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木のおもちゃ

木のおもちゃとプラスチックのおもちゃ どっちがおすすめ?

木のおもちゃとプラスチックのおもちゃどっちがおすすめ?

お子様へのおもちゃを選ぶ上で、素材は非常に大切なポイントです。

多くのおもちゃは木製品とプラスチック製品に分かれます。子どもの安全や成長を考慮し、どのようなおもちゃが適しているのかを見極めるには、こうした素材のメリットを知る必要があります。

そこで本コラムでは、木製おもちゃとプラスチックおもちゃの魅力や選ぶポイントなど、それぞれの特徴を紹介していきます。

木のおもちゃの特徴と魅力

五感を刺激し成長を促進

木のおもちゃは、自然素材ならではのぬくもりや香りが楽しめることが大きな特徴です。

木製品は自然なあたたかさがあり、子どもが触れたときに安心感を抱きやすいと言われています。さらにブロックやスティックをたたくときに生まれる優しい音や自然な木目、木の質感や材質を楽しむことで、視覚や触覚の発達を促す効果も期待できます。自然素材特有の心地良さが、木のおもちゃの人気のひとつです。

ブロック・木玉といったシンプルなデザインのものが多いですが、こうした形状は想像力を活かした遊び方を引き出します。自由に組み合わせや役割を決めることによって、想像力だけでなく、集中力や探求心を育てるきっかけになります。

五感への刺激や自分で考える遊び方は、脳の発達や想像力の育成に役立つとされています。

安全性と耐久性

木のおもちゃは、素材自体が頑丈で割れにくいことから、長期間使い続けることができます。何度落としても壊れにくく、小さな破片が出にくいため、安全性が高いという評価があります。

特に無塗装の製品や自然由来の安全塗料を使用したものは有害化学物質への懸念が少なく、子どもが舐めたり触ったりしても安心して遊ばせることが可能です。健康に対する懸念が少ない点は、小さなお子様のいる家族にとって大きなメリットとなります。

また、長く使っていると角が少し丸みを帯びるなど、使い手によって風合いが変化していく楽しみもあります。木のおもちゃは手入れや定期的なメンテナンスをすることで長持ちするものも多いです。こうした経験から、物を大切に扱う姿勢や修繕して使い続ける精神を、自然と学ぶことにもつながります。

木製おもちゃの種類

木のおもちゃには非常に多くのバリエーションがあり、年齢や興味に合わせて選択肢が広がります。手作りの風合いがあるもの、シンプルな形状のものから少し複雑な仕掛けを持つものまで、子どもの成長段階に応じて選べる自由度の高さが魅力です。

ここでは、代表的な製品をさらに詳しく見ていきます。

赤ちゃん向けのラトルや歯固め

0歳から遊べる木のおもちゃといえばラトルや歯固め。やわらかな木材を使ったものが多く、赤ちゃんの口に触れても安心安全な設計が施されています。シンプルな作りでも、赤ちゃんは音や形状への興味から集中して遊び続けることができます。

木の歯固めは適度な硬さと天然素材の安心感があり、プラスチックの歯固めとは異なる心地よさが感じられます。小さな赤ちゃんほど、五感を刺激する素材との接触が成長にとても良いとされます。

おもちゃを振ったときの音や、口に触れたときの感触が、赤ちゃんの日常に新鮮な刺激をもたらします。

積み木・ブロック・パズルなどの知育玩具

木製の積み木やブロック・パズルなどは、組み立てる過程で子どもの空間認識力を高めたり、問題解決力を養ったりする効果があります。多くは1歳から遊ぶことができ、自分なりの答えやゴールを考え立体を認識していくため、子供の最初の知育玩具としてもおすすめです。

パズルであればピースをはめ込む順番や形の特徴を把握する必要があり、手先の器用さを育てる点でも有効です。また、達成感を得ることで自信や自己肯定感の向上にもつながります。

外国製のデザイン性に優れた木のおもちゃや、安全性が高い日本製の積み木など、贈り物にも人気が高いです。

コミュニケーションを育てるおままごとセット

2~4歳ごろから遊べる木のおもちゃでは、おままごとや知育玩具が人気です。

木製のおままごとセットやごっこ遊び道具は、見た目があたたかく、本格的な道具を意識した作りが人気を集めています。おままごとをしながら子どもは日常の行動を模倣し、社会性やコミュニケーション能力を育てるきっかけとなります。

木の調理器具や食材などは壊れにくく、長い期間使い続けられるため、飽きにくいという特長があります。また、塗装においても安心安全な基準を満たしている製品が主流で、おもちゃを口に入れてしまったり舐めてしまう年齢の子どもでも比較的安心です。

質感のある木製品に触れながらごっこ遊びをすることで、手先の運動能力を鍛えたり、道具の扱い方を自然に学ぶこともできます。子どもの独創性を引き出す遊び場面が多いため、兄弟や友だちと一緒に楽しむこともできるでしょう。

プラスチックおもちゃの特徴と利点

カラフルなデザインと軽量性

軽くて丈夫なプラスチックは、幅広いカラーリングと豊富な機能が特徴です。軽量であることから小さな子どもでも持ちやすく、落としてもケガにつながりにくいため、持ち運びにも便利で外出先でも気軽に遊べます。

大量生産がしやすいことから価格も比較的手ごろな場合が多く、種類の豊富さも魅力の一つです。キャラクターものなど、子どもの好みに合わせた商品展開が豊富です。

一方で、プラスチックは劣化しやすい素材でもあり、割れやすい製品や化学物質のリスクがある製品も存在するため、選ぶ際には安全基準を満たしているかどうかを確認することが大切です。特にリサイクルプラスチックを用いたものなどは、品質や安全性にばらつきがある可能性も指摘されています。

