読んでますか?

ミーンミーンと蝉の声の勢がいいと思ったら
もう8月に入ったんですね。
みなさんの気持ち的には
もう8月?」
まだ8月?」
どちらでしょうか?
年々、時間がたつのが早く感じる ウッディプッディの田路 40歳です。
みなさま 育児にお仕事 お疲れ様です!
私は、出産が遅かったので娘はまだ1歳ですが、
私の友人の子どもは、小学生が多いです。
みんな、子どもの夏休みの宿題で頭を抱え・・・
ふ~っ とため息をついてます(笑)
なんでも一番大変なのが「読書感想文」らしく、
こればっかりは、大人が手伝えないからなぁ・・・と。
そんな友人と息子君の会話が面白かったので
▼  ちょっと載せちゃいます  ▼
息子「もう感想文書いたよ」
母「え?いつの間に本読んだの?」
息子「去年の夏休み」
母「きょ、去年に読んだ本の感想を書いたの?」
息子「うん、先生は夏休みに読んだ本の感想を書いてって言ってたから大丈夫」
母「そんな問題じゃない~!!!」

親も学校の先生も大変ですね(汗)
さて、ウッディプッディの家具を作る
木工職人さんも 本を読んでいます。

あ、間違えました。

本ではなく「木」を読んでいます。
正確には「木理」を読む といいますが。

木理 とは
木材の断面に表れている木肌の様子。
年輪、繊維などの配列の模様。木目ともいう。
 

簡単にいうと
「木のくせを読み、それを活かすこと」
人間に個性があるように、木にも個性があります。
性質も木目もおとなしくて扱いやすいけど個性に乏しい優等生タイプの木材から
木目はすごく美しいが、クセが強い個性派タイプまで  さまざまです。
まるで物語のように、木は成長する過程で、
天候の変化など様々なことが起こります。
そして、個体差があるので、同じ木目は二つとしてありません。
私達と同じ、世界に一人 ひとつだけ。
その何十年も生きてきた木の物語を木肌から読み取り、
どうやって使っていくかを考え、
木を材料に切り分けていきます。
感性豊かな職人さんほど、木理を読むのが上手いといいます。
私も・・・
こどもをよく見て、
こどもの心を読んであげれるようになりたいなぁと思いました。
木取り
ウッディプッディの家具も、熟練の職人さんが木理を読み
木取りをしていっています。
工房から写真が届いたら、またアップしますね。

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