WOODY PUDDY

ウッディプッディコラム

初めてのおままごとは何歳から?知育効果と遊び方

おままごとはまだ早いかな?ちゃんと遊べなさそうだし…。

興味あるみたいだけど男の子だからおままごとセットはいらないかな…?

 

月齢や性別でそのように感じることがあるかもしれません。特に、おままごとが好きな男の子のお母さんから、「男の子だしおままごとを買ってあげるか悩む」という話をよく聞きます。

 

しかし、おままごとは性別問わず、1歳前後から小学生になってもずっと楽しめる知育遊びです。子供の知育玩具、子供の遊びとして知育効果は抜群です。早速、子供と一緒に始めてみましょう。

おままごとは1歳前からでも始められる

現在3歳になる娘は、1歳前からおままごとが大好きです。

 

初めてのおままごととの出会いは児童館でした。児童館に行くと必ずあるのがおままごとセット。キッチンや食べ物、お皿、お鍋などのセットがたくさん置いてあります。

 

必ずと言っていいほど、おままごとの野菜や果物に興味を示して、手に持っていました。それは娘だけでなく、月齢が近い他の赤ちゃんもたいてい寄ってきて取っ替え引っ替え遊んでいました。

 

野菜や果物のカラフルな色が赤ちゃんの目を引くのだと思います。

おままごとの3つの知育効果と遊び方

1歳前後のおままごとの知育効果は、以下の3点が挙げられます。

娘の成長の過程で感じたおままごとの知育効果と遊び方を紹介します。

 

1.野菜や果物、色を覚えられる

2.手先の発達につながる

3.コミュニケーション力につながる

1. 野菜や果物、色を覚えられる

おままごとの野菜や果物、色など1つずつ名前を言いながら、子供に渡してあげるだけでも、しっかりとした知育効果があります。

食べ物を覚えることは今後食育にも発展していきます。

また、子供は言葉を話さない時でも言葉をしっかりと聞いています。

「りんごはどれ?」「赤はどれ?」など質問して、子供に指差して答えてもらうという方法もあります。指差は成長過程の一つです。

2. 手先の発達につながる

野菜や果物など持ったり触ったりするだけでも手先の知育が出来ます。赤ちゃんの時から手先を使うことは、脳の活性化に良いと言われています。

 

特にウッディプッディのおままごとは、木製です。プラスチックよりも木のぬくもりは赤ちゃんにとって心地良いですよね。また中に磁石が埋め込まれています。磁石が埋め込まれていることで、食べ物(磁石)をくっ付けたり外したりする楽しみがあります。磁石がくっ付いたり外れたりする手の感触は手先の発達につながります。

3. コミュニケーション力につながる

1歳半前後だとまだまだしっかりと話せませんが、簡単な一言だったら言えるようになる時期でもあります。

野菜や果物の受け渡しは「どうぞ」「ありがとう」など簡単な言葉のやりとりでコミュニケーション力や語彙力を少しずつ増やす効果もあります。

まとめ. おままごとは1歳でも楽しく遊べる!

1歳前後だと出来ることは限られていますが、それでも少しずつ色々なものに興味を示してくる時期です。

 

赤や緑などカラフルな野菜などのおままごとの食べ物は、目を引きます。そこから、これはなんだろう?と好奇心が旺盛になります。

そんな時に、一緒に遊んであげれば子供の興味関心、好奇心、発育の手助けになります。

 

おままごとはお家でいつでも遊べるものです。おままごとを通して子供の成長を見守ることはとても楽しいことです。

 

最初は手で握ることしかできなかったのに、成長とともにおままごとの遊び方も進化して、料理を作ったり、レストランごっこをしたり幅が広がります。

子供の成長に合わせておままごとセットを増やすのも楽しいと思います。

 

おままごとデビューしてはいかがでしょうか?

