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1歳

1歳児でも積み木はできる?積み木による発達効果と遊び方のポイント

1歳児でも積み木はできる?積み木による発達効果と遊び方のポイント

1歳児にとって積み木は、さまざまな発達段階をサポートする大切な遊びです。握ったり崩したりしながら、手先の発達や集中力を育むことができます。さらに、形や色への興味を深めるきっかけにもなるため、知育としても効果的です。

1歳児が積み木を実際に積むようになる目安や、積み木の選び方、遊び方のヒントをご紹介します。お子さんの成長をあたたかく見守りながら、楽しく遊びを取り入れることで、自然と学びの要素も取り入れられます。無理なく取り組むことで、子どものペースを尊重しつつ着実に力を伸ばすことが可能です。

1歳児と積み木:いつから積めるようになる?発達の目安

積み木を実用的に積み上げられるようになるのは、一般的には1歳半ごろといわれていますが、1歳前後から興味を示し始める子どももいます。

1歳前後の子どもは、積み木を手に握ったり、投げたり、舐めたりしながら感覚を探究します。発達の個人差も大きいですが、1歳半頃になると少しずつ積み木を重ねる行為が増え、見様見真似で大人の動きを真似する姿も見られます。こうした興味の芽がうまれる時期に、自由に触れられる環境を用意してあげることが大切です。子どもが失敗しても責めず可能性を広げられるようにサポートすると、自然な発達を後押しできます。

1歳前後:まだ積まない?積み木を打ち合わせたり眺めたりする段階

1歳前後では、積むよりも舐めたり、叩いたり、投げるといった探索行動が中心になりやすいです。まだ力の加減や手先のコントロールが未熟なため、積み重ねのような細かい動きは難しく感じます。とはいえ、積み木の感触や色に興味を持つことで、手指の器用さを育む準備段階にもなります。大人は無理強いせず、優しく見守りながら一緒に遊びを楽しんであげると良いでしょう。

1歳半ごろ:2個以上の積み重ねが見えてくるタイミング

おおむね1歳半ごろになると、子どもは自分の意思で積み木を積み重ねようとし始めます。最初は2個重ねるのもままならないことが多いですが、試行錯誤を繰り返す中で指先の動きや空間感覚が身についていきます。大人が少し手伝いながら成功体験を積ませてあげることで、子どものやる気や楽しさがさらに高まります。

積み木遊びがもたらす5つのメリット

積み木遊びは手先の器用さだけでなく、子どもの想像力や認知能力など多方面に効果をもたらしてくれます。

積み木はシンプルな道具だからこそ、多様な学びを得られる魅力があります。単に積むだけでなく、崩れてしまう経験を通じて試行錯誤を促し、原因と結果の関連性を学び取ります。また、自由に組み合わせる過程で形状や数に関する理解を深めるきっかけにもなり、子どもの発想力や観察力を豊かにします。

メリット1:手先の器用さや巧緻性の向上

積み木をつかんで重ねる動作には、指先の微妙な力加減が必要です。初めはうまくつまめなくても、繰り返し触れるうちにバランスよく積む感覚が身につきます。こうした積み重ねの中で、手首や指先の運動精度が高まり、後の文字を書く動作やお箸を使う場面にも良い影響があります。地道に楽しんで取り組むことで、自然と巧緻性が育っていくのです。

メリット2:集中力・忍耐力の養成

積み木を積むときには、どうしたら崩れないかを考えながら集中する必要があります。崩れてしまった場合に再度チャレンジする過程で、失敗から学ぶ力や挫折を乗り越える粘り強さが磨かれます。子どもが自発的に繰り返すことで、集中力とともに忍耐力も少しずつ育っていきます。

メリット3:想像力・創造力の刺激

積み木が高く積み上がったとき、子どもはそれを“お城”や“ビル”など、自分なりのイメージと結びつけることがあります。単純な形から何かを想像する力は、コミュニケーション能力にもつながり、言葉や表現の幅を広げるきっかけにもなります。さまざまな組み合わせを考えながら遊ぶことで、クリエイティブな発想を育む一助となるでしょう。

メリット4:空間認知能力の発達

積み木を積んで崩すうちに、子どもは形や位置、重心を自然に体得していきます。高さやバランスを感覚的に理解することで、空間を把握する力が育ち、空間把握力が後の算数的思考にも役立ちます。積み木は、平面から立体への理解を深める最初のステップとして最適です。