複雑な構造や先進的な遊び

プラスチックは成型の自由度が高いため、沢山のパーツを組み合わせたり、精巧なディテールを再現しやすい素材です。これにより、細かいキャラクター造形や、動きのある仕掛けを盛り込んだ商品が生まれています。

例えば、歯車が回る仕組みやスイッチを押すとパーツが動くなど、一見複雑に見える構造を子どもが楽しみながら探求できるのがプラスチックおもちゃの特長です。

音や光を出す仕掛けを取り入れやすいという利点もあります。センサーやボタンを活用し、歌やメロディ、光のアニメーションなどでインタラクティブな遊びが生まれます。

電子技術が使われているおもちゃや、複雑な形状を実現しているおもちゃなど、木製にはない先進的な要素を活かした製品があるので、子どもの興味や学習意欲を刺激する仕掛けが充実している点をポジティブに評価する声も少なくありません。

プラスチック製おもちゃの種類例

プラスチックおもちゃは、フィギュアやセット商品、水遊び用のアイテム、電子機能を備えたものまで、ジャンルを問わず幅広く展開されているのが特長です。

キャラクターグッズや流行のテーマに合わせた商品など、集める楽しみを味わえるのも魅力の一つです。

はじめてのおもちゃとしても扱いやすいため、衛生管理や安全機能が備わった商品から選ぶようにするとより安心です。

お風呂用玩具や収納しやすいアイテム

プラスチック素材は水に強いため、お風呂で使うアヒルの人形や水鉄砲などの玩具として適しています。水遊びの楽しさをさらに広げるアイテムとして、季節を問わず重宝します。

また、軽量かつパーツが取り外せるものも多く、使った後のお手入れや収納が簡単です。コンパクトにまとまる収納しやすいおもちゃは、室内外の持ち運びやすさでもメリットを感じられます。

音や光の出る電子おもちゃ

プラスチック製おもちゃは電子機能と相性が良く、ボタンを押すと音や光が出る仕掛けが取り入れやすいのが特長です。特に乳幼児期から音に興味を示す子どもは多く、メロディや効果音に合せて体を動かすことで、リズム感や反射神経を刺激します。

複数のセンサーが働く知育玩具など、高機能な商品も増えているので選択肢は豊富です。

一方で、小さなパーツや電池ボックスが露出していないかなど、安全面への配慮が重要です。年齢に合った難易度のものを選び、無理なく遊べるようにしましょう。

二つのおもちゃの比較

おもちゃの安全性について

木のおもちゃは丈夫で破損が少なく、小さなパーツが外れてしまったり壊れて鋭利な部分ができたりするリスクが低いといわれています。さらに塗料も安全性の高い商品が多く、口に入れても比較的安心です。

長い期間使用できるため、子どもの年齢が上がっても捨てることなく下の子どもや親戚へ譲るなど、継続的に利用しやすいことも魅力です。木は自然素材であるため、最終的には土に還る特性を持ち、生産過程や廃棄時の環境負荷が比較的低いと考えられています。
最近はSDGsの観点からも、長く使えるという点や再生可能な資源である木材を活用したサステナブルなおもちゃが評価されています。


プラスチック製のおもちゃは国内外の安全基準をクリアした商品が多く、安全であると認められた素材が主流です。一方で、リサイクルプラスチックや粗悪な塗料が使われた製品も存在し、化学物質や危険な小片が含まれるリスクが指摘されています。購入の際には、パッケージや説明書に記載されている「認証マーク」をチェックすることが大切です。
また、劣化に伴い亀裂や破片が生じる可能性があるため、定期的な点検と買い替えのタイミングを見極めることも重要です。特に電子部品を含むおもちゃは電池による事故の予防も気を配りましょう。

安全性の面では、木製品のほうが自然素材ゆえに有害物質のリスクが低いとされます。しかしまずは、メーカー標準や国際規格を確認することが大切です。「認証マーク」にはSTマークやCEマークといったものがあり、これらを取得していれば、一定の基準を満たしている証拠として信頼度が高まります。

STマークは日本の玩具安全基準をクリアした製品に付与されるマークで、玩具としての安全性がテストで確認されています。CEマークは欧州連合(EU)の安全基準を満たしている商品に表示されます。プラスチックおもちゃの場合、化学物質や塗料についての検査が行われているため、マークが付与されていると安心感が高まります。

価格とコストパフォーマンスの比較

木のおもちゃは製造に手間がかかることもあり、プラスチック製に比べて比較的高価なことが多いです。しかし、壊れにくく何年も使えることで、トータルのコストパフォーマンスは必ずしも悪くありません。

プラスチック製のおもちゃは安価で入手しやすい反面、破損や経年劣化が早い製品もあり、買い替えのサイクルが短くなる可能性があります。気軽に種類を増やせるメリットも見逃せないため、家庭の予算やライフスタイルによって選択が分かれるでしょう。

最終的には、子どもの興味や遊び方、長く使い続けたいかどうかなどを総合的に判断し、コストをどのように考えるかを決めることが重要です。

まとめ

木製品は感性や温かみを育む要素が強く、壊れにくく長く使える点に魅力があります。一方、プラスチック製はカラフルでコスパが良いものが多く、複雑な仕掛けや電子機能を実現しやすいのが特徴です。

木製とプラスチック製の特徴を踏まえて、目的や年齢に合ったおもちゃを選び、どちらも子どもの発達や好みに応じて使い分けると、遊びの幅がさらに広がるでしょう。

インスタグラムやSNSなどで「#おもちゃ」「#おままごと」「#木のおもちゃ」といったワードで検索すると、人気のおもちゃも多数チェックできます。

1歳~3歳くらいまでの誕生日プレゼント・出産祝いなどのギフトや、おうち時間を楽しむための娯楽として、是非ご参考になれますと幸いです。

子どもの成長を支える最適なおもちゃを見つけ、楽しい体験を提供してください。

おもちゃの片付けは何歳から始めるべき?

