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おもちゃで子どもの「空間認識能力」を鍛える

おもちゃで子どもの「空間認識能力」を鍛える

子どもの空間認識能力は、学習やスポーツ、芸術などあらゆる分野に良い影響を与える大切な力です。

空間認識能力の基礎やメリット、またその伸ばし方について、年齢別におすすめのおもちゃを取り上げながら解説します。

子どもの成長は一人ひとり異なるため、楽しみながら取り組める方法を見つけることが重要です。親子で無理なく導入できるポイントを学んでいきましょう。

空間認識能力とは何か?

まずは空間認識能力がどのような力なのか、基本的な概要を押さえましょう。

空間認識能力とは、物体の形状や大きさ、向き、位置関係などを正確に把握する力のことです。例えば、ブロックを組み立てるときにどの向きに置けば崩れないかを考えたり、ボールを投げたときの軌道をイメージするなど、日常生活のさまざまなシーンで活用されます。小さな子どもにとっては、見る・触れる・動くといった遊びの中から自然とこの力が育まれていくのが特徴です。

この能力は学習において図形問題を理解しやすくしたり、スポーツで味方との位置関係を的確に把握する上でも重要な基盤となります。特に幼児期から小学校低学年頃までに培われる土台が、その後の成長にも大きな影響を及ぼすといわれています。

生活や学習における空間認識能力の重要性

空間認識能力が高いと、子どもは日々の生活で方角や距離を感覚的に捉えやすくなり、外出先でも迷いにくいといわれています。また、整理整頓や部屋のレイアウトなどに対する興味が湧きやすくなるため、自分で場を整える力が育まれやすいのもメリットの一つです。

学習面では、図形問題を得意とするきっかけになりやすく、分度器や定規の使い方などをスムーズに覚えられます。算数だけでなく、理科や技術科目にも応用されるため、空間を見通す力は幅広い分野で役に立ちます。

さらに空間認識能力は、子ども自身の身体感覚の向上に直結する部分も大きいです。自分がいまどこに立っているか、どの方向へどのくらい進めば目的地に着くのかなどの把握力をもたらし、日常と学習の両輪を支えてくれる存在といえるでしょう。

空間認識能力が高いとどんなメリットがある?

空間認識能力が高いと、どのような良い影響があるのでしょうか。

空間認識能力を磨くことで、子どもはスポーツや勉強、芸術活動など多くの場面でスムーズに力を発揮しやすくなります。運動面では動きの予測や位置関係の把握力が向上し、学習では図形や立体の問題が得意になるきっかけになるのがポイントです。さらに工作や絵画などの創造的な活動でも、思い描いたイメージを空間的に組み立てて表現する力が養われやすくなります。

球技などのスポーツが得意になる

ボールの軌道をイメージし、正確にキャッチやパスを行うためには空間認識能力が欠かせません。サッカーやバスケットボールなどのチームスポーツでは、仲間との位置関係や相手の動きを素早く把握する力が重要になります。

例えば、ディフェンダーをどのように回避するか、ゴールまでのルートをどう作るかといった判断力にも関わってきます。小さい頃から遊びの中でボールを使った運動を楽しむことは、自然にこの力を伸ばすのに大いに役立つでしょう。

そのため、幼児期にボール投げやキャッチボール、ドリブル遊びなど身近な形で触れさせることが、将来のスポーツの上達にもつながりやすいといえます。

数学や科学分野になど理系科目に強くなる

理系科目では図形や空間を扱う問題が多く出題されます。空間認識能力が高ければ、立体図を頭の中で回転させたり、断面をイメージしたりすることが比較的容易にできるようになります。

その結果、幾何学や物理の問題を理解するスピードが上がり、数学的発想も伸びていきやすいと言われています。幼いころからブロックやパズルで遊びながら空間感覚を養うことは、理系分野の素地作りともいえるでしょう。

特に小学校高学年から中学生にかけては、算数や理科で空間的思考を要する内容が増えてくるため、早めの土台づくりが将来的な学力にも影響を与えると考えられます。

図工・美術などの分野でイメージ力が高くなる

空間認識能力が高い子どもは、折り紙や工作、絵画といった芸術活動をするときに、頭の中で作品の完成イメージをより具体的に描きやすくなります。どこをどう折り曲げれば立体的な造形ができるのか、どの角度で見れば最も映えるのかといった工夫が自然とできるのです。

この能力は描写や造形力だけでなく、自分自身のアイデアを「形」にする発想力と結びつきやすいのが特徴です。空間を自在に操ることができれば、より自由度の高い創作活動が楽しめるようになります。

また、完成形だけでなく、途中経過を段階的に組み立てるプロセスを把握するのも得意になるため、ひとつの作品をコツコツ仕上げる集中力も同時に育む可能性があります。

空間認識能力が低いとどうなる?

逆に空間認識能力が低い場合に起こり得る問題点を考えてみましょう。

子どもが空間認識能力を十分に身につけていないと、生活面では転びやすかったり、周りの物にぶつかりやすかったりすることがあります。また、空間を把握する力が弱いために、人ひとりが通れるかどうか、物を置く隙間がどれくらいあるかなどを直感的に判断するのが難しくなりやすいです。

学習面では図形問題や組み立て作業でつまずくことが増え、思考力への自信を失ってしまうことも少なくありません。スポーツ面でも、自分の動きと周囲との位置関係がつかみにくいため、上達が遅れたり本人が楽しめなかったりする場合もあります。

ただし、空間認識能力は後天的に伸ばすことが十分可能です。幼少期からさまざまなおもちゃや遊びを取り入れて地道に経験を積んでいけば、段階的に力を高めていくことができます。

空間認識能力は、何歳から発達する?

空間認識能力は幼少期から徐々に育まれます。その発達の始まりを知りましょう。

赤ちゃんは首がすわる頃から自分の周囲を視覚的に見渡し始め、ハイハイで移動するようになると物との距離感や高さへの意識が芽生え始めます。転んだり、障害物を乗り越えたりといった経験を通じて「どのくらいの幅を開ければすり抜けられるか」などの感覚を身につけます。

幼児期になると、歩く、走る、物を投げるといった身体の動きと共に、目に映る世界の広がり方も変化します。これら一連の体験を積み重ねることで、空間を捉える力が少しずつ整っていきます。

大人から見れば単純に遊んでいるだけという場面も、子どもにとっては大きな学習機会です。特に身体を使った遊びは空間認識能力の土台を形成するために効果的と考えられます。

空間認識能力はいつから鍛えられる?