節子日記

知育ブロガー・インスタグラマー。3歳児を子育て中。6学年先の学習をやっている我が子の子育て経験をもとに、幼児教材・知育玩具・絵本など幼児教育に関することを発信中。子供と向き合い子供の可能性を引き出すことに活かしてもらえるような投稿を運営。

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男の子だっておままごとが好き!楽しい記憶と新たな発想を紡ぐおままごと遊び

私たちのところに、ウッディプッディの『スウィーツセット』が届いてから、子どもたちが以前より、友達同士のコミュニケーションが増え、さらに低年齢の子どもでも遊びやすいことから、集中して遊ぶ時間が長くなったと感じることが増えてきました。

今回は、そんな子どもたちのおもちゃで遊ぶ姿を見ていて感じたことについて、皆様にご紹介させて頂きたいと思います。

男の子だって、おままごとが好きなんです!

男の子に大人気のプラレールやブロックですが、キッズプラスにおいては、これらに匹敵する男子の人気を誇る遊びが、意外にも「おままごと」なのです。私たちの施設を利用する子どもたちの大半は男の子なのですが、自由遊びの時間、子ども達に何をして遊びたいかを聞くのですが、週の半分以上は「おままごと!」という声が聞かれます。

ある日、一人の男の子が「先生どのケーキが好き?」と聞いてくれたので「チョコレートケーキが好き!」と言うと「このケーキはな、いーっぱいチョコレートが入ってるねんで!」と教えてくれ、次に「このケーキはチーズがいっぱい入ってる!ほんで焼いて作るねん!」とチーズケーキを紹介してくれました。「あとは砂糖も入ってる」と実際食べて感じた甘さや、ママが教えてくれた作り方という記憶から他にもいろんなケーキの作り方を教えてくれました。

おままごとでは、実際の生活で体験したものだからこその発想や、遊びの展開が生まれるんだなと、その子の話を聞いて感じました。また、その時ママと話したことや、一緒に美味しいケーキを食べた時ことなど、おままごとによって楽しい記憶が次々に湧いてくるようで、そんな彼らの活き活きと遊ぶ様子を見みて、こちらまで嬉しくなってしまいました。

別の日には、ある小学生の男の子がケーキに興味を持ち、ケーキをじーっと見てどのようにして遊ぼうか考えている姿が見られました。傍で様子を見ていると、ケーキを横一列に並べたり、縦にどんどん積み上げたり、少しするとトラックのおもちゃにケーキを運んで遊んでいました。普段からおままごとが好きな子なので、その後もお弁当箱に詰めたり、トレイに並べるなどいろんな遊び方を楽しむ姿が見られました。

黙々と集中して長時間遊んでいて、少しの間来所して自由遊びになると「ケーキちょうだい!」とケーキのおもちゃを要求して夢中で遊ぶ日が続きました。スタッフにどうぞしたり、自分でもぐもぐ食べたりと、おままごとならではのコミュニケーションや、そこから様々な言葉を紡ぎだして楽しんでいる姿を見て、とっても嬉しい気持ちになったことをよく覚えています。

箱だって立派なおもちゃ!

ある日、男女のグループがケーキ屋さんごっこをして遊んでいました。ケーキを全部並べて「いらっしゃいませー」、「これくださーい」などとやりとりをして遊んでいる様子が見られ、「楽しそうに遊んでいるなー」と様子を見ていました。

しばらくすると、ケーキが入っている箱に車や近くにあったおもちゃを入れて「じゃーん!」と見せたり、何が入っているかをクイズ形式で遊んだりと、おもちゃ本体だけでなく、おもちゃの箱が遊びの主役になっているときもありました。

ウッディプッディのおもちゃの箱はしっかりとした作りになっているので、みんながそれぞれに新しい遊びを生み出していることがおもしろく、しばらく眺めていました。

まさか、箱一つであんなにたくさんの遊び方を生み出して、みんなで楽しめるとは…。本当に子どもの遊びは無限ですね。日々、大人には思いもしない発想にビックリさせられます。

その後も、ケーキが入っている箱に他におもちゃを入れて運んだり、クイズを出す遊びが続き今現在もよく見られます。とにかく彼らの発想がおもしろくて、しばらくスタッフ間でその話で持ち切りになりました。