おもちゃのお片付けは何歳から始めるべき?

お片付けの習慣は、できるだけ早く身につけてほしいもの。でも、何歳から始めるのがベストなのでしょうか?

子どもの成長に合わせたお片付けの始め方や、楽しく続けるコツをご紹介します。

お片付けを始める適切な年齢とその理由

お片付けは、早い時期から習慣化を意識すると、子どもが自然にできるようになります。親が「一緒にやってみよう」と誘い、子どもが興味を持ったタイミングが始めどき。年齢に合った声かけを意識しながら、無理なく少しずつステップアップしていきましょう。

0〜1歳:まずは親が楽しくお手本を見せる

この時期の子どもは、まだ自分でお片付けをすることが難しいため、親がお手本を見せることが最大のポイントになります。親が楽しそうにおもちゃを元の場所に戻し、「すっきりしたね」と声をかけるだけで、子どもは片付けにポジティブなイメージを持ちやすくなります。まずは、親自身がお片付けをポジティブに捉え、その姿勢を伝えていくことが大切です。

2〜3歳:簡単なお片付けの練習を始めてみる

2〜3歳になると、言葉の理解が進んでくるため、「あそこに入れてみよう」「ここに置いてね」といった簡単な指示を出すことで、子どもも片付けを体験しやすくなります。一緒に行動しながら、どこに何をしまうかを実演してみせると、子どもにとってはわかりやすい学習となるでしょう。また、おもちゃの数を限定しておくと混乱を防ぎ、スムーズな練習が行えます。

4〜6歳:お片付けのルールを覚えて習慣づける

4〜6歳になると、ある程度集中力や手先の器用さが身につくため、モノの分類や整理収納といったお片付けのルールを共有しやすくなります。例えば「ブロックはブロック箱へ」「人形はこの棚へ」など具体的な場所を決めることで、子どもは自分なりに整理する感覚をつかみやすくなるでしょう。言葉で説明するだけでなく、ラベルやイラストなどを使い、視覚的にわかりやすくするのも効果的です。

7歳~:自分で考えて片付ける力を育てる

7歳を過ぎると、子どもは自分で仕組みやルールを考える力が育ち始めるため、片付けを自由に任せる場面も増やしてみましょう。自分でどの箱にしまうかを決めたり、どのように並べれば使いやすいかを試行錯誤する経験を与えることで、思考力や責任感の育成につながります。親は細かい干渉を最小限にして、子どもの工夫を見守りながら、必要に応じて追加のアイデアやサポートをすることがポイントです。

年齢別に見るおもちゃ片付けのコツと工夫

お片付けの工夫やコツは、子どもの発達段階に合わせて変えることが大切です。それぞれの年齢に合ったサポートや環境づくりを考えてみましょう。また、おもちゃが多すぎると子どもが混乱しやすくなります。量を見直したり、使わないものを一時的にしまうことで、スッキリとした環境を整えるのも効果的です。

1〜2歳:手助けしながら進める片付け

1〜2歳の子どもはまだ自分でルールを考えたり複数の行動を同時にこなすのは難しい時期です。そのため、親が声かけをしながら一緒にお片付けを進め、紙袋やかごなどにポイポイと入れてみるところから始めてみましょう。体を動かしながら大人も楽しそうにすることで、子どもも「一緒にやってみたい」という気持ちを育みやすくなります。

3〜5歳:自分でお片付けしたくなる仕組み作り

3〜5歳の子どもは、少しゲーム要素を取り入れるとお片付け自体を楽しい活動として捉えやすくなります。お片付けの時間に好きな音楽を流したり、タイマーを使って「ここまでにお片付けできたらすごいね」と盛り上げると、自発的におもちゃをしまうきっかけを作ることができます。親は、子ども自身が動きやすいように低い棚やボックスを用意し、自分で「おもちゃのおうち」を見つけられるよう工夫しましょう。

おもちゃのおうちを決めよう

子どもにとって「どこにしまえばいいか」がわかりやすいことは、お片付けを習慣化するための第一歩です。ボックスや棚をカテゴリーごとに分けて、ひとつひとつにおもちゃの名前やイラストを貼るなどして定位置を決めてあげます。子どもはその収納場所を「おもちゃの家」として認識し、遊んだあとは家に帰す感覚で片付けるようになりやすいのです。

遊びながらスッキリ!楽しく片付く環境づくり

お片付けはついつい「やらなきゃいけない作業」と捉えられがちですが、子どもの年齢に合わせて遊びの延長として取り入れるとスムーズです。例えば音楽をかけてリズムに合わせて片付けたり、タイマーをかけてレース形式でお片付けしたりすると、子どもは自然と体を動かしながら楽しむことができます。こうした明るい雰囲気づくりは苦手意識を減らすだけでなく、継続して取り組める土台づくりにも役立ちます。

6歳~:自分から片付ける習慣を応援

6歳頃になると、ある程度自分自身でルールを考えたり、収納方法を工夫することが可能になってきます。子どもが提案してきた片付けルールを取り入れたり、好きなラベルや飾りで棚をカスタマイズするなど、自発性を尊重した環境づくりを行いましょう。この時期に身に付けた「自分で選んで行動する」感覚は、その後の学習や生活全般にも大きく役立ちます。

子供が楽しくお片付けできる5つの工夫

子どもが楽しくお片付けできるためには、いくつかの工夫が大切です。遊び感覚で楽しみながら、お片付けが習慣になるようにサポートしていきましょう。以下の5つの工夫で、子どもが自発的にお片付けをする意欲を育てることができます。