発達の早い段階から、どのように空間認識力を鍛えることができるのかを見ていきましょう。

実は空間認識能力は、赤ちゃんがハイハイを始める頃から少しずつ育まれていますが、意識して遊びを取り入れることでより効果的に伸ばすことが可能です。簡単な形合わせや積み木を手渡すだけでも、「この穴にはどの形が入るのか」「積み重ねるとどうなるか」といった判断が必要になります。

親が一緒に遊んであげることで、言葉による説明や手の動かし方を丁寧に伝えながら、子どもの興味を引き出すことも大切です。早い時期から経験を重ねるほど、空間を自由に扱える感覚をスムーズに身につけられるでしょう。

また、遊びの中での失敗体験も成長にとっては重要な糧となります。崩れたり、うまくはまらなかったりする試行錯誤を繰り返す中で、より深く空間の仕組みを理解していくのです。

空間認識能力を鍛える遊びは?

積み木やブロックを使った遊びは、最も代表的な空間認識能力強化の方法です。色や形、サイズの異なるパーツを組み合わせながら、どのように積み上げれば安定するかを感覚的に学べます。

迷路遊びは、ボールや駒をスタートからゴールまで上手に誘導する必要があるため、全体を見渡して進むルートを描く力が身につきやすいです。また、身体を動かす遊びも空間認識には欠かせません。ジャンプやボール投げなどで、目と体の協応を鍛えることで空間把握を助けます。

家庭でも簡単にできるアクティビティとしては、ハンカチ落としや鬼ごっこなどがありますが、これらは単なる体を動かす遊びに見えて、相手との距離感やタイミングの見極めなど、空間認識を鍛える要素が含まれています。

空間認識能力を伸ばすおもちゃ選びのポイント

どんなおもちゃが空間認識力を育むのに適しているのか、選ぶ際の視点を確認しましょう。

おもちゃを選ぶときには、子どもの月齢や発達段階に合ったサイズや難易度であることが大切です。あまりにも複雑すぎるおもちゃは子どもが興味を失いやすく、逆に単純すぎるものはすぐに飽きてしまうかもしれません。適度な挑戦があると「もう一回やってみよう」という意欲を引き出すきっかけになります。

また、素材やデザインの面でも、壊れにくく安全性が高いかどうかをチェックしましょう。長く遊べるおもちゃであれば、取り扱いに失敗した時の学びも大きく、結果として空間認識能力を育成するチャンスを増やせます。

おすすめの形状としては、立体を組み立てるタイプのものや、迷路のように動きを考えさせるもの、パーツ同士を自由に組み合わせることができるブロック系などが挙げられます。子どもの個性や好みに合わせて複数の選択肢を与えることも有効です。

積み木やブロックのメリット

積み木やブロックは、形や大きさ、重さなど多彩な要素があるため、手先だけでなく頭を使って配置やバランスを考える力を育みます。遊びながら自然に、空間上で物体を動かす感覚を身につけられるのが特徴です。

特にLEGOのようなブロックは、自由度が高く何度でも組み直しが効くため、子どもの創造力を大いに刺激します。作りたいものを思い描き、それを形に落とし込む作業そのものが空間認識の大きな学びとなるでしょう。

木製ブロックは感触に温かみがあり、小さい子どもでも手に取りやすいメリットがあります。素材によっては音や色彩の楽しみも加わるため、飽きずに繰り返し遊ぶ子どもも多いです。

迷路・コースター系おもちゃの面白さ

ボールやビーズをスタートからゴールへ導く迷路・コースター系のおもちゃは、全体像をイメージしないとスムーズに転がせません。子どもはどのタイミングで曲がり角があるのか、次にどのルートへ行けばゴールに近づけるのかを考えながら遊ぶことになります。

こういった仕掛けは視覚的にも楽しく、複雑な構造であればあるほど、達成感が大きいです。ボーネルンドのクアドリラシリーズなどは、レールの配置を自由に組み替えられるため、遊ぶたびに新しいコースを作るワクワク感を味わえます。

失敗してボールが変な方向に行ったとしても、それは学びの機会です。試行錯誤を繰り返すことで、どのような角度や高さ、配置がうまくいくのかを自然に身につけることができます。

年齢別に見る空間認識能力を育むおもちゃの例

発達段階に応じて最適なおもちゃや遊び方を選ぶことが大切です。

子どもの空間認識能力は年齢や成長段階に応じて異なるため、一律に同じおもちゃを与えても成果は変わってきます。特に小さなお子さんには大きめパーツや単純な仕組みがあるものからスタートし、徐々に複雑な構造へステップアップするのが効果的です。

また、あまり年齢が上の子ども向けのおもちゃを与えてしまうと、途中で投げ出してしまいやすくなるため、難易度は慎重に見極めましょう。逆に簡単すぎると飽きやすいので、少しずつ段階的にレベルを上げられるセットも人気があります。

遊び方自体も、子どもが分かりやすいよう声かけし、成功体験を積ませながら楽しめる工夫を取り入れることがポイントです。

幼児期(3〜4歳)におすすめの遊びとおもちゃ

この時期の子どもは、まだ手先が不器用な部分も多いため、大きめのブロックや簡単な形合わせパズルで空間の感覚をつかむのが良いでしょう。安全面を考慮し、角が丸い形状のおもちゃを選ぶと安心です。

運動遊びとしては、広い場所でボール投げやかけっこをするだけでも、距離感や方向感覚を育むきっかけになります。体全体を使う遊びと組み合わせていくと、より早く空間把握能力の基礎を形成できます。

また、親子で一緒に積み上げたり組み立てたりする時間を作り、「どうしたら崩れないかな?」「なにを作ってみる?」など会話をしながら進めると、遊びのモチベーションが続きやすくなります。

