WOODY PUDDY

ウッディプッディコラム

【 SDGs × つみき 】FSC®️認証のサステナブルなつみきを、3人の子どもたちと一緒に遊んでみた! – 保育士ママが遊んでみた #05 

みなさんこんにちは!

 

 私は都内で保育士をしながら、2歳になった子どもを育てるママです。「おもちゃコンサルタント」というおもちゃの資格を保有するほど、私自身おもちゃや遊びが大好きで育児にも親子で一緒に楽しめる遊びを取り入れようと日々奮闘しています!

 

  昨年の4月に仕事復帰をして、仕事に育児に家事にと毎日バタバタとすごしています。職場復帰して思うのはママって忙しいんだな~ということ。(パパもお疲れ様です)

 

  みんなよく頑張ってる!みんなたまにはリフレッシュしながら子育てを楽しみましょうね。

 

 さて今回は、2022年1月にウッディプッディさんから発売されたつみき「赤ちゃんと地球にやさしい松のつみき」についてご紹介します。「初めてのつみきって、どれを選べばいいんだろう?」と悩んでいる方の参考にして頂けたら嬉しいです。

 

子どもには遊びを、大人には癒しを。


 名前の通り「松(マツ)」でできたつみきなのですが、箱を開けて初めに感じるのは、フワッと優しい松の香り。

 

  触り心地も思ったより滑らか。スベスベとサラサラの間くらいで、触れているだけで妙に落ち着きます。子どもにあげるよりも先に、お母さんである私が癒されてしまいました(笑

 

【0歳さん】世界を知るためにとことん “味わう” 赤ちゃん

 今回は、姪(6ヶ月)、姪(1歳6ヶ月)、息子(2歳)の3人の子どもと一緒に遊んでみたので、それぞれの反応と遊び方についてご紹介します。

 

 つみき自体はとても軽くて、サイズも程よい大きさ。初めは掴むのに苦戦する姪(6ヶ月)でしたが、ちょっとサポートしてあげると、すぐに上手に持って遊ぶことができました。じーっと眺めていたかと思えば、「はむっ」とくわえたり、舐めたり、初めて触れるつみきに、「そこまで真剣にならなくても…(笑」と思うほど無我夢中でした。

 

 ところで、赤ちゃんが小さいうちはなんでも口に入れてしまうので、心配になるお母さんはたくさんいらっしゃると思います。しかし、五感をフル活用して周りの世界を認識する赤ちゃんにとっては、口を使って物の質感や形を学ぶことも大切な時間なのです。

 

こちらのつみきは、赤ちゃんの口に入らない大きなサイズで作られており、「玩具安全基準(ST)」もしっかり取得されているので安心ですね。なんでも口にいれたがりな赤ちゃんにとって、飲み込む心配もなく安心して遊ばせてあげることができました♪

 

 木は湿気に弱いらしいので、遊んだ後は濡れた布巾でふき掃除&風通しの良い場所で乾燥させてあげてくださいね!

【1歳】破壊なくして創造なし!壊すことから始まる遊びの世界

 「木を積む」と書いて「つみき」と呼びますが、子どもにとってはじめは「積む」よりも「倒す(崩す)」ことから、徐々に遊び方を発展していきます。

 

 例えば1歳の姪っ子。まずは1つ1つゆっくりと触れて「これってなんだろう?」「どうやって遊ぶのかな~?」と考えている様子でした。遊び方を丁寧に教えてあげてもいいのですが、子ども自身で遊び方を発見できるよう、ここはあえてほんのちょっとのサポートにとどめてみるのもオススメです。

 

 遊び方に悩んでいる姪っ子の近くに、いくつかつみきを高く重ねてみました。すると、それをみて「ぱたーん!」と倒し、喜ぶ姪っ子。もう一度積み上げてあげると、またもや倒して喜び、そんな繰り返し遊びにニコニコしていました。

 

 すると、次第に自分で積み上げることを覚え、倒したり積み上げたりを続けるうちに、バランスが取れるようになったり、より高く積めるようになったりと、少しずつレベルアップした遊びができるようになりました。

 

 当たり前のように見えるこの様子も、実は子どもにとっては大きな成長の一歩。元々あった形が崩れることで、「さっきみたいにするにはどうすればいいんだろう」と考え、それを再現できると「できた!」という喜びや自信が生まれます。それを繰り返すうちに、もっとたくさん積んだり、倒し方を変えてみたりと、自分なりに工夫を加えて更なる発見へとつながります。

 

 つみきはシンプルなおもちゃだからこそ、子どもたちの創意工夫を間近でみられる楽しみが詰まったおもちゃでもあるのです

【2歳】「当てっこ遊び」で言葉を覚える楽しさを身につけよう!