1.親子で一緒にお片付けを楽しむ

親子でコミュニケーションを取りながらお片付けを進めることで、単なる作業ではなく楽しい時間に変わります。例えば「どのパーツを先に片付ける?」と問いかけたり、「ここまで片付けられたら、次は一緒におやつを食べよう」などの声掛けをすると、前向きに取り組めるでしょう。子どもは大好きな親とのやり取りを通じて達成感を得て、自信を深めていきます。

2.「できた!」の積み重ねで自信を育むお片付けの工夫

小さな成功体験を積み上げることが、お片付けを楽しく続ける鍵となります。

短時間でも片付けができたら「こんなにきれいになったね、上手にお片付けできてすごいよ!」と具体的に褒めることで、子供は「またやりたい!」という気持ちが生まれます。達成感が増えると、自主的にお片付けに取り組む習慣が身についていきます。

3.ゲーム感覚やタイムチャレンジの活用

子どもは遊びの要素があると、意欲的に取り組みやすくなります。
例えば制限時間を設けて「この音楽が終わるまでに片付けよう」などと宣言すると、子どもは集中力を発揮します。楽しみながら片付けをすることで、自然と習慣化につながります。

4.おままごと遊びを取り入れて楽しくお片付け

おままごとなどのごっこ遊びと片付けを組み合わせるのも効果的です。

例えばお人形のお世話が終わったらベッド代わりの箱に入れる、というように遊びの一部として片付けのステップを自然に組み込む工夫ができます。子どもは自分が物語を作り上げている感覚で取り組むので、片付けに対する抵抗感がぐっと少なくなるでしょう。

5.遊び心をプラス♪やる気を引き出すご褒美ルール

シールやスタンプなど、子どもが喜ぶアイテムを活用し、「〇回お片付けできたらご褒美」といったルールを取り入れるのも効果的です。お片付け達成の積み重ねが目に見えることで、「次もがんばろう!」という前向きな気持ちが育ちます。
ただし、ご褒美が大きすぎると「ご褒美のためだけに片付ける」ようになってしまうことも。無理なく続けられるバランスを意識することが大切です。

お片付けを教える際の注意点と効果的なアプローチ

お片付けを教える際には、いくつかの注意点を押さえておくことが大切です。まず、無理に押し付けず、子どものペースに合わせて進めましょう。焦らず、楽しさを感じながら片付ける習慣を身につけることがポイントです。また、片付けを「義務」や「面倒なこと」ではなく、楽しみや達成感を得られる活動として認識させることが重要です。

「片付けなさい!」を卒業♪ 優しく伝えるコツ

命令口調で「片付けなさい!」と繰り返すと、子どもは否定された印象を受けてしまい、お片付けへのモチベーションが下がってしまいます。そこでおすすめなのが、理由を添えながら穏やかな声かけをすることです。「踏んだら痛いから先に片付けよう」「ここをきれいにすると、後で遊びやすいよ」というように、子どもが納得しやすい理由を伝えると自発的に動きやすくなります。

褒め言葉の魔法でやる気を引き出す

褒めるときは「すごいね」だけでなく、「この箱にちゃんとしまえて、きれいになったね」と具体的に言葉にするのがポイントです。子どもは自分の行動がどう評価されたのかを理解しやすくなり、次の行動への意欲を高めます。小さな成功を見逃さずに褒めることで、「もっと頑張ってみよう」というポジティブな気持ちが育まれます。

おもちゃお片付けを通じて子どもの成長を支える

お片付けは単に整理整頓の習慣を身につけるだけでなく、自主性や思考力を高める大切な機会でもあります。子どもの成長に合わせたアプローチで、親子で楽しくお片付けに取り組んでいきましょう。

お片付けの時期は子どもの発達や家庭環境によって違うため、正解はひとつではありません。しかし、年齢ごとの特性に合わせて楽しみながら習慣づけていくことで、子どもは自主性を育み、片付け以外の場面でも活かせる責任感や考える力を獲得しやすくなります。親が一方的に指示を出すのではなく、子どもと一緒になって工夫やルールづくりをしていく姿勢が、長続きするお片付け習慣の鍵となるでしょう。

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【 SDGs × つみき 】FSC®️認証のサステナブルなつみきを、3人の子どもたちと一緒に遊んでみた! – 保育士ママが遊んでみた #05 

みなさんこんにちは!

 

 私は都内で保育士をしながら、2歳になった子どもを育てるママです。「おもちゃコンサルタント」というおもちゃの資格を保有するほど、私自身おもちゃや遊びが大好きで育児にも親子で一緒に楽しめる遊びを取り入れようと日々奮闘しています!

 

  昨年の4月に仕事復帰をして、仕事に育児に家事にと毎日バタバタとすごしています。職場復帰して思うのはママって忙しいんだな~ということ。(パパもお疲れ様です)

 

  みんなよく頑張ってる!みんなたまにはリフレッシュしながら子育てを楽しみましょうね。

 

 さて今回は、2022年1月にウッディプッディさんから発売されたつみき「赤ちゃんと地球にやさしい松のつみき」についてご紹介します。「初めてのつみきって、どれを選べばいいんだろう?」と悩んでいる方の参考にして頂けたら嬉しいです。

 

子どもには遊びを、大人には癒しを。


 名前の通り「松(マツ)」でできたつみきなのですが、箱を開けて初めに感じるのは、フワッと優しい松の香り。

 

  触り心地も思ったより滑らか。スベスベとサラサラの間くらいで、触れているだけで妙に落ち着きます。子どもにあげるよりも先に、お母さんである私が癒されてしまいました(笑

 

【0歳さん】世界を知るためにとことん “味わう” 赤ちゃん

 今回は、姪(6ヶ月)、姪(1歳6ヶ月)、息子(2歳)の3人の子どもと一緒に遊んでみたので、それぞれの反応と遊び方についてご紹介します。

 