就学前(5〜6歳)に楽しめる知育玩具

少し複雑な立体パズルや迷路系おもちゃが、この年齢には適しています。スタートからゴールへどうやって進むか、パーツを組み替えたらどんな変化があるのか、試行錯誤をするプロセスを楽しませるのがポイントです。

ブロック系でも、全体を見渡しながら完成品をイメージして作るタイプのアイテムにステップアップしてみましょう。例えば、目標の形を示した図を見ながら同じ作品を作るなど、具体的なゴールイメージを一緒に共有するとチャレンジしやすくなります。

親が過干渉にならないように、あくまでサポート役としてヒントを出しつつ、子ども自身のアイデアを尊重することが大切です。

まとめ

空間認識能力を育むためには、成長過程に合ったおもちゃ選びと親子のコミュニケーションが欠かせません。

おもちゃを使った遊びは、子どもが自然に空間の仕組みを学ぶ絶好の機会です。積み木やブロック、パズル、迷路など、視覚的にも触覚的にも刺激が得られる道具をうまく取り入れれば、楽しみながら空間認識能力を伸ばせます。

また、子どもの成長具合や興味に合わせて適切な難易度を選ぶことが重要です。安全性や耐久性に配慮した上で、長く遊べるおもちゃを選ぶと、さらに経験値を積む機会が増えるでしょう。

親子で一緒に試行錯誤し、成功や失敗を共有することで、より深い学びと豊かなコミュニケーションが実現します。空間認識能力は子どもの将来を広げる力のひとつ。ぜひ本記事を参考に、日常の遊びから育んでみてはいかがでしょうか。

積み木遊びは必要?子供の成長に欠かせない発達効果

積み木遊びのねらいは?子どもの発達と年齢別おすすめの遊び方

積み木遊びは子どもが自分の手や頭を使って形を作り上げる遊びであり、幼児期の重要な発達をサポートする要素が数多く含まれています。

赤ちゃんが積み木を握ったり舐めたりする時期からはじまり、成長とともに複雑な構造や作品を作る能力が身につきます。大人が思う以上に学びの幅が広く、教材や教具としても注目されることが多いのが特徴です。

小さな子どもでも自然に楽しめる遊びでありながら、自然な形で空間認識力やコミュニケーション力を育める点が大きな魅力です。指先の器用さだけでなくバランス感覚や論理的思考力も養えるため、日常の遊びとして積極的に取り入れることが推奨されています。

積み木遊びの歴史と基本的な目的

積み木は、古くは木片や石ころなどを組み合わせて形を作る遊びがそのルーツといわれています。組み合わせ方次第で無数の形を表現できるため、遊びを通じて多角的な思考力を育むことができる点が重視されています。

子どもが自ら考え、創り出す力を育成する教材として、長く教育現場でも使われてきました。

現代の積み木は安全性や形状に配慮したものが多く、子どもの成長に合わせて使い分けられるような工夫も見られます。見た目のシンプルさとは裏腹に、構造の原理や重心などの物理的概念、色や形状の識別力を自然に身につけさせる目的があります。

こうした総合的な学びの要素が詰まっているからこそ、保育や幼児教育では必須のおもちゃとして認知されているのです。

積み木遊びのメリット・効果

積み木遊びには、子どもがさまざまな力を身につけるメリットがあります。主に次のような効果が期待できます。

想像力・創造力を育む

積み木を積んでいると、形のイメージを思い浮かべてから実際に形にする一連のプロセスが生まれます。これは単に視覚に頼るだけでなく、失敗と試行錯誤を繰り返すことで自然に想像力と創造力を高めることにつながります。自分なりの自由な発想をもとに作品を作る経験が、後々の学習や問題解決にも役立つでしょう。

論理的思考力・空間認識力の向上

どのブロックをどの順番で、どの角度で積めばうまく立つのかといった検討は、論理的なアプローチを要します。さらに、完成形を思い描きながら配置を考えることで空間認識力が自然と養われます。これらのプロセスを遊びの中で繰り返すことで、子どもの脳は柔軟な思考力を身につけやすくなります。

達成感や指先の巧緻性(こうちせい)を促す

小さなブロックを積み上げたり、微妙なバランスを取りながら高く積み上げる試みは、指先や手の感覚を細かくコントロールする練習となります。成功したときの喜びや達成感がさらに意欲をかき立て、次のチャレンジへとつながる良循環を生み出すでしょう。特に幼い頃から継続的に行うと、手先の器用さだけでなく集中力や粘り強さも身につきやすくなります。

協調性・コミュニケーション力の発達

友だちやきょうだい、保護者と一緒に積み木遊びを行う場合、コミュニケーションをとりながら役割分担したり、互いのアイデアを取り入れたりする機会が増えます。こうした共同作業は、他者の意見を尊重しながら意思決定をしていく練習にもなります。結果として子ども間の絆や社会性を高める助けとなり、豊かな人間関係を築く力を育むでしょう。

年齢別に見る積み木遊びのねらいと遊び方

積み木遊びは年齢に応じて楽しみ方や発達に適したステップがあります。

0歳児:触れる・なめるなど五感で楽しむ

生まれて間もない赤ちゃんは、積み木そのものを握ったり舐めたりといった五感による刺激が中心となります。まだ組み立てたり積んだりする段階ではありませんが、この時期に安全な素材の積み木を与えることで、自然と感覚刺激を与えられます。

1歳児:握る・積む感覚に慣れ親しむ

指先の力が発達してくる1歳頃になると、積み木を握りやすくなり、簡単に積んだり崩したりする動作にも興味を示し始めます。いくつかのブロックを重ねるだけでも、崩さないように手先の調整をするなどの学びが含まれます。親子で楽しむ場合は、大人が一緒にブロックを積み上げる様子を見せると、子どもが真似する形でステップアップしやすくなるでしょう。

2歳児:形を認識しながら積み上げる

2歳頃になると、色や形を少しずつ認識し始め、どの面を下にすれば安定するかを考えながら積む様子が見られます。高く積むことにも挑戦するため、バランスの取り方や「もっと上に積みたい」という意欲が強くなるのが特徴です。失敗して倒れてしまっても、やり直す過程そのものが学びのチャンスとなり、積極的な姿勢を育みます。