これからもケーキのおもちゃから、予想外の発想や、友だち同士の関わり、新たな遊び方が出てきそうです。

ライター:キッズプラス

児童発達支援・放課後等デイサービス 発達に支援が必要でもそうでなくても、 特別ではなく「子ども」として捉え 「あたりまえ」の毎日を積み重ねていくことを 一番大切にしています。 子どもたちに言葉だけではない表現の方法を伝え、一緒に「やった!できた!」を積み重ねていくためのカリキュラムとしてキッズプラスでは「アートデザイン療法」というオリジナルのカリキュラムを行っています。
https://www.motherplus.net/kidsplus/

ママ一年生の保育士が感じたコロナ禍で子育てしてよかったこと

私は都内で保育士をしながら、1歳2ヶ月の子どもを育てるママです。

「おもちゃコンサルタント」というおもちゃの資格を保有するほど、私自身おもちゃや遊びが大好きなので、育児にも親子で一緒に楽しめる遊びを取り入れようと日々奮闘しています!  

職業柄、昔から赤ちゃんや子どもと接している私でさえ、自分の子育ては初めてのママ一年生。

ただでさえ不安いっぱいな状況に加えて、2020年からはコロナというこれまでにない状況となりました。 

先が見えずマイナスな事ばかり考えがちですが、今回はあえて「コロナ禍で子育てして良かったこと」をお話ししたいと思います。 

これから出産を控えているママや、不安や悩みを抱えながら育児をしているママへ。

大変なことももちろんありましたが、良いこともたくさんありましたよ! 

新型コロナウィルスによる予想外の育児がスタート

2020年1月の始め頃に、私の息子が生まれました。 

当時、コロナはまだ他の国の話。今と違って立ち会い出産も里帰りもすることも全然問題なくできていたのに、まさかこんな世界になるとは夢にも思っていませんでした。 

新生児期が終わり、都内の自宅へ帰ろうと思っていた矢先、非常事態宣言によって、思うように外に出られなくなってしまいました

夫も早い段階で在宅勤務に変わったため、 それならばと、夫も私と息子がいる千葉の海沿いの実家へ身を寄せ、家族3人と私の両親との生活が始まりました。 

夫と両親に支えられた子育てはやっぱり心強い!

コロナ以前は、知り合いがほぼいない都内でワンオペの育児をする予定でした。しかしコロナによって、思いがけず夫と両親と一緒に子育てできたことは、とても心強かったです。 

田んぼ道をベビーカーで散歩したり、気分転換に庭にテントを出してリモートワークをする夫とその隣で遊ぶ息子を眺めたり…。

小さな幸せを感じるゆっくりとした時間を過ごしました。 

息子の成長していく姿をみんなで見ることができたことは、私たち家族にとって大切な思い出となりました。 

コロナ禍であらためて感じた人との繋がりの重要性

自宅に戻った頃には、少しずつの予約制ではありましたが、児童館や子育てサロンも開放されるようになっていました。

利用人数が制限されている分、スタッフの方は気軽に声をかけてくれました。おかげで自分のリフレッシュになったし、家とは違うおもちゃや絵本を子どもと楽しんだりと、思い切って外に出るのもいいなと感じました。 

また、急速に進んだオンライン化をきっかけに、同じくらいの月齢の子どもを持つママが集まるオンラインサロンに参加してみました。全国にママ友ができたことや、zoomを使って気軽におしゃべりができるようになったことは、コロナ禍ならではのご縁であり、利点だったと思います。 

ベビーマッサージや離乳食のこと、赤ちゃんの成長のことなど、さまざまな内容をオンラインで専門の方に教わることができ、ママとしても保育士としてもとても勉強になり、人と話すことの大切さを実感する日々でした。 

育児で迷ったり悩んだりしたときには、ウェブ検索をして悶々とするよりも、オンラインで人と繋がり話しをすると気持ちも楽になるのでオススメです! 

いまだからこそやってみた!全国の人と繋がれるオンライン保育

そんな私も先日、オンラインサロンを主催しているママにお願いされて、初めてオンライン保育を行いました。 

内容は、いつも保育士として保育園で行っているように、歌を歌ったり、体操をしたり、製作をしたりと約30組の親子と一緒に遊びました。 

いつも目の前にいる子どもとやっていることを、画面上で再現するのは難しい! 