 つみき自体はとても軽くて、サイズも程よい大きさ。初めは掴むのに苦戦する姪(6ヶ月)でしたが、ちょっとサポートしてあげると、すぐに上手に持って遊ぶことができました。じーっと眺めていたかと思えば、「はむっ」とくわえたり、舐めたり、初めて触れるつみきに、「そこまで真剣にならなくても…(笑」と思うほど無我夢中でした。

 

 ところで、赤ちゃんが小さいうちはなんでも口に入れてしまうので、心配になるお母さんはたくさんいらっしゃると思います。しかし、五感をフル活用して周りの世界を認識する赤ちゃんにとっては、口を使って物の質感や形を学ぶことも大切な時間なのです。

 

こちらのつみきは、赤ちゃんの口に入らない大きなサイズで作られており、「玩具安全基準(ST)」もしっかり取得されているので安心ですね。なんでも口にいれたがりな赤ちゃんにとって、飲み込む心配もなく安心して遊ばせてあげることができました♪

 

 木は湿気に弱いらしいので、遊んだ後は濡れた布巾でふき掃除&風通しの良い場所で乾燥させてあげてくださいね!

【1歳】破壊なくして創造なし!壊すことから始まる遊びの世界

 「木を積む」と書いて「つみき」と呼びますが、子どもにとってはじめは「積む」よりも「倒す(崩す)」ことから、徐々に遊び方を発展していきます。

 

 例えば1歳の姪っ子。まずは1つ1つゆっくりと触れて「これってなんだろう?」「どうやって遊ぶのかな~?」と考えている様子でした。遊び方を丁寧に教えてあげてもいいのですが、子ども自身で遊び方を発見できるよう、ここはあえてほんのちょっとのサポートにとどめてみるのもオススメです。

 

 遊び方に悩んでいる姪っ子の近くに、いくつかつみきを高く重ねてみました。すると、それをみて「ぱたーん!」と倒し、喜ぶ姪っ子。もう一度積み上げてあげると、またもや倒して喜び、そんな繰り返し遊びにニコニコしていました。

 

 すると、次第に自分で積み上げることを覚え、倒したり積み上げたりを続けるうちに、バランスが取れるようになったり、より高く積めるようになったりと、少しずつレベルアップした遊びができるようになりました。

 

 当たり前のように見えるこの様子も、実は子どもにとっては大きな成長の一歩。元々あった形が崩れることで、「さっきみたいにするにはどうすればいいんだろう」と考え、それを再現できると「できた!」という喜びや自信が生まれます。それを繰り返すうちに、もっとたくさん積んだり、倒し方を変えてみたりと、自分なりに工夫を加えて更なる発見へとつながります。

 

 つみきはシンプルなおもちゃだからこそ、子どもたちの創意工夫を間近でみられる楽しみが詰まったおもちゃでもあるのです

【2歳】「当てっこ遊び」で言葉を覚える楽しさを身につけよう!

 言葉の使い方が発達する2歳児には、どうぶつのつみきをつかった当てっこ遊びがおすすめ。

 

 つみき遊びはお手のものな2歳の息子。「パンダどーれだ?」とクイズを出すと、「これ!」と元気よく掲げました。小さい子にも馴染みのある動物たちが描かれているので、「ものには名前がある」ということを認識する時期の2歳児にもうってつけですね。

 

  すぐに名前が出てこなかったり、名前を覚えられなくても、あせる必要は全然ありません!言葉に限らず、子どもの成長には大なり小なり差があって当たり前です。今は周りの子よりも語彙や口数が少なくても、気づけば同じかそれ以上にお喋りになっているもの。

 

 そして、 新しい言葉を覚えることができたときは、たくさん褒めて一緒に喜んであげるのがポイントです。なにかを覚えること自体が嬉しくなって、きっといろんな言葉を楽しんで覚えられるようになると思います!

 

 さて、つみきに話を戻すと、こちらのどうぶつの絵が描かれたつみきは、中に色々な形の木玉が入っていて、振るとそれぞれ違う音が聞こえます。初めはどうぶつの絵で当てっこ遊びをしていた2歳の息子も、途中で「音が違う!」と気づいてからは、「カラカラ♪」「かちゃかちゃ♪」と、音を出すのに夢中になって遊んでいました。

 

 つみきには写真で遊び方のお手本が書いてあるので、そのうち子どもたちでお手本を再現して遊ぶ様子も見られました。音のなるつみきは、表面がなみなみしたつみきの上を転がすと「ガタガタ」「かしゃかしゃ」と可愛い音を鳴らして転がっていきます。いろんな動きや音が楽しめる点は年齢問わず嬉しいようで、0歳も1歳も2歳も、みんな喜んで遊んでいました。

つみきと考える、子どもの未来。

 最後に、この『赤ちゃんと地球にやさしい松のつみき』は、地球の自然を守る活動を行う FSC®︎(森林管理協議会)の認証がついた木材を使ったおもちゃなんです。

 

 

 「子どもたちがこれから暮らしていく未来の社会の作りを支える」というコンセプトから、木材やパッケージに使われる紙の素材を、地球に優しいものでつくったとのこと。最近「SDGs(持続可能な開発目標)」という言葉をよく耳にしますが、まさかおもちゃにまでそのムーブメントが来ているとは…!