3歳児:自由な発想で制作を楽しむ

3歳になると、積み木を使って家や車、動物など、より具体的な形を作ろうとする行動が増えてきます。目に見える形を作りだす喜びとともに、「こうやって作ると面白い」という発想力も育まれる時期です。さらにごっこ遊びと組み合わせることで、おままごとやストーリー性のある遊びへと発展させることができます。

4歳児:工夫して大作にチャレンジする

4歳児になると、複数のブロックを組み合わせてより大規模な作品に挑戦したり、左右対称などのルールを取り入れることもできます。完成形を思い描いてから制作に取りかかる習慣が生まれ、ブロックの配置や色使いなどに個性や工夫を凝らすようになります。新たなアイデアを取り入れたいという意欲が高まるため、サポートする側も子どもの想像を尊重しながら環境を整えることが大切です。

5歳児:ストーリー性や共同制作を楽しむ

5歳児は積み木を使った共同制作にも積極的で、友達と一緒に「街を作る」「お城を作る」などの大きな目標を設定しがちです。自分だけでなく周囲のアイデアも取り入れながら、物語を作って遊ぶなど、より深い創造性を体験できます。こうした協調的な遊びを通じて、子どもの社会性とコミュニケーション力がさらに伸びやかに育まれるでしょう。

積み木に関する悩み

実際に積み木遊びを取り入れるとき、「子どもが飽きてしまわないか」「後片付けが大変ではないか」など、さまざまな悩みが生まれることがあります。特に子どもが積み木遊びに全く興味を示さない場合もあるので、状況に合わせたアプローチが必要です。

子どもが積み木で遊んでくれないときの工夫は?

興味を持たない場合は、まず大人が楽しそうに積み木遊びをしている姿を見せるのも一つの方法です。また、積み木だけでなくフィギュアや車のおもちゃなどと組み合わせることで子どもの興味を引きやすくなります。積み上げた作品を一緒に眺めながら「ここにもう一個積んだらどうなるかな」など、声かけによって遊びの幅を広げることも効果的です。

積み木の後片付けを習慣化するコツはある?

後片付けを習慣づけるには、遊びの延長として片付けを楽しめる工夫が大切です。例えば、時間を計ってどちらが早く片付けられるかを競争形式にするなど、ゲーム性を取り入れると子どもも抵抗なく参加しやすくなります。収納場所を子どもが取り出しやすく、戻しやすい位置に設定しておくのもポイントです。

おすすめの積み木

はじめてのつみき RING10(リングテン)

はじめてのつみき 音いろつみき

はじめてのつみき 赤ちゃんと地球にやさしい松のつみき

まとめ

積み木遊びは、実際に手を動かしながら学ぶことができ、想像力やコミュニケーション力を自然に培える優れた遊びです。成長段階に応じて楽しみ方が多様に広がり、子どもにとっても達成感を得やすいのが魅力と言えます。ぜひ日常生活に取り入れ、遊びと学びが融合する貴重な時間を共有してみてください。

1歳児でも積み木はできる?積み木による発達効果と遊び方のポイント

1歳児でも積み木はできる?積み木による発達効果と遊び方のポイント

1歳児にとって積み木は、さまざまな発達段階をサポートする大切な遊びです。握ったり崩したりしながら、手先の発達や集中力を育むことができます。さらに、形や色への興味を深めるきっかけにもなるため、知育としても効果的です。

1歳児が積み木を実際に積むようになる目安や、積み木の選び方、遊び方のヒントをご紹介します。お子さんの成長をあたたかく見守りながら、楽しく遊びを取り入れることで、自然と学びの要素も取り入れられます。無理なく取り組むことで、子どものペースを尊重しつつ着実に力を伸ばすことが可能です。

1歳児と積み木:いつから積めるようになる?発達の目安

積み木を実用的に積み上げられるようになるのは、一般的には1歳半ごろといわれていますが、1歳前後から興味を示し始める子どももいます。

1歳前後の子どもは、積み木を手に握ったり、投げたり、舐めたりしながら感覚を探究します。発達の個人差も大きいですが、1歳半頃になると少しずつ積み木を重ねる行為が増え、見様見真似で大人の動きを真似する姿も見られます。こうした興味の芽がうまれる時期に、自由に触れられる環境を用意してあげることが大切です。子どもが失敗しても責めず可能性を広げられるようにサポートすると、自然な発達を後押しできます。

1歳前後:まだ積まない?積み木を打ち合わせたり眺めたりする段階

1歳前後では、積むよりも舐めたり、叩いたり、投げるといった探索行動が中心になりやすいです。まだ力の加減や手先のコントロールが未熟なため、積み重ねのような細かい動きは難しく感じます。とはいえ、積み木の感触や色に興味を持つことで、手指の器用さを育む準備段階にもなります。大人は無理強いせず、優しく見守りながら一緒に遊びを楽しんであげると良いでしょう。

1歳半ごろ:2個以上の積み重ねが見えてくるタイミング

おおむね1歳半ごろになると、子どもは自分の意思で積み木を積み重ねようとし始めます。最初は2個重ねるのもままならないことが多いですが、試行錯誤を繰り返す中で指先の動きや空間感覚が身についていきます。大人が少し手伝いながら成功体験を積ませてあげることで、子どものやる気や楽しさがさらに高まります。

積み木遊びがもたらす5つのメリット

積み木遊びは手先の器用さだけでなく、子どもの想像力や認知能力など多方面に効果をもたらしてくれます。

積み木はシンプルな道具だからこそ、多様な学びを得られる魅力があります。単に積むだけでなく、崩れてしまう経験を通じて試行錯誤を促し、原因と結果の関連性を学び取ります。また、自由に組み合わせる過程で形状や数に関する理解を深めるきっかけにもなり、子どもの発想力や観察力を豊かにします。