とはいえ、画面の向こうの楽しそうなママと子どもの表情が見れたときには、勇気を出してやってみてよかったなと感じました。 

いま自分にできること、いまできることで人と繋がること。そんな気持ちを大切に、これからも過ごしていきたいと思います。 

友だちや遠くに住む家族とは気軽に会えなくなり、寂しい思いもありますが、新しい出会いや発見もたくさんあったこの一年。 

どれくらい長く続くかはわかりませんが、”コロナのせいで” と思うよりも、”今だからできること” を見つけて前向きに過ごしていきたいですね。 

【遊びの一口メモ】入れたり出したりが上手になる1歳ごろ

最後に、最近のウッディプッディのおもちゃを使ったわが家での遊びをご紹介します! 

1歳頃から、「はじめての食育 もぐもぐフルーツセット」でうさぎさんにフルーツを食べさせてあげるようになりました。 

入れたり出したりするのが上手になるこの時期。ママがお手本になってまずやってみると真似してお口に持っていってあげる姿が見られます! おままごと遊びへの第一歩♪ 

ライター:齊藤由佳子

保育士。おもちゃコンサルタント。一児の母。「あそびのマルシェ」において、親子で一緒に楽しめるおもちゃを使った遊び方を伝える。

「褒めて伸ばす子育て」で、子供は本当に伸びるの?

「褒めて伸ばす」の落とし穴

「褒めて伸ばす」の落とし穴

「子どもは褒めて伸ばしましょう!」

誰でも一度は聞いたことがあるかもしれませんが、闇雲に褒めることは、時に逆効果になってしまうことがあります。

本当に大切なことは「ママとパパは、いつでも自分を見守ってくれているんだ」と、子どもが安心できること。

本記事では、褒め過ぎることの落とし穴と、それを回避する案についてお話させて頂きます。

私たちは、なぜ子どもを「褒める」のでしょう?

子どもの成長は、とにかく嬉しいものですよね。寝返りを打ったり、よちよち歩きをしたり、ある日ついに掴まり立ちが出来るようになったり…。

当の本人よりも、ママやパパの方が喜びに溢れ「すごいすごい~!上手だね~!」と、思わず大声をあげてしまうものです。そして、そんな大人たちの様子を見て、子どもは更に嬉しくなり、次々に新しいことにチャレンジしていきます。

このように「褒めて伸ばす」とは、純粋な喜びの表現はもちろんのこと、褒めることを通して子どもの自発的な意欲を促すことが目的とされています。

実際に子どもたちも、褒められるほど嬉しくなってどんどん行動するようになりますが、ここにある“落とし穴”があるのです。

「褒める」の背後にある「こうなってほしい」という思惑

ここで、少しだけ考えてみましょう。

そもそも子どもたちは、ママやパパが望んだり、何か与えたりするから成長するのでしょうか?

私は、そうではないと思います。

子どもは、誰に言われるでもなく自ら新しいことにチャレンジすることで経験を積み重ねていくものであり、だからこそ「嬉しい」「褒めてあげたい」という感情に繋がります。

しかし、いつだって純粋でいられる大人はあまり多くありません。

「お手伝いをする子はかしこいね!」「ちゃんと成功できて偉いね!」

のように、大人の都合に合わせた行動や、物事に成功した時にだけ褒めるようになると、本来の素直な感情表現として行なっていた「褒める」から、いつの間にか、特定の価値観に基づいた「評価」の押し付けが目的にすり替わってしまいます。

加えて、成長に伴い子どもには「自我」が芽生えます。

一般的に4歳を過ぎた頃には、子どもなりの「納得する出来栄え」といった価値観が徐々に形成されるのです。

今までのように「上手だね~」と褒めたところで、「こんなの上手じゃない!」と怒り出したり、逆に、褒められないことは「失敗したら褒めてもらえない…」「褒めてもらえないことは、やらない方がいいんだ…」と認識し、チャレンジに対して消極的になってしまうことがあります。

たとえ純粋に褒めているつもりでも、その背景には少なからず「こうなってほしい」という思惑が隠れていたり、子供たちの成長に伴って、従来とは異なる方向に向かってしまうことも起きかねないのです。

落とし穴を回避するには、素直に「事実」を伝えてみる

「褒める」が万能ではないとなると、一体なんと声をかけたらいいのでしょうか?