メリット5:達成感から自己肯定感を育む

小さなブロックを積み上げて成功したときの子どもの笑顔は、とても印象的です。何度も挑戦してようやく形になったとき、達成感を味わうことで『やればできる』という自己肯定感を抱くきっかけにもなります。こうした成功体験の積み重ねが、今後の学びやチャレンジに向き合う原動力になるのです。

1歳半健診に向けての練習は必要?焦らず楽しむポイント

1歳半健診で積み木を積めるかを見ることがありますが、無理な練習や焦りは逆効果。子どもが楽しめる範囲で積み木遊びに慣れ親しむことが大切です。

1歳半健診では、個々の発達状況を把握する一環として積み木がどれくらいできるかを見る場合があります。もし積めなくても、子どもによっては得意・不得意があるため、一概に遅れているとは断定できません。逆に大人が焦って詰め込みのように教えると、子どもの意欲を削いでしまうこともあり得ます。子どもの興味やペースに合わせて遊びを通して練習することが、最も自然な発達を促す近道といえるでしょう。

1歳児向けの積み木の選び方

安全で扱いやすい積み木を選ぶことで、よりスムーズに遊びに取り組めます。

1歳児はまだ口に入れてしまうこともあるからこそ、安全基準がしっかりと確保された積み木選びが重要です。角が尖っていないか、有害物質を含まないかなどを確認し、大きさも誤飲を防げる程度を選びましょう。握りやすい形状であれば、より楽しく遊びながら発達を促すことができます。

素材・安全性のチェック:赤ちゃんにも安心なものを

積み木の素材には、木製やプラスチック製などがありますが、1歳児に向いているのは口に入れても安心な塗装や処理が施されたものです。木製の場合は研磨がしっかりされており、ささくれが出ないか確認することが大切です。プラスチック製の場合は軽くて扱いやすい一方、耐久性や塗料の安全性も考慮して選びましょう。赤ちゃんの成長に合わせて素材を見直すと、より安心・安全に遊べます。

サイズと形:持ちやすく積みやすい大きさを選ぶ

1歳児の小さい手に合わせて、つかみやすく積みやすいサイズが理想です。極端に小さい部品は誤飲の可能性があり危険ですし、大きすぎると子どもが操作しにくく楽しめない可能性があります。シンプルな立方体や直方体など、バランスがとりやすい形の積み木は、初めての積み上げにぴったりです。

カラーバリエーション:興味を引くデザイン

色鮮やかなデザインの積み木は、子どもの目を引きやすく、遊びへのモチベーションを高めます。ただしカラフルであっても、安全な塗料を使っているかどうかは必ず確認し、口に入れても問題のない製品を選びたいところです。色彩の違いがある積み木を組み合わせることで、視覚的な刺激だけでなく色の認識も自然に学べるメリットがあります。

1歳児と楽しむ積み木遊びのヒント

楽しみながら積み木に親しむコツをご紹介します。

積み木遊びを通して子どもが興味を持つには、まず大人が一緒に楽しむ姿勢を見せることが大切です。大きく積んで一気に崩す、ころがすなど、さまざまな遊び方を実演してみると、子どもの発想も豊かになります。笑顔で声をかけながら進めることで、親子のコミュニケーションを育む最高のツールとなるでしょう。

大人が積んで崩す:シンプルな繰り返し遊びを取り入れる

最初は大人が積み上げ、子どもがそれを崩すというやりとりを楽しむだけでも充分な刺激になります。子どもが自分で積めるようになる前の段階でも、崩す行為は手先や腕の動きを育てる上で大切な経験です。繰り返し崩すうちに、積み木がどのように積まれているのかを無意識に学びとっていきます。

並べたり転がしたり:平面での遊びからチャレンジする

積むことに慣れていない子や興味が薄い子には、まず平面に並べる遊びから始めるとよいでしょう。横に並べたりコロコロ転がしたりするだけでも、色や形を認識する力が育まれます。無理に高く積むことを求めず、感覚的に触れる時間を大切にすることで、自然と積み木への興味が深まります。

名前をつける・ごっこ遊びに発展させる

積み木を車や家に見立てながら遊ぶと、単なる積み重ねの枠を超えた想像遊びへと発展します。例えば、『これは車だよ』と声かけをすると、子どもは積み木を動かしたり音を口まねしたりといった表現を楽しむでしょう。こうしたごっこ遊びは、言語表現力や社会性を育むうえでも重要な役割を果たします。