メリット1:手先の器用さや巧緻性の向上

積み木をつかんで重ねる動作には、指先の微妙な力加減が必要です。初めはうまくつまめなくても、繰り返し触れるうちにバランスよく積む感覚が身につきます。こうした積み重ねの中で、手首や指先の運動精度が高まり、後の文字を書く動作やお箸を使う場面にも良い影響があります。地道に楽しんで取り組むことで、自然と巧緻性が育っていくのです。

メリット2:集中力・忍耐力の養成

積み木を積むときには、どうしたら崩れないかを考えながら集中する必要があります。崩れてしまった場合に再度チャレンジする過程で、失敗から学ぶ力や挫折を乗り越える粘り強さが磨かれます。子どもが自発的に繰り返すことで、集中力とともに忍耐力も少しずつ育っていきます。

メリット3:想像力・創造力の刺激

積み木が高く積み上がったとき、子どもはそれを“お城”や“ビル”など、自分なりのイメージと結びつけることがあります。単純な形から何かを想像する力は、コミュニケーション能力にもつながり、言葉や表現の幅を広げるきっかけにもなります。さまざまな組み合わせを考えながら遊ぶことで、クリエイティブな発想を育む一助となるでしょう。

メリット4:空間認知能力の発達

積み木を積んで崩すうちに、子どもは形や位置、重心を自然に体得していきます。高さやバランスを感覚的に理解することで、空間を把握する力が育ち、空間把握力が後の算数的思考にも役立ちます。積み木は、平面から立体への理解を深める最初のステップとして最適です。

メリット5:達成感から自己肯定感を育む

小さなブロックを積み上げて成功したときの子どもの笑顔は、とても印象的です。何度も挑戦してようやく形になったとき、達成感を味わうことで『やればできる』という自己肯定感を抱くきっかけにもなります。こうした成功体験の積み重ねが、今後の学びやチャレンジに向き合う原動力になるのです。

1歳半健診に向けての練習は必要?焦らず楽しむポイント

1歳半健診で積み木を積めるかを見ることがありますが、無理な練習や焦りは逆効果。子どもが楽しめる範囲で積み木遊びに慣れ親しむことが大切です。

1歳半健診では、個々の発達状況を把握する一環として積み木がどれくらいできるかを見る場合があります。もし積めなくても、子どもによっては得意・不得意があるため、一概に遅れているとは断定できません。逆に大人が焦って詰め込みのように教えると、子どもの意欲を削いでしまうこともあり得ます。子どもの興味やペースに合わせて遊びを通して練習することが、最も自然な発達を促す近道といえるでしょう。

1歳児向けの積み木の選び方

安全で扱いやすい積み木を選ぶことで、よりスムーズに遊びに取り組めます。

1歳児はまだ口に入れてしまうこともあるからこそ、安全基準がしっかりと確保された積み木選びが重要です。角が尖っていないか、有害物質を含まないかなどを確認し、大きさも誤飲を防げる程度を選びましょう。握りやすい形状であれば、より楽しく遊びながら発達を促すことができます。

素材・安全性のチェック:赤ちゃんにも安心なものを

積み木の素材には、木製やプラスチック製などがありますが、1歳児に向いているのは口に入れても安心な塗装や処理が施されたものです。木製の場合は研磨がしっかりされており、ささくれが出ないか確認することが大切です。プラスチック製の場合は軽くて扱いやすい一方、耐久性や塗料の安全性も考慮して選びましょう。赤ちゃんの成長に合わせて素材を見直すと、より安心・安全に遊べます。

サイズと形:持ちやすく積みやすい大きさを選ぶ

1歳児の小さい手に合わせて、つかみやすく積みやすいサイズが理想です。極端に小さい部品は誤飲の可能性があり危険ですし、大きすぎると子どもが操作しにくく楽しめない可能性があります。シンプルな立方体や直方体など、バランスがとりやすい形の積み木は、初めての積み上げにぴったりです。

カラーバリエーション:興味を引くデザイン

色鮮やかなデザインの積み木は、子どもの目を引きやすく、遊びへのモチベーションを高めます。ただしカラフルであっても、安全な塗料を使っているかどうかは必ず確認し、口に入れても問題のない製品を選びたいところです。色彩の違いがある積み木を組み合わせることで、視覚的な刺激だけでなく色の認識も自然に学べるメリットがあります。

1歳児と楽しむ積み木遊びのヒント

楽しみながら積み木に親しむコツをご紹介します。

積み木遊びを通して子どもが興味を持つには、まず大人が一緒に楽しむ姿勢を見せることが大切です。大きく積んで一気に崩す、ころがすなど、さまざまな遊び方を実演してみると、子どもの発想も豊かになります。笑顔で声をかけながら進めることで、親子のコミュニケーションを育む最高のツールとなるでしょう。

大人が積んで崩す:シンプルな繰り返し遊びを取り入れる

最初は大人が積み上げ、子どもがそれを崩すというやりとりを楽しむだけでも充分な刺激になります。子どもが自分で積めるようになる前の段階でも、崩す行為は手先や腕の動きを育てる上で大切な経験です。繰り返し崩すうちに、積み木がどのように積まれているのかを無意識に学びとっていきます。

並べたり転がしたり:平面での遊びからチャレンジする

積むことに慣れていない子や興味が薄い子には、まず平面に並べる遊びから始めるとよいでしょう。横に並べたりコロコロ転がしたりするだけでも、色や形を認識する力が育まれます。無理に高く積むことを求めず、感覚的に触れる時間を大切にすることで、自然と積み木への興味が深まります。

名前をつける・ごっこ遊びに発展させる

積み木を車や家に見立てながら遊ぶと、単なる積み重ねの枠を超えた想像遊びへと発展します。例えば、『これは車だよ』と声かけをすると、子どもは積み木を動かしたり音を口まねしたりといった表現を楽しむでしょう。こうしたごっこ遊びは、言語表現力や社会性を育むうえでも重要な役割を果たします。