 言葉の使い方が発達する2歳児には、どうぶつのつみきをつかった当てっこ遊びがおすすめ。

 

 つみき遊びはお手のものな2歳の息子。「パンダどーれだ?」とクイズを出すと、「これ!」と元気よく掲げました。小さい子にも馴染みのある動物たちが描かれているので、「ものには名前がある」ということを認識する時期の2歳児にもうってつけですね。

 

  すぐに名前が出てこなかったり、名前を覚えられなくても、あせる必要は全然ありません!言葉に限らず、子どもの成長には大なり小なり差があって当たり前です。今は周りの子よりも語彙や口数が少なくても、気づけば同じかそれ以上にお喋りになっているもの。

 

 そして、 新しい言葉を覚えることができたときは、たくさん褒めて一緒に喜んであげるのがポイントです。なにかを覚えること自体が嬉しくなって、きっといろんな言葉を楽しんで覚えられるようになると思います!

 

 さて、つみきに話を戻すと、こちらのどうぶつの絵が描かれたつみきは、中に色々な形の木玉が入っていて、振るとそれぞれ違う音が聞こえます。初めはどうぶつの絵で当てっこ遊びをしていた2歳の息子も、途中で「音が違う!」と気づいてからは、「カラカラ♪」「かちゃかちゃ♪」と、音を出すのに夢中になって遊んでいました。

 

 つみきには写真で遊び方のお手本が書いてあるので、そのうち子どもたちでお手本を再現して遊ぶ様子も見られました。音のなるつみきは、表面がなみなみしたつみきの上を転がすと「ガタガタ」「かしゃかしゃ」と可愛い音を鳴らして転がっていきます。いろんな動きや音が楽しめる点は年齢問わず嬉しいようで、0歳も1歳も2歳も、みんな喜んで遊んでいました。

つみきと考える、子どもの未来。

 最後に、この『赤ちゃんと地球にやさしい松のつみき』は、地球の自然を守る活動を行う FSC®︎(森林管理協議会)の認証がついた木材を使ったおもちゃなんです。

 

 

 「子どもたちがこれから暮らしていく未来の社会の作りを支える」というコンセプトから、木材やパッケージに使われる紙の素材を、地球に優しいものでつくったとのこと。最近「SDGs(持続可能な開発目標)」という言葉をよく耳にしますが、まさかおもちゃにまでそのムーブメントが来ているとは…!

 

 SDGsって海外の団体や大きな企業など、一部の人たちにしか関係ないものと思っていましたが、言われてみれば、20年もすればこの子たちも立派な大人なのかと、ふと考えさせられました。でも、SDGsって言われても難しくてよくわからないし…。

 

 そんなことを考えながら子どもたちがつみきで遊ぶ様子を眺めていると、ふと蘇った小さな頃の思い出。私が昔遊んでいたつみきは、母が今までずっと大切にとっておいてくれて、今は息子や孫たちみんなで遊んでいます。

 

 母も我が子のためにたくさんあるおもちゃから選び、一緒に遊んで、そして大切に保管してくれていたのだなーと、自分の子どもが産まれた今、改めて気づきました。「おさがり」も立派なSDGsですね。

 

私も松のつみきを息子とたくさん遊んで、いつかこのつみきで孫と一緒に遊べる日を楽しみにしたいと思います。

【オマケ】つみきにピッタリのわらべうた

 私の中で勝手にシリーズ化している遊びの一口メモをご紹介をします♩

  わらべうたとは昔の生活の中から自然に生まれたもので子どもの話や言葉の延長で作られているうたです。リズムやメロディーもシンプルで歌いやすく、一緒に遊べる歌もたくさんあるのでおすすめです。

 積み木って積むものだと思う方が多いのではないでしょうか?大人が積んだものを崩すのも遊び、2つを持って叩いて音を出すのも子どもにとっては大事な遊びなんです。でも大切な積み木でカンカン叩かれるのは少し気になりますよね。

そんな時はこの歌を歌ってみてください。

 

いしの なかのなかの かじやさん ♪ 

いしついで くなんせ ♪

 

 うたに合わせて2つの積み木をカチカチあわせてリズムを取るだけのシンプルな遊びです。歌に合わせて歌っているうちに子どもも大人も気持ちが落ち着いてきますよ。是非お子さんと一緒に歌ってみてくださいね。


ライター:齊藤由佳子

東京都内の保育園で保育士を務める1児のお母さん。おもちゃコンサルタントの資格を保有。コロナで外出ができない子どもたちのために、ZOOMで多くの親子とリモートで遊んだり歌ったりを楽しめる「リモート保育」の活動を行う。

我が子も愛用!おしゃれ好きな子どもにピッタリの知育おもちゃ「きらきらコスメセット」


子どもは「ごっこ遊び」が大好きですよね!

