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我が⼦の感性を⼤切に、想像⼒が育つ育児法に感⼼が集まる令和時代の⼦育て。 乳幼児の玩具遊びを味⽅に付けて、遊びの中で親も癒され、楽しみながら我が⼦の能⼒を育みましょう。

「我が⼦の感性を⼤切に、想像⼒が育つ育児法に感⼼が集まる令和時代の⼦育て。 乳幼児の玩具遊びを味⽅に付けて、遊びの中で親も癒され、楽しみながら我が⼦の能⼒を育みましょう。

1.アートシンキング脳に育てる

「本当に⼤事なものは⽬には⾒えない」とは、『星の王⼦様』の⼀節です。 これからの時代、まさに⽬に⾒えないモノの価値が再考されます。閃き、感受性の豊かさ、美的感覚、センス、知性など、感性を伸ばす育児にも注⽬がなされています。となれば⼦どもの発育成⻑に求められ重要視されることは《⾮認知能⼒=アートシンキング脳に育てる》ことです。⽊の玩具遊びの中で、⾃然かつ優先的に右脳と前頭葉が育ち “アートシンキング脳” が構築される朗報があるなら、ぜひ育児に取り⼊れてみませんか。乳幼児の玩具選びの基準を、《脳と⼼の成⻑》におきましょう。

2.「⽊のぬくもり」が五感を育てる

乳児が“⽣まれながらに持ち合わせる能⼒”をご存知ですか? 「正義感」「意志」「道徳⼼」「思いやり」「お役に⽴つ」は、⽣まれながらにして持ち合わせています。“⾚ちゃんの笑顔”は「思いやり」の気持ちの表れです。乳幼児の笑顔に⼤⼈たちは癒され、明⽇の活⼒をもらいます。五感の健やかなる成⻑に⼀役担うのが、《⽊の玩具》。 ⽊の匂い、⽊同⼠の触れる⾳、⽊の⼿触り(重み)、優しい⾊使い、これらは、五感を刺激します。そして、この調理器具を使い作るもの、それは⼿料理。出来上がりの料理をイメージすることこそ、右脳と前頭葉をフル活⽤しているということです。『おなべ&フライパン セット』は、料理への憧れや夢が膨らみます。「⽊のぬくもり」が五感を育てるお⼿伝いをすることでしょう。

3.五感が育つ⽊の玩具に触れる

《五感が育つ⽊の玩具》を体感しました。 ⽊の独特の「程よい重み」は、幼児の “掴む作⽤”に必要な重さです。軽すぎるモノは扱いが乱雑になりがちです。⽊の「⾹り」がします。優しい⾹り。⼤⼈には懐かしい気持ちが蘇ります。⽊と⽊が「触れる⾳」は、癒しの時間のBGMになります。トントントン、コトコトコトコトと、お⺟さんの料理をする時に聞こえてくる⾳を擬⾳化して発⾳することは、おしゃべりが始まるための準備です。⽊の⾊は「⽬に優しい⾊」です。着⾊された優しい発⾊は、⼤⼈の⽬にも癒し効果があります。これらから私は「味のイメージ」が膨らみました。 まさに五感のフル活⽤です。乳幼児期の“⼤切な仕事”、それは『お⺟さんの真似っこ』です。 憧れの⼈の真似っこから社会を知ることは、「脳と⼼の発育のバランスを保つ」として重要視する作業です。お料理時間の真似っこ“ごっこあそび”が効果⼤の理由です。

今安 志保 Shiho Imayasu

ピアニスト/脚本/ラジオパーソナリティ
脳科学的根拠と⼼理学的根拠を得意の⾳楽学で紐解き、
38 年1万5千組以上の親⼦に対 して“笑顔の解決”を促してきた実績より、
“⾚ちゃんの笑顔ソムリエ”の称号を授与される。
⾮認知能⼒を育む『啓育』の実践者として、
胎児から始まる乳幼児教育の第⼀⼈者。

子どもの「やりたい!(好奇心)」を「もっとやりたい!(向上心)」につなげるコツ

 なんでもやりたがる好奇心いっぱいの子どもたち!でも・・夢中になっていると思ったらすぐに飽きてしまうこともよくありますよね・・。

 そこで、ママのちょっとした声掛けや環境の整え方で、子どもの好奇心をかきたて向上心につながるコツをお伝えします。

1.子どもの新しい出会いや発見を一緒に楽しみましょう

 身の回りの小さなことでいいんです。おもちゃがポトンと落ちる音・触ったことのない手触り・はじめてみる色…子どもの身の回りに起きることは子どもにとってははじめての出合いと発見がいっぱいです。「あれ?」「何これ?」そんな風に思ったら顔をあげてママの方をきっと見るはず。私たち大人にとっては当たり前の日常がはじめてであふれる子どもたちの出来事を、一緒に楽しんでみてください。「子どもってこんなことに興味を持ったり、こんなことを面白がったりするのか~」なんていう驚きとともに、可愛さや愛おしさを感じるでしょう。顔をあげた子どもに「きれいな音だね」「おもしろいね」と同じ目線にたって言葉をかけることで、子どもはもっともっと発見を楽しめるようになります。

2.子どもの「やりたい」をとことんやれる環境を整えましょう

 新しい出会いや発見を楽しむ子どもは、自分の好きなパターンを見つけると驚くほど何度も何度も繰り返し、飽きることなくやり続けます。私も子どもが小さいころは同じ絵本を何度も何度も読んで、よく飽きないものだな~と感心していました。同じパターンを繰り返すということは、いつも結果が同じところにたどりつく…自分のやったことに対して結果が約束されているという安心感を得るためだと言われています。そして、納得すると自分でそのパターンから「卒業」します。それを、もうできるようになったからと親がやめさせたり、次のステップにすすめようとすると子どもは「やりたい」を追求できないまま終わってしまうことになります。不完全燃焼では「やりたい(好奇心)」を次につなげることは難しいかもしれませんね。

3.子どもが「やりきる」まで見守りましょう

 子どもが大人では理解できないほど、同じパターンを繰り返すことをただ「見守る」ことがとても大切です。子どもの「できた」は子どもが決めるのです。私たち大人が決めるのではありません。自分が納得するまで「やりきる」、それを見守ってくれるママがいる。やりたい気持ちややりたいのにうまくできない気持ちによりそって励ましてくれるママがいると、子どもは「もっとやりたい(向上心)」と、どんどんチャレンジするようになります。大人が次々与えなくても大丈夫!子どもたちは自分で見つけて自分でチャレンジするからこそ、達成感を重ね自信をつけていくのです。子どもが「できた!」と笑顔で顔をあげるまで、ただ「見守る」それだけで、子どもはどんどんと自分の力で成長していきます。

最後に...

私たち大人はどうしても子どもたちにあれこれ教えたくなるものですが、子どもがいかに自分で見つけたことに思いっきりチャレンジできる環境を整えることの方が大切です。子どもの「やりたい(好奇心)」を「もっとやりたい!(向上心)」につなげるために与えすぎず、教えすぎず・・そんな子育てを心掛けてみませんか?

 

村上三保子 Mihoko Murakami

2歳からのこども料理教室「こどもカフェ」主宰
「上手につくる」ことより「楽しくつくる」をコンセプトに、
7,000人以上のママに料理を通して子育ての楽しさ、
子どもが自立する子育て法を伝え、
教室のリピート率は9割を超えている。
幼稚園、保育園など講演多数。
「おはよう朝日です」(朝日放送テレビ)などのメディア出演もあり。

2020年10月初著書「ようこそ!子育てキッチンへ」出版