まとめ:1歳児が積み木を楽しむためのコツと成長の見守り方

1歳児が積み木に興味を持ち、遊びを通じて成長していく様子を長い目で見守ることが大切です。

それぞれの子どもには発達のペースがあるため、必ずしも1歳半までに完璧に積める必要はありません。大切なのは、焦らず楽しみながら繰り返し経験を積ませることで、少しずつ積み重ねられる力を伸ばしていくことです。親子で遊ぶ時間を極力つくり、成功や失敗も共有しながら一緒に成長を喜び合いましょう。積み木遊びを通して豊かな学びや達成感が生まれれば、それはきっと子どもの大きな自信にもつながります。

1歳児向けのおすすめの積み木3選

はじめてのつみき 赤ちゃんと地球にやさしい松のつみき

✅ 特長

・対象年齢 6ヶ月〜 と、かなり小さなお子さまから使えるベビー向けつみき。

・全 15ピース+収納木箱付きで、最初のおもちゃとしてバランスが良いセット。

・素材に天然木を使用し、木箱収納など、環境にも配慮された安心設計。

🌱 おすすめポイント

自然素材のやさしい質感が魅力の、赤ちゃんの“はじめての積み木”にぴったりのセットです。
軽くて扱いやすい松の木を使用しており、小さな手でもつかみやすいサイズ感。角がしっかり丸められているので安心して遊べます。
“積む・並べる” といったシンプルな動きから挑戦しやすく、「できた!」という達成感を味わいやすいのもポイント。
専用の木箱が付いているため、お片付けの習慣づけにも役立ちます。

はじめてのつみき 音いろつみき

✅ 特長

・カラフルな原色ベースの積み木で、色あそびにもぴったり。

・“音が鳴るつみき” を含む 14ピースのセット — 振ったり積んだり並べたり、色・音・感触を総合的に楽しめる。

・対象年齢は 1歳〜。小さなお子さまが手軽に楽しみやすい小さめピースが中心。

🌱 おすすめポイント

カラフルで見た目にも楽しい積み木に、シャカシャカ・カラカラと音が鳴る仕掛けをプラスしたセットです。
視覚だけでなく “音” の刺激も加わることで、五感をバランスよく育てられるのが魅力。
積む前に振ってみたり、色の名前を言ってみたりと遊びの幅が広く、飽きずに長く遊べます。
1歳ごろは「振る」「音を鳴らす」行動が大好きな時期なので、好奇心をぐんぐん伸ばしたいご家庭にぴったりです。

はじめてのつみき RING10(リングテン)

✅ 特長

・紐通し・積み木・サイコロ遊び・人形遊びなど、40種類以上の遊び方ができる多機能セット。

・シンプルな積み木だけでなく、リング・顔・帽子などパーツが豊富で、“創造性あそび” にも発展。

・対象年齢は約 1.5歳ころ〜。成長に合わせて長く遊べるよう設計されている。

🌱 おすすめポイント

積み木としてだけでなく、紐通し・人形あそび・サイコロ遊びなど、40種類以上の遊び方ができる多機能セットです。
最初は “通す・重ねる・並べる” といった基本動作で楽しめ、成長に合わせて「ごっこ遊び」や「数あそび」へ発展できます。
長く愛用できる知育玩具を探しているご家庭に特におすすめで、創造力や集中力を育てたい方にもぴったりです。

3商品それぞれに魅力があり、どれも1歳前後から安心して遊べる設計になっています。
「はじめての積み木として安心さを重視したい」「音や色で楽しく刺激したい」「長く発展的に遊ばせたい」など、ご家庭の希望に合わせて選べるラインナップです。積み木は、遊びながら自然に手先の発達や想像力を育てられる、とても頼もしい存在。お子さまの成長に寄り添う最初の知育玩具として、ぜひ参考にしてみてください。

【 SDGs × つみき 】FSC®️認証のサステナブルなつみきを、3人の子どもたちと一緒に遊んでみた! – 保育士ママが遊んでみた #05 

みなさんこんにちは!

 

 私は都内で保育士をしながら、2歳になった子どもを育てるママです。「おもちゃコンサルタント」というおもちゃの資格を保有するほど、私自身おもちゃや遊びが大好きで育児にも親子で一緒に楽しめる遊びを取り入れようと日々奮闘しています!

 

  昨年の4月に仕事復帰をして、仕事に育児に家事にと毎日バタバタとすごしています。職場復帰して思うのはママって忙しいんだな~ということ。(パパもお疲れ様です)

 

  みんなよく頑張ってる!みんなたまにはリフレッシュしながら子育てを楽しみましょうね。

 

 さて今回は、2022年1月にウッディプッディさんから発売されたつみき「赤ちゃんと地球にやさしい松のつみき」についてご紹介します。「初めてのつみきって、どれを選べばいいんだろう?」と悩んでいる方の参考にして頂けたら嬉しいです。

 

子どもには遊びを、大人には癒しを。


 名前の通り「松(マツ)」でできたつみきなのですが、箱を開けて初めに感じるのは、フワッと優しい松の香り。

 

  触り心地も思ったより滑らか。スベスベとサラサラの間くらいで、触れているだけで妙に落ち着きます。子どもにあげるよりも先に、お母さんである私が癒されてしまいました(笑

 

【0歳さん】世界を知るためにとことん “味わう” 赤ちゃん

 今回は、姪(6ヶ月)、姪(1歳6ヶ月)、息子(2歳)の3人の子どもと一緒に遊んでみたので、それぞれの反応と遊び方についてご紹介します。

 

 つみき自体はとても軽くて、サイズも程よい大きさ。初めは掴むのに苦戦する姪(6ヶ月)でしたが、ちょっとサポートしてあげると、すぐに上手に持って遊ぶことができました。じーっと眺めていたかと思えば、「はむっ」とくわえたり、舐めたり、初めて触れるつみきに、「そこまで真剣にならなくても…(笑」と思うほど無我夢中でした。

 

 ところで、赤ちゃんが小さいうちはなんでも口に入れてしまうので、心配になるお母さんはたくさんいらっしゃると思います。しかし、五感をフル活用して周りの世界を認識する赤ちゃんにとっては、口を使って物の質感や形を学ぶことも大切な時間なのです。

 

こちらのつみきは、赤ちゃんの口に入らない大きなサイズで作られており、「玩具安全基準(ST)」もしっかり取得されているので安心ですね。なんでも口にいれたがりな赤ちゃんにとって、飲み込む心配もなく安心して遊ばせてあげることができました♪

 

 木は湿気に弱いらしいので、遊んだ後は濡れた布巾でふき掃除&風通しの良い場所で乾燥させてあげてくださいね!