 

 SDGsって海外の団体や大きな企業など、一部の人たちにしか関係ないものと思っていましたが、言われてみれば、20年もすればこの子たちも立派な大人なのかと、ふと考えさせられました。でも、SDGsって言われても難しくてよくわからないし…。

 

 そんなことを考えながら子どもたちがつみきで遊ぶ様子を眺めていると、ふと蘇った小さな頃の思い出。私が昔遊んでいたつみきは、母が今までずっと大切にとっておいてくれて、今は息子や孫たちみんなで遊んでいます。

 

 母も我が子のためにたくさんあるおもちゃから選び、一緒に遊んで、そして大切に保管してくれていたのだなーと、自分の子どもが産まれた今、改めて気づきました。「おさがり」も立派なSDGsですね。

 

私も松のつみきを息子とたくさん遊んで、いつかこのつみきで孫と一緒に遊べる日を楽しみにしたいと思います。

【オマケ】つみきにピッタリのわらべうた

 私の中で勝手にシリーズ化している遊びの一口メモをご紹介をします♩

  わらべうたとは昔の生活の中から自然に生まれたもので子どもの話や言葉の延長で作られているうたです。リズムやメロディーもシンプルで歌いやすく、一緒に遊べる歌もたくさんあるのでおすすめです。

 積み木って積むものだと思う方が多いのではないでしょうか?大人が積んだものを崩すのも遊び、2つを持って叩いて音を出すのも子どもにとっては大事な遊びなんです。でも大切な積み木でカンカン叩かれるのは少し気になりますよね。

そんな時はこの歌を歌ってみてください。

 

いしの なかのなかの かじやさん ♪ 

いしついで くなんせ ♪

 

 うたに合わせて2つの積み木をカチカチあわせてリズムを取るだけのシンプルな遊びです。歌に合わせて歌っているうちに子どもも大人も気持ちが落ち着いてきますよ。是非お子さんと一緒に歌ってみてくださいね。


ライター:齊藤由佳子

東京都内の保育園で保育士を務める1児のお母さん。おもちゃコンサルタントの資格を保有。コロナで外出ができない子どもたちのために、ZOOMで多くの親子とリモートで遊んだり歌ったりを楽しめる「リモート保育」の活動を行う。

我が子も愛用!おしゃれ好きな子どもにピッタリの知育おもちゃ「きらきらコスメセット」


子どもは「ごっこ遊び」が大好きですよね!

ごっこ遊びは、特に子どもの脳の発育に効果的な遊びとされています。そんなごっこ遊びの代表格が「おままごと」。いつもお母さんがお料理している姿を見て、自分も同じことをしたいという思いが、いつしか「真似る」という遊びに表出します。

今回ご紹介するのは、女の子なら絶対に大好きなメイクごっこ。お母さんやお姉ちゃんはもちろんですが、街ゆく人や、メディアで見る煌びやかな方をみて「自分もこんなふうになってみたい…!」と好奇心を掻き立てられる子は少なくないはず。

今回は、ウッディプッディさんから発売された、木の温かみがかわいい「きらきらコスメセット」で、4歳の娘が実際に使ってみたレビューと、メイク遊びで育てる知育内容をご紹介します!

好奇心を育てる


ごっこ遊びの原点は、子どもの「観察力」。それが「興味関心」をひきたて、自分もやってみたいという「意志」が芽生え、やがて「遊び」へと発展します。そのため、おままごととは子どもの好奇心と満足感に欠かせない大切な遊びの時間です。

メイクにたとえると、いつもお母さんがメイクしている姿を見て「ママ、何をしているの?」とお母さんの行動に疑問、興味を持ち始める時期が来ます。

子どもは気になり始めると絶対に「やりたい!」となりますが、みなさんはそんな時、「大きくなったらね!」と返してはいないでしょうか?

確かに実際のメイクは子どもに使うには早すぎるし、目を擦ったり舐めたりしてしまうのも心配。様々な理由から実物に触れさせるのは良くないと判断し「大人になったら」「まだ早いから」と言い訳をしてしまいがち。

そんな時に助かるのがおままごとのおもちゃ。料理のものはたくさんありますが、コスメやお化粧がテーマのおままごとってあまりありませんよね。

ウッディプッディのコスメセットは、一つ一つのおもちゃが本物と同じような動作ができるので、興味をもってやりたいという子どもの意志をしっかりと尊重出来る、知育玩具としても優れたおままごとです。

実体験が大切!親子で一緒に!


子供の好奇心や興味関心を育てるには、何より実体験が一番効果的です!もちろん大人のメイク道具は渡せないので、さっそく「きらきらコスメセット」の出番。

コスメセットはファンデーションやアイシャドウ、チーク、チークブラシ、口紅、など、メイクに必須のアイテムが一通り備わっています。加えて、くしや香水、鏡、指輪やポシェットなど、さらにオシャレが楽しめるアイテムまで!

実体験に加えて、親子で一緒に楽しむことも同じくらい大切なんです。

基本的に子どもは、身近な大人を見て真似しながら学ぶものです。お母さんがメイクする時に、横で同じ動作を遊ばせてあげると、もっと楽しくなるかも。平日の朝など忙しい時は難しいので、お休みの日などはぜひ一緒にしてあげてください!

一緒に使う時は、一つずつどれをどのように使うのか教えてあげながらメイクをしてみましょう。例えば、アイシャドウの場合、色が4色あります。「どの色にしてみる?色を混ぜてみる?ピンク(赤)とブルーで紫色になるんだよ。」なんていう会話もいいですよね。

本物と見比べながらでもいいですが、おままごとはなんたって空想次第で無限に広がる世界ですから、子どもの想像力に任せて、自由に楽しんでみるのがベストです!

木製なのにリアルなメイクセット


コスメセットは木製です。しかし、内容は本物同様のメイクセット。パフやブラシも付いているので、目の前に揃うだけですでにオトナ気分!

