・すいか(皮なし重量)…250g
・キウイ…1個
・パイナップル(皮なし重量)…80g
・リンゴジュース…150ml
・砂糖…大さじ3
・水…150ml
・レモン汁…小さじ1
①スイカの皮を切り落とし、種をフォークで取り除いてから、一口大に切る。
②小鍋に、砂糖と水を入れて沸騰させる。
③①とレモン汁を加えて、3分ほど煮立たせる。
④汁ごと容器に移して、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やす。
⑤パイナップルを一口大に切る。
⑥キウイも5㎜幅にスライスして、型抜きする。余った部分は小さく切っておく。
⑦④のスイカを取り出し、型抜きする。
⑧器に⑤⑥⑦とりんごジュースを入れて出来上がり。
・型抜きをする際は、果物を気持ち大きめに切り分けましょう
・スイカは中心部に種が多いため、皮に近い方が使いやすいです
・キウイは堅すぎると型抜きが難しいので気をつけましょう
・パイナップルは繊維が多いため、お子様が行う際はリンゴだとよりカンタンでオススメです
レシピ監修:広瀬彩夏(管理栄養士)
編集:平子(ウッディプッディ)
毎月19日頃に開催する、旬の食材をテーマにしたクイズです。正解者の中から抽選で、テーマになった食材のおもちゃをプレゼント!どなたでもご参加OKですので、ぜひチャレンジしてみてください!
スイカの属するグループ「ウリ科」には、私たちが日常的に口にする野菜や果物がたくさんあります。メロン、きゅうり、かぼちゃ、ズッキーニなどが、その代表的な例です。
そんなスイカは漢字で「西(にし)」の「瓜(うり)」と書いて「西瓜(すいか)」と書き、名前の通り「西からきた瓜」という意味を持っています。スイカの起源は紀元前5000年前のアフリカまで遡り、約2000年後の紀元前3000年頃には、エジプトで栽培された歴史が確認されています。やがて大陸を渡って中国に伝わると、「西からきた瓜」=「西瓜(シーグァ:Xīguā)」と名付けられます。
日本へ伝来したきっかけはポルトガル人や中国人など諸説ありますが、「すいか」という呼び方は中国語の「シーグァ」に由来すると考えられています。十九世紀頃には全国各地で栽培が進み、一般家庭へ広く浸透しました。
今でこそ日本の夏の風物詩として親しまれるスイカですが、もとはずっと離れたエジプトやアフリカで誕生したんですね。
「野菜か果物か」は、こちらの食育クイズで毎月恒例になりました。特にスイカはその論争の代表にとも言える食べ物。
一般的なスーパーでは野菜コーナーよりも果物コーナーで見かけるスイカですが、農林水産省の分類では「果実的野菜(果物のような野菜)」に分類されることから、厳密には「野菜」なんだそうです。
まあ、美味しければどちらでもいいですよね。
美味しいスイカの見分け型として、よく紹介されるのは「コンコン」とノックするように叩いて、音が響かなければしっかり身が詰まっていれば美味しい、逆に音がなるほど果肉の密度が低くて美味しくない、というものがあります。
でも、売り物を一つ一つ叩いて確かめるわけにはいきませんよね。そんなあなたにオススメなのが、スイカの「黒い線」で見分ける方法です。
スイカの縞模様は育った環境に影響を受けやすく、環境の乱れが大きいほど縞模様に偏りや乱れが生じ、一方で、安定した環境で育ったスイカほど、整った縞模様に仕上がります。
また、美味しいスイカでも鮮度の低下に応じて果皮のツヤがなくなり、模様が徐々にぼやけてしまうので、スイカの美味しさと鮮度の両方を一目で見分けることができます。スイカを選ぶ際はぜひ「黒い線」に着目してみてください!