まとめ:1歳児が積み木を楽しむためのコツと成長の見守り方

1歳児が積み木に興味を持ち、遊びを通じて成長していく様子を長い目で見守ることが大切です。

それぞれの子どもには発達のペースがあるため、必ずしも1歳半までに完璧に積める必要はありません。大切なのは、焦らず楽しみながら繰り返し経験を積ませることで、少しずつ積み重ねられる力を伸ばしていくことです。親子で遊ぶ時間を極力つくり、成功や失敗も共有しながら一緒に成長を喜び合いましょう。積み木遊びを通して豊かな学びや達成感が生まれれば、それはきっと子どもの大きな自信にもつながります。

1歳児向けのおすすめの積み木3選

はじめてのつみき 赤ちゃんと地球にやさしい松のつみき

✅ 特長

・対象年齢 6ヶ月〜 と、かなり小さなお子さまから使えるベビー向けつみき。

・全 15ピース+収納木箱付きで、最初のおもちゃとしてバランスが良いセット。

・素材に天然木を使用し、木箱収納など、環境にも配慮された安心設計。

🌱 おすすめポイント

自然素材のやさしい質感が魅力の、赤ちゃんの“はじめての積み木”にぴったりのセットです。
軽くて扱いやすい松の木を使用しており、小さな手でもつかみやすいサイズ感。角がしっかり丸められているので安心して遊べます。
“積む・並べる” といったシンプルな動きから挑戦しやすく、「できた!」という達成感を味わいやすいのもポイント。
専用の木箱が付いているため、お片付けの習慣づけにも役立ちます。

はじめてのつみき 音いろつみき

✅ 特長

・カラフルな原色ベースの積み木で、色あそびにもぴったり。

・“音が鳴るつみき” を含む 14ピースのセット — 振ったり積んだり並べたり、色・音・感触を総合的に楽しめる。

・対象年齢は 1歳〜。小さなお子さまが手軽に楽しみやすい小さめピースが中心。

🌱 おすすめポイント

カラフルで見た目にも楽しい積み木に、シャカシャカ・カラカラと音が鳴る仕掛けをプラスしたセットです。
視覚だけでなく “音” の刺激も加わることで、五感をバランスよく育てられるのが魅力。
積む前に振ってみたり、色の名前を言ってみたりと遊びの幅が広く、飽きずに長く遊べます。
1歳ごろは「振る」「音を鳴らす」行動が大好きな時期なので、好奇心をぐんぐん伸ばしたいご家庭にぴったりです。

はじめてのつみき RING10(リングテン)

✅ 特長

・紐通し・積み木・サイコロ遊び・人形遊びなど、40種類以上の遊び方ができる多機能セット。

・シンプルな積み木だけでなく、リング・顔・帽子などパーツが豊富で、“創造性あそび” にも発展。

・対象年齢は約 1.5歳ころ〜。成長に合わせて長く遊べるよう設計されている。

🌱 おすすめポイント

積み木としてだけでなく、紐通し・人形あそび・サイコロ遊びなど、40種類以上の遊び方ができる多機能セットです。
最初は “通す・重ねる・並べる” といった基本動作で楽しめ、成長に合わせて「ごっこ遊び」や「数あそび」へ発展できます。
長く愛用できる知育玩具を探しているご家庭に特におすすめで、創造力や集中力を育てたい方にもぴったりです。

3商品それぞれに魅力があり、どれも1歳前後から安心して遊べる設計になっています。
「はじめての積み木として安心さを重視したい」「音や色で楽しく刺激したい」「長く発展的に遊ばせたい」など、ご家庭の希望に合わせて選べるラインナップです。積み木は、遊びながら自然に手先の発達や想像力を育てられる、とても頼もしい存在。お子さまの成長に寄り添う最初の知育玩具として、ぜひ参考にしてみてください。

【 SDGs × つみき 】FSC®️認証のサステナブルなつみきを、3人の子どもたちと一緒に遊んでみた! – 保育士ママが遊んでみた #05 

みなさんこんにちは!

 

 私は都内で保育士をしながら、2歳になった子どもを育てるママです。「おもちゃコンサルタント」というおもちゃの資格を保有するほど、私自身おもちゃや遊びが大好きで育児にも親子で一緒に楽しめる遊びを取り入れようと日々奮闘しています!