ごっこ遊びは、特に子どもの脳の発育に効果的な遊びとされています。そんなごっこ遊びの代表格が「おままごと」。いつもお母さんがお料理している姿を見て、自分も同じことをしたいという思いが、いつしか「真似る」という遊びに表出します。

今回ご紹介するのは、女の子なら絶対に大好きなメイクごっこ。お母さんやお姉ちゃんはもちろんですが、街ゆく人や、メディアで見る煌びやかな方をみて「自分もこんなふうになってみたい…!」と好奇心を掻き立てられる子は少なくないはず。

今回は、ウッディプッディさんから発売された、木の温かみがかわいい「きらきらコスメセット」で、4歳の娘が実際に使ってみたレビューと、メイク遊びで育てる知育内容をご紹介します!

好奇心を育てる


ごっこ遊びの原点は、子どもの「観察力」。それが「興味関心」をひきたて、自分もやってみたいという「意志」が芽生え、やがて「遊び」へと発展します。そのため、おままごととは子どもの好奇心と満足感に欠かせない大切な遊びの時間です。

メイクにたとえると、いつもお母さんがメイクしている姿を見て「ママ、何をしているの?」とお母さんの行動に疑問、興味を持ち始める時期が来ます。

子どもは気になり始めると絶対に「やりたい!」となりますが、みなさんはそんな時、「大きくなったらね!」と返してはいないでしょうか?

確かに実際のメイクは子どもに使うには早すぎるし、目を擦ったり舐めたりしてしまうのも心配。様々な理由から実物に触れさせるのは良くないと判断し「大人になったら」「まだ早いから」と言い訳をしてしまいがち。

そんな時に助かるのがおままごとのおもちゃ。料理のものはたくさんありますが、コスメやお化粧がテーマのおままごとってあまりありませんよね。

ウッディプッディのコスメセットは、一つ一つのおもちゃが本物と同じような動作ができるので、興味をもってやりたいという子どもの意志をしっかりと尊重出来る、知育玩具としても優れたおままごとです。

実体験が大切!親子で一緒に!


子供の好奇心や興味関心を育てるには、何より実体験が一番効果的です!もちろん大人のメイク道具は渡せないので、さっそく「きらきらコスメセット」の出番。

コスメセットはファンデーションやアイシャドウ、チーク、チークブラシ、口紅、など、メイクに必須のアイテムが一通り備わっています。加えて、くしや香水、鏡、指輪やポシェットなど、さらにオシャレが楽しめるアイテムまで!

実体験に加えて、親子で一緒に楽しむことも同じくらい大切なんです。

基本的に子どもは、身近な大人を見て真似しながら学ぶものです。お母さんがメイクする時に、横で同じ動作を遊ばせてあげると、もっと楽しくなるかも。平日の朝など忙しい時は難しいので、お休みの日などはぜひ一緒にしてあげてください!

一緒に使う時は、一つずつどれをどのように使うのか教えてあげながらメイクをしてみましょう。例えば、アイシャドウの場合、色が4色あります。「どの色にしてみる?色を混ぜてみる?ピンク(赤)とブルーで紫色になるんだよ。」なんていう会話もいいですよね。

本物と見比べながらでもいいですが、おままごとはなんたって空想次第で無限に広がる世界ですから、子どもの想像力に任せて、自由に楽しんでみるのがベストです!

木製なのにリアルなメイクセット


コスメセットは木製です。しかし、内容は本物同様のメイクセット。パフやブラシも付いているので、目の前に揃うだけですでにオトナ気分!

香水はふたを開けると、実物同様にポンプを押せます。「どんな香りがする?」と、イメージを膨らませる会話で世界観を広げていきましょう。

ファンデーションと口紅は、我が家の娘のお気に入り。ファンデーションはカスタネットのようにゴムで固定されていて、開けるとふわふわのパフが入っています。鏡も付いているので、顔中をパタパタすることを楽しんでいます。

口紅は本体をくるくる回すと中身が出てくる本格仕様!嬉しそうに口紅を塗る姿が愛らしいです。

専用のポシェットも付いているので、子どもでもお片付けがカンタンにできちゃいます!ポシェットだけお出掛けに持って行くのもオススメですね。

女の子が夢中になるメイク遊び

娘はメイクに一通り慣れてきたので、私やぬいぐるみにもメイクをしてくれるようになりました。

また最近では、メイク屋さんと称するごっこ遊びも始まりました。「いらっしゃいませ!」から始まり、お店屋さんとお客さんに。コミュニケーション力や想像力は、子どもが楽しめば楽しむほど伸び伸び育っていくもの。子どもの目を通して見える素敵なコスメの世界を、ご家族みんなで一緒に楽しんであげると、お子さんもきっと嬉しいと思います。

メイクセットは小さいうちから大きくなっても楽しめる遊びです。おしゃれ好きな子なら、絶対に目が輝くセットなのでおすすめですよ!