香水はふたを開けると、実物同様にポンプを押せます。「どんな香りがする?」と、イメージを膨らませる会話で世界観を広げていきましょう。

ファンデーションと口紅は、我が家の娘のお気に入り。ファンデーションはカスタネットのようにゴムで固定されていて、開けるとふわふわのパフが入っています。鏡も付いているので、顔中をパタパタすることを楽しんでいます。

口紅は本体をくるくる回すと中身が出てくる本格仕様!嬉しそうに口紅を塗る姿が愛らしいです。

専用のポシェットも付いているので、子どもでもお片付けがカンタンにできちゃいます!ポシェットだけお出掛けに持って行くのもオススメですね。

女の子が夢中になるメイク遊び

娘はメイクに一通り慣れてきたので、私やぬいぐるみにもメイクをしてくれるようになりました。

また最近では、メイク屋さんと称するごっこ遊びも始まりました。「いらっしゃいませ!」から始まり、お店屋さんとお客さんに。コミュニケーション力や想像力は、子どもが楽しめば楽しむほど伸び伸び育っていくもの。子どもの目を通して見える素敵なコスメの世界を、ご家族みんなで一緒に楽しんであげると、お子さんもきっと嬉しいと思います。

メイクセットは小さいうちから大きくなっても楽しめる遊びです。おしゃれ好きな子なら、絶対に目が輝くセットなのでおすすめですよ!

キラキラコスメセット

パステルカラーと木目のナチュラルな質感がマッチした、可愛らしくもどこかオトナの雰囲気を感じるデザイン。一つ一つのギミックの細かさは必見です!

詳しくはコチラ

ライター:節子日記

知育ブロガー・インスタグラマー。3歳児を子育て中。6学年先の学習をやっている我が子の子育て経験をもとに、幼児教材・知育玩具・絵本など幼児教育に関することを発信中。子供と向き合い子供の可能性を引き出すことに活かしてもらえるような投稿を運営。
ブログ:https://setsukodiary.com/
インスタグラム: https://www.instagram.com/setsukodiary/

サラリーマンおもちゃに出会う #01 「ウッディプッディのおもちゃに出会う」

私は現在、静岡県にある『焼津おもちゃ美術館』というところで、様々なおもちゃをお客様にご紹介したり、プライベートでもおもちゃを作ったりと、朝から晩まで木のおもちゃに囲まれて暮らしています。

そんな私ですが、ほんの数か月前までは、東京で普通の会社員、それも木や子どもには全く縁のない会社で働いていました。そんな私がある日、『東京おもちゃ美術館』で木のおもちゃと出会い、5年ほど「おもちゃ学芸員(※)」というボランティアとして通ううちに、徐々にその世界に引き込まれて、ついに転職して現在に至ったわけです(そのお話はまた次の機会に…)。

今回のコラムでは、そんな木のおもちゃが大好きな私が、ウッディプッディのおもちゃの中で特に好きなおままごとをご紹介します。ぜひ、今後のおもちゃ選びにお役立ていただけたら嬉しいです。

※おもちゃ美術館でおもちゃと遊びを来館者に伝える「遊びの案内人」

はじめてのおままごと スウィーツパーティーセット


私が普段勤めている「焼津おもちゃ美術館」にも、ウッディプッディのおもちゃがいくつか展示されており、こちらの『スウィーツパーティーセット 2021』もその一つ。ここに含まれる『アイスクリームセット』は、今年の『GOOD TOY AWARD 2021』にも選ばれました。今後さらに注目を集めるかもしれません。

このアイスについて私が「いいな」と思ったポイントは、子どもの手に優しい絶妙な磁力の強さ。一つ一つのアイスと、それをすくうスプーンには、それぞれ中に磁石が埋め込まれています。アイスの上にスプーンをかざすと、ぱちっと優しくくっついて、それをコーンの上に移して遊ぶことができます。

こちらは3歳児さん以上を対象としたおもちゃですが、2歳児さんくらいのお子様でもスムーズに取り外しができるので、兄弟姉妹や、歳の少し離れたお友達と一緒に遊ぶ際にも、同じように遊べて楽しいだろうなぁと感じました。

ちょうど先日、おもちゃ美術館で「4段乗せられた!」と喜んでいる娘さんとお母さんがいらっしゃいました。娘さんが喜び、その姿を見てお母さんが喜び、そんなお母さんの様子をみてさらにやる気になって夢中で遊ぶ娘さん。あんな時間を作ってくれるおもちゃって、本当にいいなと思います。

はじめてのおままごと 焼き魚セット


正式に「焼津おもちゃ美術館」に勤める前は、「東京おもちゃ美術館」で「おもちゃ学芸員」としてボランティア活動していました。そんな時に出会ったのが、こちらの焼き魚セット』。初めて見た時は「こんなおもちゃがあるんだ!」と驚いたのを覚えています。

三枚におろせる焼き魚と卵焼き。納豆の乗ったごはんに、出汁の種類(色)が選べるお味噌汁。申し分ない和定食が完成です。セットには焼き網、包丁、まな板などもあるので、魚を切るところから始まり、お皿に盛り付けて、「いただきます」までしっかり再現できる。滑り止めのついた本物さながらのお箸もついているので、遊びがそのままお箸の練習にもなります。

子どもは、おままごと遊びを通して大人の振る舞いを真似るほど、その遊びに夢中になります。この焼き魚セットでは、作る、配膳する、食べると、一連の動作がしっかり反映されているので、美術館で遊ぶ子どもたちも、たっぷり遊べて満足げです。

そんな子どもたちの中でも、既に料理姿がサマになっている子もいます。きっと、普段からお母さんや家族が料理する姿を見ていたり、お手伝いをしているんでしょうね。ママに褒められ、まんざらでもない笑顔を浮かべる子どもたちからいつも元気をもらっています。