 

  昨年の4月に仕事復帰をして、仕事に育児に家事にと毎日バタバタとすごしています。職場復帰して思うのはママって忙しいんだな~ということ。(パパもお疲れ様です)

 

  みんなよく頑張ってる!みんなたまにはリフレッシュしながら子育てを楽しみましょうね。

 

 さて今回は、2022年1月にウッディプッディさんから発売されたつみき「赤ちゃんと地球にやさしい松のつみき」についてご紹介します。「初めてのつみきって、どれを選べばいいんだろう?」と悩んでいる方の参考にして頂けたら嬉しいです。

 

子どもには遊びを、大人には癒しを。


 名前の通り「松(マツ)」でできたつみきなのですが、箱を開けて初めに感じるのは、フワッと優しい松の香り。

 

  触り心地も思ったより滑らか。スベスベとサラサラの間くらいで、触れているだけで妙に落ち着きます。子どもにあげるよりも先に、お母さんである私が癒されてしまいました(笑

 

【0歳さん】世界を知るためにとことん “味わう” 赤ちゃん

 今回は、姪(6ヶ月)、姪(1歳6ヶ月)、息子(2歳)の3人の子どもと一緒に遊んでみたので、それぞれの反応と遊び方についてご紹介します。

 

 つみき自体はとても軽くて、サイズも程よい大きさ。初めは掴むのに苦戦する姪(6ヶ月)でしたが、ちょっとサポートしてあげると、すぐに上手に持って遊ぶことができました。じーっと眺めていたかと思えば、「はむっ」とくわえたり、舐めたり、初めて触れるつみきに、「そこまで真剣にならなくても…(笑」と思うほど無我夢中でした。

 

 ところで、赤ちゃんが小さいうちはなんでも口に入れてしまうので、心配になるお母さんはたくさんいらっしゃると思います。しかし、五感をフル活用して周りの世界を認識する赤ちゃんにとっては、口を使って物の質感や形を学ぶことも大切な時間なのです。

 

こちらのつみきは、赤ちゃんの口に入らない大きなサイズで作られており、「玩具安全基準(ST)」もしっかり取得されているので安心ですね。なんでも口にいれたがりな赤ちゃんにとって、飲み込む心配もなく安心して遊ばせてあげることができました♪

 

 木は湿気に弱いらしいので、遊んだ後は濡れた布巾でふき掃除&風通しの良い場所で乾燥させてあげてくださいね!

【1歳】破壊なくして創造なし!壊すことから始まる遊びの世界

 「木を積む」と書いて「つみき」と呼びますが、子どもにとってはじめは「積む」よりも「倒す(崩す)」ことから、徐々に遊び方を発展していきます。

 

 例えば1歳の姪っ子。まずは1つ1つゆっくりと触れて「これってなんだろう?」「どうやって遊ぶのかな~?」と考えている様子でした。遊び方を丁寧に教えてあげてもいいのですが、子ども自身で遊び方を発見できるよう、ここはあえてほんのちょっとのサポートにとどめてみるのもオススメです。

 

 遊び方に悩んでいる姪っ子の近くに、いくつかつみきを高く重ねてみました。すると、それをみて「ぱたーん!」と倒し、喜ぶ姪っ子。もう一度積み上げてあげると、またもや倒して喜び、そんな繰り返し遊びにニコニコしていました。

 

 すると、次第に自分で積み上げることを覚え、倒したり積み上げたりを続けるうちに、バランスが取れるようになったり、より高く積めるようになったりと、少しずつレベルアップした遊びができるようになりました。

 

 当たり前のように見えるこの様子も、実は子どもにとっては大きな成長の一歩。元々あった形が崩れることで、「さっきみたいにするにはどうすればいいんだろう」と考え、それを再現できると「できた!」という喜びや自信が生まれます。それを繰り返すうちに、もっとたくさん積んだり、倒し方を変えてみたりと、自分なりに工夫を加えて更なる発見へとつながります。

 

 つみきはシンプルなおもちゃだからこそ、子どもたちの創意工夫を間近でみられる楽しみが詰まったおもちゃでもあるのです

【2歳】「当てっこ遊び」で言葉を覚える楽しさを身につけよう!