キラキラコスメセット

パステルカラーと木目のナチュラルな質感がマッチした、可愛らしくもどこかオトナの雰囲気を感じるデザイン。一つ一つのギミックの細かさは必見です!

詳しくはコチラ

ライター:節子日記

知育ブロガー・インスタグラマー。3歳児を子育て中。6学年先の学習をやっている我が子の子育て経験をもとに、幼児教材・知育玩具・絵本など幼児教育に関することを発信中。子供と向き合い子供の可能性を引き出すことに活かしてもらえるような投稿を運営。
ブログ:https://setsukodiary.com/
インスタグラム: https://www.instagram.com/setsukodiary/

サラリーマンおもちゃに出会う #01 「ウッディプッディのおもちゃに出会う」

私は現在、静岡県にある『焼津おもちゃ美術館』というところで、様々なおもちゃをお客様にご紹介したり、プライベートでもおもちゃを作ったりと、朝から晩まで木のおもちゃに囲まれて暮らしています。

そんな私ですが、ほんの数か月前までは、東京で普通の会社員、それも木や子どもには全く縁のない会社で働いていました。そんな私がある日、『東京おもちゃ美術館』で木のおもちゃと出会い、5年ほど「おもちゃ学芸員(※)」というボランティアとして通ううちに、徐々にその世界に引き込まれて、ついに転職して現在に至ったわけです(そのお話はまた次の機会に…)。

今回のコラムでは、そんな木のおもちゃが大好きな私が、ウッディプッディのおもちゃの中で特に好きなおままごとをご紹介します。ぜひ、今後のおもちゃ選びにお役立ていただけたら嬉しいです。

※おもちゃ美術館でおもちゃと遊びを来館者に伝える「遊びの案内人」

はじめてのおままごと スウィーツパーティーセット


私が普段勤めている「焼津おもちゃ美術館」にも、ウッディプッディのおもちゃがいくつか展示されており、こちらの『スウィーツパーティーセット 2021』もその一つ。ここに含まれる『アイスクリームセット』は、今年の『GOOD TOY AWARD 2021』にも選ばれました。今後さらに注目を集めるかもしれません。

このアイスについて私が「いいな」と思ったポイントは、子どもの手に優しい絶妙な磁力の強さ。一つ一つのアイスと、それをすくうスプーンには、それぞれ中に磁石が埋め込まれています。アイスの上にスプーンをかざすと、ぱちっと優しくくっついて、それをコーンの上に移して遊ぶことができます。

こちらは3歳児さん以上を対象としたおもちゃですが、2歳児さんくらいのお子様でもスムーズに取り外しができるので、兄弟姉妹や、歳の少し離れたお友達と一緒に遊ぶ際にも、同じように遊べて楽しいだろうなぁと感じました。

ちょうど先日、おもちゃ美術館で「4段乗せられた!」と喜んでいる娘さんとお母さんがいらっしゃいました。娘さんが喜び、その姿を見てお母さんが喜び、そんなお母さんの様子をみてさらにやる気になって夢中で遊ぶ娘さん。あんな時間を作ってくれるおもちゃって、本当にいいなと思います。

はじめてのおままごと 焼き魚セット


正式に「焼津おもちゃ美術館」に勤める前は、「東京おもちゃ美術館」で「おもちゃ学芸員」としてボランティア活動していました。そんな時に出会ったのが、こちらの焼き魚セット』。初めて見た時は「こんなおもちゃがあるんだ!」と驚いたのを覚えています。

三枚におろせる焼き魚と卵焼き。納豆の乗ったごはんに、出汁の種類(色)が選べるお味噌汁。申し分ない和定食が完成です。セットには焼き網、包丁、まな板などもあるので、魚を切るところから始まり、お皿に盛り付けて、「いただきます」までしっかり再現できる。滑り止めのついた本物さながらのお箸もついているので、遊びがそのままお箸の練習にもなります。

子どもは、おままごと遊びを通して大人の振る舞いを真似るほど、その遊びに夢中になります。この焼き魚セットでは、作る、配膳する、食べると、一連の動作がしっかり反映されているので、美術館で遊ぶ子どもたちも、たっぷり遊べて満足げです。