【1歳】破壊なくして創造なし!壊すことから始まる遊びの世界

 「木を積む」と書いて「つみき」と呼びますが、子どもにとってはじめは「積む」よりも「倒す(崩す)」ことから、徐々に遊び方を発展していきます。

 

 例えば1歳の姪っ子。まずは1つ1つゆっくりと触れて「これってなんだろう?」「どうやって遊ぶのかな~?」と考えている様子でした。遊び方を丁寧に教えてあげてもいいのですが、子ども自身で遊び方を発見できるよう、ここはあえてほんのちょっとのサポートにとどめてみるのもオススメです。

 

 遊び方に悩んでいる姪っ子の近くに、いくつかつみきを高く重ねてみました。すると、それをみて「ぱたーん!」と倒し、喜ぶ姪っ子。もう一度積み上げてあげると、またもや倒して喜び、そんな繰り返し遊びにニコニコしていました。

 

 すると、次第に自分で積み上げることを覚え、倒したり積み上げたりを続けるうちに、バランスが取れるようになったり、より高く積めるようになったりと、少しずつレベルアップした遊びができるようになりました。

 

 当たり前のように見えるこの様子も、実は子どもにとっては大きな成長の一歩。元々あった形が崩れることで、「さっきみたいにするにはどうすればいいんだろう」と考え、それを再現できると「できた!」という喜びや自信が生まれます。それを繰り返すうちに、もっとたくさん積んだり、倒し方を変えてみたりと、自分なりに工夫を加えて更なる発見へとつながります。

 

 つみきはシンプルなおもちゃだからこそ、子どもたちの創意工夫を間近でみられる楽しみが詰まったおもちゃでもあるのです

【2歳】「当てっこ遊び」で言葉を覚える楽しさを身につけよう!

 言葉の使い方が発達する2歳児には、どうぶつのつみきをつかった当てっこ遊びがおすすめ。

 

 つみき遊びはお手のものな2歳の息子。「パンダどーれだ?」とクイズを出すと、「これ!」と元気よく掲げました。小さい子にも馴染みのある動物たちが描かれているので、「ものには名前がある」ということを認識する時期の2歳児にもうってつけですね。

 

  すぐに名前が出てこなかったり、名前を覚えられなくても、あせる必要は全然ありません!言葉に限らず、子どもの成長には大なり小なり差があって当たり前です。今は周りの子よりも語彙や口数が少なくても、気づけば同じかそれ以上にお喋りになっているもの。

 

 そして、 新しい言葉を覚えることができたときは、たくさん褒めて一緒に喜んであげるのがポイントです。なにかを覚えること自体が嬉しくなって、きっといろんな言葉を楽しんで覚えられるようになると思います!

 

 さて、つみきに話を戻すと、こちらのどうぶつの絵が描かれたつみきは、中に色々な形の木玉が入っていて、振るとそれぞれ違う音が聞こえます。初めはどうぶつの絵で当てっこ遊びをしていた2歳の息子も、途中で「音が違う!」と気づいてからは、「カラカラ♪」「かちゃかちゃ♪」と、音を出すのに夢中になって遊んでいました。

 

 つみきには写真で遊び方のお手本が書いてあるので、そのうち子どもたちでお手本を再現して遊ぶ様子も見られました。音のなるつみきは、表面がなみなみしたつみきの上を転がすと「ガタガタ」「かしゃかしゃ」と可愛い音を鳴らして転がっていきます。いろんな動きや音が楽しめる点は年齢問わず嬉しいようで、0歳も1歳も2歳も、みんな喜んで遊んでいました。

つみきと考える、子どもの未来。

 最後に、この『赤ちゃんと地球にやさしい松のつみき』は、地球の自然を守る活動を行う FSC®︎(森林管理協議会)の認証がついた木材を使ったおもちゃなんです。

 

 

 「子どもたちがこれから暮らしていく未来の社会の作りを支える」というコンセプトから、木材やパッケージに使われる紙の素材を、地球に優しいものでつくったとのこと。最近「SDGs(持続可能な開発目標)」という言葉をよく耳にしますが、まさかおもちゃにまでそのムーブメントが来ているとは…!

 

 SDGsって海外の団体や大きな企業など、一部の人たちにしか関係ないものと思っていましたが、言われてみれば、20年もすればこの子たちも立派な大人なのかと、ふと考えさせられました。でも、SDGsって言われても難しくてよくわからないし…。

 

 そんなことを考えながら子どもたちがつみきで遊ぶ様子を眺めていると、ふと蘇った小さな頃の思い出。私が昔遊んでいたつみきは、母が今までずっと大切にとっておいてくれて、今は息子や孫たちみんなで遊んでいます。

 

 母も我が子のためにたくさんあるおもちゃから選び、一緒に遊んで、そして大切に保管してくれていたのだなーと、自分の子どもが産まれた今、改めて気づきました。「おさがり」も立派なSDGsですね。

 

私も松のつみきを息子とたくさん遊んで、いつかこのつみきで孫と一緒に遊べる日を楽しみにしたいと思います。

【オマケ】つみきにピッタリのわらべうた

 私の中で勝手にシリーズ化している遊びの一口メモをご紹介をします♩

  わらべうたとは昔の生活の中から自然に生まれたもので子どもの話や言葉の延長で作られているうたです。リズムやメロディーもシンプルで歌いやすく、一緒に遊べる歌もたくさんあるのでおすすめです。

 積み木って積むものだと思う方が多いのではないでしょうか?大人が積んだものを崩すのも遊び、2つを持って叩いて音を出すのも子どもにとっては大事な遊びなんです。でも大切な積み木でカンカン叩かれるのは少し気になりますよね。

そんな時はこの歌を歌ってみてください。

 

いしの なかのなかの かじやさん ♪ 

いしついで くなんせ ♪

 

 うたに合わせて2つの積み木をカチカチあわせてリズムを取るだけのシンプルな遊びです。歌に合わせて歌っているうちに子どもも大人も気持ちが落ち着いてきますよ。是非お子さんと一緒に歌ってみてくださいね。


ライター:齊藤由佳子

東京都内の保育園で保育士を務める1児のお母さん。おもちゃコンサルタントの資格を保有。コロナで外出ができない子どもたちのために、ZOOMで多くの親子とリモートで遊んだり歌ったりを楽しめる「リモート保育」の活動を行う。

新米おもちゃデザイナーの先生は、一歳の子どもたち?『はじめてのつみき おとつむ』開発ウラ話

 

 みなさんこんにちは!ウッディプッディのおもちゃデザイナー(育休中)の山本です!