はじめてのおままごと 和菓子セット


アイス、焼き魚と来て、また甘いものに戻ります。最後は今年発売された『和菓子セット』

和菓子をテーマにしたおままごとって、よくありそうだなと思いきや、コレがなかなか珍しいんです。日頃おもちゃに触れる私も、今作を見て「そう来たか」と思いました。たい焼きやどら焼きは、身近なお菓子でありながら、おもちゃとして見ることはそうそうありませんでした。

そんな和菓子がたくさん詰まったセット。私がおすすめなのは、テーマごとに和菓子を揃えて遊んでみることです。色や形もそうですが、実際の和菓子は、季節を反映した材料やデザインが特徴ですので、これをきっかけに季節のお話など家族の会話が広がるとうれしいですね。

さらに商品ページでは、その和菓子が生まれた背景なども紹介されています。一つ一つの和菓子に、どんな思いが込められているか、どんなきっかけで生まれたか。そんな豆知識と合わせて遊んでみると、和菓子のかわいさや美味しさに加えて、日本の四季や文化についても、楽しく学べるのではないでしょうか。

個人的には「らくがん」をラインナップに加えるセンスに花まるを付けたいです!

ライター:楠慎也(くすのき しんや)

おもちゃコンサルタントマスター。2016年から一般企業で働きながら「おもちゃ学芸員」としてボランティア活動を開始。2021年5月に特定非営利活動法人「芸術と遊び創造協会」へ転職。現在は静岡県『焼津おもちゃ美術館』に勤務。

『焼津おもちゃのもり美術館(公式サイト)』

「2021年のホリデーシーズンにおすすめのおままごと3選」(とインスタグラムのはなし)


インスタライブの動画はこちら

 本日は約1ヶ月ぶりにインスタライブにて生配信を行いました。貴重なお昼休みにも関わらず、リアルタイムでご視聴いただいた皆様には、改めてお礼を申し上げます。

 今回は「ホリデーシーズンにオススメのおままごとセット3選」と題し、おままごと未経験のお子様がいらっしゃる方から、既にお持ちのおままごとをグレードアップさせたいという方まで、さまざまなシチュエーションに応じたおすすめのおままごとセットをご紹介させていただきました。

 本日の生配信にてご紹介させていただい内容を、こちらにカンタンにまとめさせていただきます。

第3位:28種類の野菜/果物がどっさり入った『食材フルセット』


○価格:24,321円(税込)

○送料:全国送料無料

○こんな方にオススメ:

 ・おままごと経験者

 ・既にお持ちのおままごとにプラスアルファで具材を増やしたい方

 『食材フルセット』は、28種類の野菜/果物が収納木箱にたっぷり入った食材特化型のセットです。

 包丁やまな板など基本的な調理器具があるとよりお楽しみいただけますので、おままごとのおもちゃを既にお持ちの方や、食材のバリエーションを増やしてさらにごっこ遊びをクオリティアップさせたい!という方にはぜひオススメしたい一品です。

 もちろん、ウッディプッディの『包丁』『まな板』は単品としても販売しておりますので、まだおままごとに慣れていないというお子様には、そちらと合わせてプレゼントしていただいてもOKです!

○第2位:初めてのおままごとならコレ!『基本ギフトセット』


○価格:13,343円(税込)

○送料:全国送料無料

○こんな方にオススメ:

 ・おままごと未経験者

 ・プレゼント用

 『基本ギフトセット』は名前の通り、基本的なおままごと遊びに事欠かないおもちゃが一式揃っています。

 お子様に人気の食材11種を選りすぐり、さらに、包丁、まな板、お皿、カトラリーなど、ごっこ遊びには欠かせない道具類がコレ一つで揃うので、特にプレゼントとして多くのご好評をいただいています。

 また、ウッディプッディの他のおままごととの相性も良く、お子様の成長に合わせておもちゃが増えた際には、一緒に組み合わせてご利用いただくことも可能です。小さな頃から大きくなるまで、長く無駄なくご利用いただけるセットとなっています。

○第1位:ダントツの人気を誇る万能おままごと『グツグツ煮込みお料理セット』


○価格:15,800円(税込)

○送料:全国送料無料

○こんな方にオススメ:

 ・おままごと未経験者

 ・おままごと経験者

 「おままごとに迷ったら、コレで間違いありません!」と自信を持ってオススメできるのが、こちらの『グツグツ煮込みお料理セット』です。

 2位の基本ギフトセットでは「食材を切る」「お皿に盛り付ける」などの基本的な動作を楽しめましたが、こちらは「煮込み料理」という具体的なテーマに基づき、「献立を考える」「煮込む」「味を整える」など、遊びのクオリティがググッとアップ。

 お鍋は複数の具材を入れてもしっかり蓋がしまる大きなサイズさらに長年不動の人気を誇る、三枚下ろしが可能な「さかな」も入っています。

 定価20,000円相当の品が揃いながらも、直営店限定だからこそ実現できた15,800円という、この上ないコスパの良さも人気の理由です。

ウッディプッディの新旧コンビが初のライブに挑戦!

 本日生配信に登場したのは、ウッディプッディ勤続14年のベテラン社員/進藤と、かたや入社4ヶ月目の新入社員/大平の新旧混合コンビ。

 社会人として経験の差はあれど、ことインスタライブとなれば初心者同士の2人。

 放送直前まで緊張の面持ちを浮かべていましたが、配信開始と同時にいただいた皆様からのたくさんのコメントに、徐々に緊張がほぐれ、最後まで笑顔で放送を行うことができました。

 さて、実はすでに次回のインスタライブも企画が進行中です。次はどんな放送になるのか!? 誰が出るのか!? 視聴者プレゼントはあるのか!? (あります)

 みなさま、乞うご期待!!

 …と、まだまだ豪語できるほどの域にはありませんが「どれどれ、ちょっと覗いてやろうか」と、温かい目で応援いただけれましたら幸いです。

それでは、良い週末をお過ごしいただけますように。