そんな子どもたちの中でも、既に料理姿がサマになっている子もいます。きっと、普段からお母さんや家族が料理する姿を見ていたり、お手伝いをしているんでしょうね。ママに褒められ、まんざらでもない笑顔を浮かべる子どもたちからいつも元気をもらっています。

はじめてのおままごと 和菓子セット


アイス、焼き魚と来て、また甘いものに戻ります。最後は今年発売された『和菓子セット』

和菓子をテーマにしたおままごとって、よくありそうだなと思いきや、コレがなかなか珍しいんです。日頃おもちゃに触れる私も、今作を見て「そう来たか」と思いました。たい焼きやどら焼きは、身近なお菓子でありながら、おもちゃとして見ることはそうそうありませんでした。

そんな和菓子がたくさん詰まったセット。私がおすすめなのは、テーマごとに和菓子を揃えて遊んでみることです。色や形もそうですが、実際の和菓子は、季節を反映した材料やデザインが特徴ですので、これをきっかけに季節のお話など家族の会話が広がるとうれしいですね。

さらに商品ページでは、その和菓子が生まれた背景なども紹介されています。一つ一つの和菓子に、どんな思いが込められているか、どんなきっかけで生まれたか。そんな豆知識と合わせて遊んでみると、和菓子のかわいさや美味しさに加えて、日本の四季や文化についても、楽しく学べるのではないでしょうか。

個人的には「らくがん」をラインナップに加えるセンスに花まるを付けたいです!

ライター:楠慎也(くすのき しんや)

おもちゃコンサルタントマスター。2016年から一般企業で働きながら「おもちゃ学芸員」としてボランティア活動を開始。2021年5月に特定非営利活動法人「芸術と遊び創造協会」へ転職。現在は静岡県『焼津おもちゃ美術館』に勤務。

『焼津おもちゃのもり美術館(公式サイト)』

子どもは大人の思い通りに遊ばない – しみずみえ

こんにちは。あそびの専門家しみずみえです。

前回は「遊びとは、たとえ目的がなくてもわくわくするもの」というテーマでコラムを書かせていただきました。カーテン、砂、葉っぱ、木や花びらなど、日常に存在するあらゆるものが、とりわけ小さな子どもにとってのわくわくであり、その好奇心こそが、本当の意味での「学び」につながるのでは、というお話でした。

そんな「いい遊び」のテーマに続き、今回は「いいおもちゃ」について考えてみたいと思います。

そのおもちゃ、本当に子どものためになっている?

突然ですが、「いいおもちゃ」と聞いてどんなものを思い浮かべますか?

木などの天然素材、北欧の有名ブランド、〇〇式や〇〇教育など、専門的な教育カリキュラムに基づくもの…と、一人一人違った形の「いいおもちゃ」があるかもしれませんね。

ですが、私にとってのいいおもちゃとはもっとシンプルで「子どもが遊び方を決められるおもちゃ」。作り手の計算通りに遊ぶのではなく、遊び手である子どもたちが、それぞれのスタイルで遊び方を模索し、それぞれのセンスでわくわくできるおもちゃです。

昨今、子どもの知能向上を目的とした「知育玩具」が広く普及しています。多様なおもちゃを楽しめること自体は喜ばしい一方で、「正しく遊ばせなければならない」「頭をよくしなくちゃならない」と、いつしか本来の遊びから遠ざかり、大人たちの目的や義務感ばかりが先行してしまうおもちゃも少なくありません。

子どもたちは、そんなおもちゃを心から楽しんで遊ぶことができるでしょうか。無意識に、子どものためではなく、自分たちのためのおもちゃになっていないでしょうか。

必ずしも「大人の思い通り」にはならない子どもの遊び

私の思う「いいおもちゃ」の例として、ウッディプッディの『RING10(リングテン)』があります。

これはドーナツのような木製リングと、輪投げの棒のような土台がセットになったおもちゃです。そのほかにも、専用の紐、サイコロ、顔や帽子のパーツなど、細かなおもちゃもセットになっています。

パーツの組み合わせと発想次第では実に様々な遊びかたが楽しめるRING10。自由度が高いゆえ、遊び方の参考にできる写真付きの説明書も同梱されています。

しかし、これはあくまで私の予想に過ぎませんが、おそらく子どもたちは説明書通りの遊び方だけでなく、個々にオリジナルの楽しみ方を見つけるのではないかなと思っています。

例えば、箱から出した途端に床にザザーッとばらまき、その勢いのある音や動きを楽しむ子ども。自分のお気に入りのカバンに入れて、得意げになっておでかけを楽しむ子ども、食べ物に見立て、料理や食事ごっこを楽しむ子どもなどなど…。

「RING10」もまた知育的な意図があって作られる「知育玩具」として販売されています。なので、自由な遊び方に興じる子どもたちを見ると、「こうやって遊ぶのよ」と教えたくなったり「ちゃんと遊ぼうね」と注意したくなる時があるかもしれません。

でも、大丈夫です。だって自分で遊び方を決められるおもちゃって、「創造性」、「発想力」、「好奇心」その他諸々・・・・・子どもたちに身に付けて欲しいと思う様々なチカラが、充分に育まれていると思いませんか?