 言葉の使い方が発達する2歳児には、どうぶつのつみきをつかった当てっこ遊びがおすすめ。

 

 つみき遊びはお手のものな2歳の息子。「パンダどーれだ?」とクイズを出すと、「これ!」と元気よく掲げました。小さい子にも馴染みのある動物たちが描かれているので、「ものには名前がある」ということを認識する時期の2歳児にもうってつけですね。

 

  すぐに名前が出てこなかったり、名前を覚えられなくても、あせる必要は全然ありません!言葉に限らず、子どもの成長には大なり小なり差があって当たり前です。今は周りの子よりも語彙や口数が少なくても、気づけば同じかそれ以上にお喋りになっているもの。

 

 そして、 新しい言葉を覚えることができたときは、たくさん褒めて一緒に喜んであげるのがポイントです。なにかを覚えること自体が嬉しくなって、きっといろんな言葉を楽しんで覚えられるようになると思います!

 

 さて、つみきに話を戻すと、こちらのどうぶつの絵が描かれたつみきは、中に色々な形の木玉が入っていて、振るとそれぞれ違う音が聞こえます。初めはどうぶつの絵で当てっこ遊びをしていた2歳の息子も、途中で「音が違う!」と気づいてからは、「カラカラ♪」「かちゃかちゃ♪」と、音を出すのに夢中になって遊んでいました。

 

 つみきには写真で遊び方のお手本が書いてあるので、そのうち子どもたちでお手本を再現して遊ぶ様子も見られました。音のなるつみきは、表面がなみなみしたつみきの上を転がすと「ガタガタ」「かしゃかしゃ」と可愛い音を鳴らして転がっていきます。いろんな動きや音が楽しめる点は年齢問わず嬉しいようで、0歳も1歳も2歳も、みんな喜んで遊んでいました。

つみきと考える、子どもの未来。

 最後に、この『赤ちゃんと地球にやさしい松のつみき』は、地球の自然を守る活動を行う FSC®︎(森林管理協議会)の認証がついた木材を使ったおもちゃなんです。

 

 

 「子どもたちがこれから暮らしていく未来の社会の作りを支える」というコンセプトから、木材やパッケージに使われる紙の素材を、地球に優しいものでつくったとのこと。最近「SDGs(持続可能な開発目標)」という言葉をよく耳にしますが、まさかおもちゃにまでそのムーブメントが来ているとは…!

 

 SDGsって海外の団体や大きな企業など、一部の人たちにしか関係ないものと思っていましたが、言われてみれば、20年もすればこの子たちも立派な大人なのかと、ふと考えさせられました。でも、SDGsって言われても難しくてよくわからないし…。

 

 そんなことを考えながら子どもたちがつみきで遊ぶ様子を眺めていると、ふと蘇った小さな頃の思い出。私が昔遊んでいたつみきは、母が今までずっと大切にとっておいてくれて、今は息子や孫たちみんなで遊んでいます。

 

 母も我が子のためにたくさんあるおもちゃから選び、一緒に遊んで、そして大切に保管してくれていたのだなーと、自分の子どもが産まれた今、改めて気づきました。「おさがり」も立派なSDGsですね。

 

私も松のつみきを息子とたくさん遊んで、いつかこのつみきで孫と一緒に遊べる日を楽しみにしたいと思います。

【オマケ】つみきにピッタリのわらべうた

 私の中で勝手にシリーズ化している遊びの一口メモをご紹介をします♩

  わらべうたとは昔の生活の中から自然に生まれたもので子どもの話や言葉の延長で作られているうたです。リズムやメロディーもシンプルで歌いやすく、一緒に遊べる歌もたくさんあるのでおすすめです。

 積み木って積むものだと思う方が多いのではないでしょうか?大人が積んだものを崩すのも遊び、2つを持って叩いて音を出すのも子どもにとっては大事な遊びなんです。でも大切な積み木でカンカン叩かれるのは少し気になりますよね。

そんな時はこの歌を歌ってみてください。

 

いしの なかのなかの かじやさん ♪ 

いしついで くなんせ ♪

 

 うたに合わせて2つの積み木をカチカチあわせてリズムを取るだけのシンプルな遊びです。歌に合わせて歌っているうちに子どもも大人も気持ちが落ち着いてきますよ。是非お子さんと一緒に歌ってみてくださいね。


ライター:齊藤由佳子

東京都内の保育園で保育士を務める1児のお母さん。おもちゃコンサルタントの資格を保有。コロナで外出ができない子どもたちのために、ZOOMで多くの親子とリモートで遊んだり歌ったりを楽しめる「リモート保育」の活動を行う。