果実は基本的に、外から「外果皮(がいかひ)」→「中果皮(ちゅうかひ)」→「内果皮(ないかひ)」と3つの層が種子を守っています。私たちが食べるスイカの赤い部分は、その中でも3番目に当たる「内果皮」にあたります。といっても、私たちが普段食べる野菜や果物の果肉は、必ずしもスイカと同じ内果皮に当たるわけではありません。
例えば、スイカと同じく夏頃に旬を迎える「モモ」の可食部分は「中果皮」で、スイカに置き換えると赤い果肉と外側の緑色の皮に挟まれた白っぽい部分です。反対に、スイカの赤い部分=「内果皮」をモモに置き換えると、桃の中央で種を包む硬い殻がそれにあたります。
一口に「野菜」「果物」と言っても、スイカのように外果皮・中果皮でしっかりと種を守る種類があれば、モモのように内果皮でしっかりと種を守るものまで、特徴はさまざまです。
【βカロテン(ビタミンA)】
体内ではビタミンAとしての作用をもつβカロテン。ビタミンAとの違いは、アンチエイジングの役割を担う「抗酸化作用」の働きを持つことです。偏食、喫煙、偏った運動など、体に負担をかけると発生する「活性酸素」を除去する働きがあります。
そのまま放っておくと細胞を傷つけ、老化、がん、生活習慣病の原因になることから目の敵にされがちな活性酸素ですが、本来はダメージから体を守る免疫機能の働きを持つ大切な存在です。しかし、過度に負担がかかることで過剰生産され、結果として細胞を傷つける原因になってしまう…。つまり、老化や病気は活性酸素自体が悪いわけではなく、わたしたちの生活習慣自体が原因なのです。
食生活や適度な運動など、可能な範囲で自分の体を労わりつつ、夏バテなどどうしても負担がかかってしまう時は、スイカの抗酸化作用に助けてもらいましょう。
【ビタミンA】
・目の働きを正常に保つ暗いところでも慣れて周りが見えるようになる力、色の違いを見分ける力はビタミンAの働き!(=夜盲症を防ぐ)。
・粘膜と肌を守り細菌ブロック粘膜を保護し、肌を乾燥から守ってくれる。
・子どもの成長を促進する細胞や組織が増えるときに必要なため、子どもの骨の成長に大きく関わる。
・感染症を予防外界からの病原菌などが体に侵入するのを防ぐ。
・免疫力アップ風邪やインフルエンザなどが流行する時期に積極的に取り入れることで体が守ってくれる。
・がんのリスクを軽減する肺がん、胃がん、子宮がんなどのがんや動脈硬化を予防する役目がある。
【ビタミンC】
・コラーゲンをつくるコラーゲン量がたくさんあると傷や炎症が早く治る。
・アンチエイジング効果があり、抗酸化作用で酸化=老化の予防を助ける傷ついた細胞を修復し、疲れの元や老化の原因を排除するまた、血管の健康維持に働く。
・鉄や銅の吸収をよくするビタミンCと鉄や銅を一緒に摂ることにより腸内で吸収しやすくする。
・シミを予防するメラニン色素がつくられるのを抑える。
・免疫力を高める白血球の働きを強化し、免疫力を高めるビタミンCを多く摂取すると風邪を引きにくく、もし引いても早く回復する。
・インターフェロン(ウイルス系の病気から体を守るたんぱく質)がつくられるのを促進する。
・ストレスに対抗する力をつくる抗ストレスホルモン(ノルアドレナリン)をつくり、ストレスを緩和するビタミンCが不足すると抗ストレスホルモンが十分につくられず、ストレスに負けてしまう!
・LDL(悪玉)コレステロールの酸化を防ぐ動脈硬化などの生活習慣病を予防する。
・ 肌のハリを維持する皮膚や骨を強く保つのに必要。
【シトルリン】
・利尿作用
・抗酸化作用
・血流をよくするシトルリンのサポートにより動脈が広がって血流がよくなるため、むくみや冷え性の改善、皮膚の新陳代謝を助ける。
・運動能力を高める血流をよくすることにより、体内で摂り込んだ酸素、糖質、たんぱく質などを効率よく代謝し、持久力アップに繋がる。
・疲労の軽減に良い疲労物質であるアンモニアの解毒に関わり、疲労回復を助ける。
親子でカンタンに作れる「スイカのフルーツポンチ」のレシピです。大きなスイカにかぶりつくのも夏の醍醐味ですが、他のフルーツと好きな形に型抜きを楽しみながら作るのもオススメです!
今回のクイズは全部で2問あり、そのうち1つはこちらの記事の中に答えが隠されています。今月はテーマとなっている「スイカ」の木製おままごとがプレゼントです。ぜひチャレンジしてみてください!
最後までお読みいただきありがとうございました。
食材情報監修:皐月(栄養士・野菜ソムリエ)
レシピ監修:広瀬彩夏(管理栄養士)
編集:平子(ウッディプッディ)
木にマグネットを埋め込んだおままごと。本物のような切り口とサクッとした切れ味がの人気のひみつ。
お魚の三枚おろしにもチャレンジだ! ママより上手になってみせるン♪
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