たとえ大人の思い通りの遊び方にならずとも、「いいおもちゃ=子どもが自ら遊びを作り出せるおもちゃ」には、自然と子どもたちを育む要素がたくさん詰まっているのです。

「目的にそった知育効果が得られないのでは?」と不安を感じるときは…

といっても、せっかく知育的な目的を持っておもちゃを選んでいるから、それもしっかり身に付けて欲しいんだよね、と思うこともあるかもしれません。

そんなときは「これが正しい遊び方なの!」と焦るのではなく、「お母さん/お父さんも一緒に遊んでみていい?」と声をかけながら、保護者の方自ら楽しそうに遊んでみてください。

数えながら棒に入れるとか。リングの穴にひもを通すとか。とにかく「楽しそうに遊ぶ」ことが大切です。すると、「パパやママが楽しそう!」「そんな遊び方もできるんだ、面白そうだな!」と自然と子どもたちも真似を始めるでしょう。

子どもたち自身が遊びを決められる、ということは、子どもたちが自分で考えて遊び、自分なりの楽しさを見つけること。そんな子どもたちを、優しく見守り、そして応援してあげましょう。

遊びを通して、子どもたちが、受け身ではなく、主体的に自分の時間を過ごせるような、そんなおもちゃに出会えたらいいですね。

ライター:しみずみえ

こどもの育ちとあそびの専門家。 玩具メーカーでの企画開発、KCJ GROUP 株式会社での『キッザニア東京』の創業、こども向け体験講座の企画運営、保育園の立ち上げ支援などに携わる。 現在は、あそびを通して、おとな・こどもが共に自分らしさを育むことを目指し、こどものための遊びプログラムの提供、およびどもに関わる大人のための講座や研修を行う。

【関連サイト】 こども×おとな×しごとプロジェクト
https://kocp.net/

【書籍】『あそびのじかん―こどもの世界が広がる遊びとおとなの関わり方(英治出版)』https://www.amazon.co.jp/dp/4862762174/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_S03Z6ZBCF3M0JT4C8DG3

おままごとキッチンに迷ったら『コンパクトキッチン』を試してみて!

みなさんこんにちは。

知育ブロガーの節子日記と申します。

みなさんのご家庭で、「おままごとキッチン」は使っていますか?

子どもの成長に比例して、おもちゃに求めるクオリティもだんだんと上がってくる。そんなとき、おままごとキッチンがあるとぐっと楽しみが広がります。

しかしこのおままごとキッチン、本格的な遊びが楽しめる一方で多くの方が直面する問題があります。それは「サイズがかなり大きい」こと。価格もさることながら、その大きさはもはやひとつの家具。初めはかわいいと思っても、次第に圧迫感を感じて後悔する方も少なくないでしょう。

かくいう私の家にも、ひとつのおままごとキッチンがあります。といっても、テーブルの上に置いて遊べる、小さくてかわいいキッチンです。その名も『コンパクトキッチン』。そのままですね(笑

「小さいから良いってもんじゃないでしょ」と感じる方もいらっしゃるはず。なので、今日は実際に我が家で使用した感想を率直にお伝えしたいと思います。

1.場所を取らないコンパクトさ

1番のメリットは、その名の通りサイズが小さいこと。

一般的なおままごとキッチンは、良くも悪くもその「大きさ」が特徴です。初めこそ楽しく遊べますが、子どもが大きくなるまでの数年間、常に家の中に置きっぱなしで、次第に圧迫感を感じたり、遊ぶ頻度が減るにつれて、ただの物置と化してしまいます

対するコンパクトキッチンは、家の収納スペースにもすっぽり収まるかわいいサイズ。遊ぶ時だけ取り出して、遊び終わったらすっと片付けて、おしまい。遊ぶ時以外は、部屋のスペースを常時広々と確保することができます。

2.子どもが持ち運べる軽さ

小さなサイズによるメリットは、単に場所を取らないだけでなく、どこでも遊べるところも重要なポイント。

コンパクトキッチンは子どもでも簡単に持ち上げられる軽さと大きさなので、家事をしている間はリビングで、他の時間は子供部屋で一緒にと、その時々の都合に合わせて場所を変えることができます。

お子様の年齢がまだ小さい方には、特に注目のポイントですね。いつも親の目が届くところで遊ばせられるので、他の作業をする時も安心ですよ。

3.身長差を気にせず、ずっと使える

大きなおままごとキッチンは基本的に立って遊ぶため、その高さと子どもの身長の関係がどうしても切り離せません。

購入するタイミングを見誤ると、キッチンに対して子どもがすぐに大きくなってしまい、せっかく買ったのに短期間しか使えなかった…なんてことも。

コンパクトキッチンの場合は小さくて軽いので、椅子やテーブルなど、いろんな場所に置いて使うことが可能です。お子様の身長に合わせて遊べるので、体への負担もなく、成長を理由に泣く泣く手放すこともなく!