 前回は初めてのスタッフブログで、ただの自己紹介ながら緊張して書きましたが、たくさんの方にお読みいただけて、とても嬉しいです!

 2回目となる本日は、ウッディプッディの大人気商品『おとつむ』が誕生した舞台裏を、ちょっとだけお見せしたいと思います。

初めてのおもちゃ作りは「音の見えるつみき」

https://www.youtube.com/watch?v=OwLZWj3ymCE

 このプロジェクトを担当したのは入社して間もない頃でしたので、先輩方のサポートなしでは到底成し得ませんでした。とにかく必死になって作っていたことを覚えています。

 おとつむを企画してた2016〜2017年当時は、小さなお子様向けに、振ると音のなるつみきが流行っていました。つみきの中が空洞になっていて、振ると「カラカラ」と可愛い音がするものが主流ですね。

 つみきが遊べるようになる1歳前後の子どもは急速に五感が発達する時期で、個人差はあるものの、特に音への関心が強くなる時期です。自分で掴んだり振ったりと、五感をフル活用する遊びは、子どもたちの成長に欠かせません。

 「音がするつみきはたくさんあるけど、みんなにもっと楽しんでもらうにはどうしたらいいだろう…?」

 「つみきは大きくなるまでずっと遊べるおもちゃだから、丈夫で長く遊べる方が親御さんも安心できるだろうな…」

 おもちゃデザイナーとして駆け出しの私にとって、おもちゃ作りは楽しい反面、乗り越えなければならない課題がたくさんでした。

 そんな中、ついに辿り着いた一つのコンセプトが「音の見えるつみき」でした。振るとつみきの一部が動いて、木のおもちゃならではの優しい音とともに、見た目の変化も楽しめます。触覚と聴覚に加えて、視覚で楽しむ要素が増えることで、もっと夢中になって遊んでもらえるのでは…?

 さっそくサンプルを作り、実際に小さなこどもたちに使ってもらうことに。結果は…、思った通り!音だけのラトル(振ると音がするおもちゃ)に対して、音の発生源が目で見てわかるラトルの方が、より夢中になって遊んでいました。

こどもたちが教えてくれた、おもちゃの「色」の大切さ

 

 この時、私たちが気づかなかったことをもう一つ、子どもたちが教えてくれました。それは、子どもたちは音より先に「色」に関心を示すことです。

 「おとつむ」はカラフルで可愛らしいつみきですが、当初はむしろ塗装を施さず、ナチュラルな木の見た目を活かしたおもちゃにするつもりでした。ナチュラルなつみきは、イメージに囚われず自由な型を作れる上、好みに左右されにくいので、当然これがいいだろうと思っていました。

 しかし、実際にそのおもちゃで遊ぶ子どもたちは、塗装のないつみきよりも、塗装のあるつみきの色に反応し、そこから掴んだり、振ったりと、本来の遊びに入っていきました。いくらつみきに工夫を重ねても、子どもたちに興味を持ってもらわないことには、なんの意味もありません。

 モニターの子どもたちから多くのことを学びながら改良を重ね、2017年9月、「はじめてのつみき おとつむ」として、私の作ったおもちゃが初めて世に出ました。 

 

お母さんになって感じること

 発売から3年以上過ぎ、今では多くのお客様にお楽しみいただいています。中には、遊んだ感想や気になった点などをレビューに丁寧に書いてくだるお客様も多く、とってもありがたいです…。

 そして何より、娘さん・息子さんが「気に入って毎日遊んでいますよ!」なんて素敵な言葉をいただくと、もう…感無量です。

 今だからおはなしできますが、実は発売直後はあまり売れ行きが好ましくない時期もあり、「ダメだったかな…」と焦る時期もありました。しかし、徐々にたくさんの方にご購入いただき、ご感想やレビュー、SNSでの投稿も増えていき、今では「開発して本当に良かった!」と感じています。

 そして母になった今、おもちゃの安全性や、発育に応じた工夫のありがたみを実感できるようになりました。大きなつみきなら早いうちから遊べるので、安全で長く遊べるものほど、愛着が湧いてきます。世の中には魅力的なおもちゃがたくさんありますが、たくさん買うと家の中が狭くなってしまうし、決して安いものではないし、子供にも一つ一つを大切にしてほしいので、「おとつむ」のように、一つのおもちゃでも色々な楽しさが含まれているとありがたいです。

 7か月になる息子くんと遊んでいると、やっぱり木玉が中に入っていて見えないラトルよりも、外にカタカタなるパーツがついていたり、くるくる回る仕掛けのあるラトルの方が食いつきがとてもよく長い時間遊んでいます。

 「やっぱり見える方が楽しいんだ〜」と眺めている時、ふと「私が作ったおとつむ…渡したらどんな反応するかな…?」という思いが浮かびました。

 というわけで、次回は「お母さんが作ったおもちゃを、実の息子くんに渡したら楽しんでもらえるのか!?」といった感じのテーマで書いてみたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

「はじめてのつみき おとつむ」

1歳頃から楽しめる「ふる」「ならべる」「つむ」遊びはもちろん、少し成長してからは「はめる」「形作り」「ごっこ遊び」もOK。小さな頃から、大きくなるまで、長く安心してお楽しみいただけるつみきです。

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ライター:やまもと(スタッフ)

ウッディプッディーのおもちゃデザイナー。現在は育児休暇中。