナル企画で、生産は、昔からの友人でもある中国の会社に依頼しました。
高級家具や工芸品を作っていた木工職人たちは、自分たちが作ったものが日本の子ども達に届けられると知ると、とても誇らしく製作に打ち込んだといいます。
当時、子どもに特化した、こんなに大きな店は無かったので、様々なメディアが取り上げました。
「店」という呼び名で紹介されましたが、実は法人向けのショールームという役割がありました。ここで行われた法人との商談から、ウッディプッディの製品は、全国の百貨店、デパート、おもちゃ屋さんなどに並ぶようになったのです。

誰もが思うこと。それは
「この店は法人向けだけにした方が、人件費やコストなど安く済むのでは?」
……でも、中川はそうしませんでした。そこには、ある思いがあったからです。

「顧客の声が一番良く聞こえる場所を持つ」

エンドユーザーである、実際に子育てをするママやパパの声をきちんと聞いて商売をしなければ事業の意味を持たない。ということなのです。
オープン時の製品に実際に携わったデザイナーの多くは、子どもが大好きな女性でしたが、子育て経験が無い者もいました。そのためか、今になって思えば夢の部分が大きかったところもあったように思います。
店が出来てからは、来店されるお客様、購入して頂いたお客様と会話し、アンケートやモニターを行ったり、意見を聞いて、要望を取り入れました。

そうして夢と現実が商品化されたおもちゃは、見事にヒットしました。

家具 伝統工法のなかに光る、モダンさ。

その頃、ネットショッピングが一般家庭にも流行り出しました。
ものは試しという軽い気持ちで、ウッディプッディも「楽天市場」に出店しました。当初、本社の事務スタッフが運営していた頃は、なかなか注文が入ってきませんでしたが、中川の「顧客を一番知っているものが運営をすべき」という考えで、六甲アイランドの店舗スタッフが運営を交代しました。
中川の予想通り、みるみるうちに売上が伸びて行きました。そのうちに、実店舗の運営が回らなくなるほど、楽天市場店は売り上げを伸ばしていったのです。

ここで、中川は決断します。
「どのお客様への対応も同じように行うため、店舗を閉めて、ここをネットショップの拠点としよう」

2009年1月 ウッデイプッディ六甲アイランド店は閉店しました。そして、ネットショップの倉庫を併設した営業所に変わったのです。
その後、さらにウッディプッディ楽天ショップは、売り上げを伸ばしていきます。
このまま、前進あるのみ!のはずが……。
中川の思いが100%実現しないことがわかりました。モールならではの色々な制約です。お客様とのやり取りの中で規制があるため
「顧客を一番に考えろ、顧客の声を良く聞け」
ということが100%叶わないことがあるとわかってきたからです。
そこで、中川は考えました。
一度は閉店した六甲アイランド本店を
「ネットショップとして新たにたちあげようじゃないか」
「そこで得られた生の声をもとに、色々な製品を作っていこうではないか」

そうして、これまでホームページという機能しかもたなかったサイトにウッディプッディ本店というオンラインショッピングを2011年9月にオープンさせることになりました。
その後もお客様からのご要望があり、ショッピングモールにも店をオープンしていきます。

おかげさまで年々多くのご注文を頂くようになりました。ともない、これまでの倉庫では出荷業務に限界がきたために物流倉庫を移転することに。
また、2016年7月 六甲アイランドに借りていた事務所も同時期に契約満了を迎えるため、神戸三ノ宮に事務所を移転することになりました

私たちは、これからもこどもたちとママやパパの笑顔が見れるような木のおもちゃ、ままごとを企画販売していきます。
今後ともウッディプッディを何卒よろしくお願い致します。