さらに、年齢の違うご兄弟やお友達と遊ぶ際には、個々の身長に合わせた場所に配置できるのも良いですよ。複数で遊ぶ場合も、年齢や身長差で仲間はずれになる心配もなく、みんなで仲良く遊ぶことができます。

4.調和の取れたデザインのかわいらしさ

そんな私も、娘が2歳になるまでは大きなおままごとキッチンを使っていましたが、ウッディプッディのコンパクトキッチンに変えて以降、娘のお気に入りは変わらず、今でも現役です。

大きさの差こそあれ、コンパクトで小さなおままごとキッチンはいくつかありますが、その中でもウッディプッディがいい理由は、なんといってもその可愛さ!

木目と塗装部分のバランス、そして色合いの調和が取れいていて、他の食材とのコンビネーションもピッタリ。ウッディプッディのおままごと食材との相性もぴったりなので、食べ物が増えても統一性のある色使いと丸みを帯びた優しい形は、遊ぶ子どもにはもちろん、親目線でも安心して遊ばせることができます。

プラスチック製の製品や他の木製キッチンと比べても群を抜いていて、いつしか母親である私がファンになっていました…(笑

5.一番大切な「遊びの楽しさ」が満載

とはいえ、いくら親が「かわいい」と言ったところで、実際に遊ぶ子どもにとってはデザインなんて大きな差はありません。

しかし、今なお娘のお気に入りとして活躍する理由は、おそらくおもちゃにとって一番大切な「遊びの楽しさ」がしっかりと込められていることだと思います。

一つは、コンロのつまみ。単にくるくる回るだけでなく、「カチカチっ」という心地よい良い音とともに、実物のような手応えがあります。大人でも気持ちいいので、私の娘と同様、子どもたちは病みつきになること間違いなしです。

次に、ホワイトボード。普段はコンロに差し込んであるのですが、取り外して実際にペンで書いたり消すことができるので、お店屋さんごっこの際に注文を取る時などは良いですね。

さらに、ボードはひっくり返すとトレイになっています。付属の料理マグネットも種類が豊富なので、料理に見立てて一緒に使えます。

こんなふうに、細かいところまでしっかり遊びが考えられており、また一人だけでなく誰かと一緒に遊べる機能が、ナチュラルにデザインされているので、没入感を持ってごっこ遊びの世界を楽しむことができます!

まとめ.おままごとキッチンに欲しい要素が、全部詰まっていた!

ついたくさん書いてしまいましたが、それほどウッディプッディのコンパクトキッチンには、親と子ども目線での魅力がたっぷり詰まっています。

たとえ小さくても、本来一番大切な「遊びの楽しさ」がしっかりと備わっていれば、それはまさに万能キッチン!お子様のおままごとキッチンをお探しの方には、ぜひこちらをオススメします!

『コンパクトキッチンと調理グッズ』

場所を取らないコンロ型の木製キッチン。!ウッディプッディの人気おままごと商品を厳選した、すぐに遊べるお得なセットです。

ご購入はこちら!

書いた人:節子日記

知育ブロガー・インスタグラマー。3歳児を子育て中。6学年先の学習をやっている我が子の子育て経験をもとに、幼児教材・知育玩具・絵本など幼児教育に関することを発信中。子供と向き合い子供の可能性を引き出すことに活かしてもらえるような投稿を運営。

ブログ:https://setsukodiary.com/

インスタグラム:
https://www.instagram.com/setsukodiary/

おままごと キッチンは必要?どんなタイプを選べばいい?

みなさんこんにちは!

