WOODY PUDDY

社長ブログ

WOODY PUDDYブランドの始まり

夢と挑戦の物語

ウッディプッディの物語は、ひとつの小さな「挑戦」から始まりました。

長年、ディンギーという会社で培ってきた経験をもとに、
「子どもたちの未来にもっと寄り添えるものをつくりたい」
そんな想いから、“木製のこども用家具と玩具”という新しい世界へ踏み出すことを決めたのです。

ブランドの名前は、もちろん『WOODY PUDDY』
安心で、安全で、そして心にやさしい木のぬくもりを届けたい。
子どもたちの成長のそばで、そっと見守る存在でありたい。
その願いを胸に、私たちの新たな挑戦が始まりました。

けれど、最初の悩みは「デザイン」でした。
どんな形なら、子どもも大人も笑顔になれるだろうか。
そこで、社内の7名のデザイナーにそれぞれの得意分野を活かし、自由にアイデアを形にしてもらうことにしました。

雑誌からヒントを得たり、市場を歩いて何度もリサーチを重ねたり。
みんなが夢中になってデザインと向き合い、少しずつ“ウッディプッディらしさ”が形になっていきました。

完成したデザインは、中国の木製工場へ。
試作品をお願いし、改良を重ねていく日々。

そして、神戸・六甲アイランドに約1,000平米の空き店舗を見つけました。
「ここで夢を形にしよう」――そんな思いで、私たちは勢いのままにプロジェクトを動かし始めました。

今思えば、あの時の決断は、想像以上に険しい道のりでした。
けれど、夢と希望にあふれていた私たちは、
ただ前を見つめ、木の香りに包まれながら未来を信じて進んでいきました。

ウッディプッディという名の物語は、
こうして静かに、けれど力強く動き始めたのです。

ウッディプッディ誕生秘話

ウッディプッディ」という名前には、たくさんの想いと、少しの偶然、そして大きな愛情が込められています。

ブランドを立ち上げるとき、私たちは10以上の候補名を考えました。
どの名前なら、お客様の心にやさしく響くだろう。
どんな言葉なら、木のぬくもりと笑顔を感じてもらえるだろう。
そんな思いで、ひとつひとつの言葉を大切に選んでいきました。

しかし、不思議なことに、よいと思った名前はすでに誰かに使われていました。
そこで私たちは考えました。

――「それなら、自分たちの手で新しい名前を生み出そう」と。

そのとき、ふと頭に浮かんだのは、私が昔から好きだった“やわらかいプリン”のイメージ。
やさしくて、あたたかくて、思わず笑顔になるあの感覚です。

「木=Woody」
「プリン=Puddy」
その2つを合わせて、『 Woody Puddy(ウッディプッディ)』が誕生しました。

それはまるで、わが子に名前をつけるような気持ちでした。
この小さな名前が、やがて多くの方に愛されるブランドになることを願って――。

そして今。
ウッディプッディは、たくさんのご家庭で笑顔とともに育まれています。
お客様の「大切な時間」に寄り添えるブランドに育ったことを、心からうれしく思います。

これからも、
木のぬくもりを通して、心をつなぐブランドでありたい。
そして、ウッディプッディを手に取った人の暮らしに、
小さな幸せとやさしさを届けていきたいと思っています。