知育ブロガーの節子日記と申します。

子どもがおままごとで遊び始めたら、食べ物を増やしたり、お鍋を買い足したりしますよね。そして最終的な買い物がキッチンではないでしょうか。

我が家でも、おままごと キッチンは娘の知育遊びの必須アイテムになっています。

しかし、食べ物やお鍋とは違い、キッチンはかさばるので購入するかどうか迷う人も少なくないと思います。

そんなお悩みをお持ちの方に、おままごとキッチンの必要性、メリットとデメリット、また、キッチンをタイプ別にご紹介します!ご参考になりましたら幸いです。

購入のメリット

1.おままごと遊びの幅が広がる

2.コミュニケーション能力が育つ

3.食育に繋がる

なんといっても、遊びの幅と奥深さがグッと増すのがおままごとキッチンのいいところ。

お鍋を火にかけたり、洗い物をしたり、オーブンで料理をしたり、お母さんの普段の料理姿を真似出来るので子どもも大満足です。

また遊びの幅が広がることにより、コミュニケーション能力も育ちます。おままごとで出来ることが増えるので、使う単語も増えて語彙力が上がります。

キッチンを買うと料理の一連の動作を真似することが可能です。

例えば、カレーライスを一緒に作ろう!と提案してみます。キッチンで野菜を洗って、包丁で材料を切って、野菜やお肉を炒めて煮込んでという料理さながらの本格的な流れを一緒にやってみると、子どもはとても興味を持ちます。

そのような料理や食べ物への興味関心は食育に繋がります。

デメリット

・場所を取る

・物が増える

おままごとキッチンに付随するお悩みとして最も多いのは、やはり「場所を取る」ことだと思います。置き場所の確保と処分時の面倒さが一番のデメリットではないでしょうか。

また、キッチンはコンロやオーブンなどが付いているので、遊ぶためには必然的にお鍋やフライ返し、お玉など、小物が増えていきます。それに伴い、費用がかさんでいくというところも気になるポイントです。

しかし、全てのおままごとキッチンがそうとは限りません。特に「場所を取る」というデメリットを補うため、必要に応じたキッチンの選び方を少しだけご紹介します!

キッチンの選び方

A.サイズで選ぶ

1.立って遊ぶ(大きい)

2.座って遊ぶ(コンパクトで小さめ)

B.素材で選ぶ

1.プラスチック

2.木製

買った後で後悔しないよう、おままごとキッチンを選ぶ際には自分の必要に応じた選び方を心がけましょう。

まずは、先ほども説明した場所を取る問題の原因となる「サイズ」。

大きなものは、本格的なおままごとが楽しめる一方、置き場所を確保できない場合はおすすめできません。また、子どもの成長具合によってはすぐにサイズが合わなくなってしまう場合も。

しっかり場所を確保できる場合や、子どもが使わなくなった際にお譲りできる先が分かっているなら、大きい方がいいですね。

一方コンパクトな卓上タイプは、大きなキッチンほどのリアルなサイズ感や収納スペースはないものの、とにかく置き場所に困らないところは嬉しいですね。

片付けやすさはもちろんのこと、場所を選ばず好きなところで遊べる利便性にも注目です。成長に応じて置く場所を変えれば良いので、キッチン台が低くなる心配もありません。

次は「素材」です。

「プラスチック製」は、アルコール除菌で拭いてお手入れするなど、衛生面では利便性に長けています。キッチンの安定感やクオリティはあまり良くないものの、プラスチックは基本的に値段が安めです。

一方、「木製」はやはりプラスチックにはない、自然ならではの温もり感が魅力的。さらに耐久性もあり長く使えるので、プラスチックに比べて高価に感じるかもしれませんが、結果的にコストパフォーマンスは良いと思います。

まとめ:キッチンがあれば知育効果間違いなし!

タイプ別にメリット/デメリットをご紹介しましたが、まとめると個人的には以下のような回答となります。

・おままごとキッチンはあった方が絶対いい!

・「コンパクトサイズの木製キッチン」がメリットだらけ!

想像力が豊かになり、語彙力が付きコミュニケーション能力も育てられるなど、遊びながら知育効果もばっちりです。

我が家では、娘が木製のコンパクトな卓上型キッチンで日々おままごとをしています。家の中に置いた時のサイズ感や木のぬくもり、キッチンの機能性に大満足です。

キッチンのメリットデメリット、タイプを考慮に入れながら、購入を検討してみてください。

そして、我が家で使用しているおままごとキッチンはこちらです!

『コンパクトキッチンと調理グッズ』

場所を取らないコンロ型の木製キッチン。!ウッディプッディの人気おままごと商品を厳選した、すぐに遊べるお得なセットです。

ご購入はこちら

次回は、ウッディプッディの『コンパクトキッチン』を使ってみた感想をご紹介しますね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

ライター:節子日記

知育ブロガー・インスタグラマー。3歳児を子育て中。6学年先の学習をやっている我が子の子育て経験をもとに、幼児教材・知育玩具・絵本など幼児教育に関することを発信中。子供と向き合い子供の可能性を引き出すことに活かしてもらえるような投稿を運営。

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