そこで、私がおススメするのは、シンプルに「事実」を伝えることです。

「ひとりでできたね!」

「最後までがんばれたね!」

そんな、だれが見ても同じ「事実」を伝えてみてください。

褒めることに比べて、どこか頼りなくインパクトに欠けるように思えるかもしれません。

しかし、子どもが本当に必要としていることは、単に褒めてもらうことではなく「ママやパパに見守っていてもらうこと」なのではないでしょうか。

上手くいった時も、そして失敗してしまった時も、どんな時も変わらずそばで見守ってくれているママやパパは「いつでも自分の味方なんだ!」と安心できるからこそ、子どもはもっと頑張れるし、もっとチャレンジできるのです。

「褒める」こと自体はとても大切なことです。

しかしその便利さ故に、知らず知らずのうちに足を捕られてしまう危険も孕んでいます。

「すごいね!」「かしこいね!」「上手にできたね!」

時々、意識して「褒める」言葉はちょっとだけ胸にしまっておいてみてください。

その代わりに、子どもが何を感じ、何に夢中になっているかを、子供の目線に立って観察し、シンプルに想いを共有してみると…子育てはもっと楽しく、もっと豊かになるかもしれません。

ライター:村上三保子

2歳からのこども料理教室「こどもカフェ」主宰「上手につくる」ことより「楽しくつくる」をコンセプトに、7,000人以上のママやパパに料理を通して子育ての楽しさ、子どもが自立する子育て法を伝え、教室のリピート率は9割を超えている。幼稚園、保育園など講演多数。「おはよう朝日です」(朝日放送テレビ)などのメディア出演もあり。2020年10月初著書「ようこそ!子育てキッチンへ」出版

木のおもちゃと愛情ホルモン「オキシトシン」

人と人がふれあうことで『オキシトシン』というホルモンが分泌されます。別名『愛情ホルモン』『絆ホルモン』『信頼ホルモン』とも呼ばれるオキシトシンはここ数年で様々な実験や研究がなされ、テレビや雑誌で取り上げられることも増えたので、ご存じの方も多いかと思います。

オキシトシンってナニ?効果は?

このオキシトシン、先にあげた別名の通り分泌することで愛情や絆、信頼が深まり、幸福感を得やすくなると言われています。また不安やストレスを減少させる、緊張を緩和する、記憶力、免疫力、自己肯定感のアップなどの効果もあります。

ということで、人が安心して健やかに過ごすために欠かせないホルモンなのです。

そして最近の研究では『人にふれなくても分泌される』こともわかってきました。

例えば、映画を見て感動する、楽しくおしゃべりをする、初めてのことにチャレンジする、親切やボランティア活動をする、など…人と楽しく関わることで分泌します。

また人ではなく、ペットや肌触りの良いものにふれることで分泌することもわかっています。

肌触りの良いモノにふれる効果

オキシトシンには『痛みを取る』という効果があることも実験結果が出ています。

この実験では、いろいろな肌触りの布を準備して、一番心地が良いものと悪いと感じるものを選びます。そして片方の手(仮に右手)でどちらかの布を触り、もう片方の手(左手)は氷水につけ、左手の痛みを計測しました。すると、心地よい布を触っているときの方が痛みが少なく感じるという結果が出ました。

このことから、わが子が転んだときなどに思わず「痛いの痛いの飛んでいけー」と声をかけながら、ママの優しい手で膝をさすることや、「お腹が痛い」というわが子のお腹を優しくさすることは、実際に痛みを軽くしてあげられている…ということになるんです。

木のぬくもりからよみがえる記憶

肌触りの良いおもちゃにふれることでも多く分泌するオキシトシン。

ふれるのは肌…ですよね。

人の臓器の中でも肌は一番長く、生まれた瞬間から亡くなる直前までその機能を発揮します。肌は一生ものなのです。

小さい頃、パパやママの膝に座っていた記憶(私は父の膝に座って貧乏ゆすりをされるのが大好きでした・笑)、そして一緒に遊んだ木のおもちゃの一瞬ひんやり、そのあとスベスベで温かみのある気持ちいい肌触りを、大人になって、親になって、きっと思い出すことでしょう。

木のおもちゃの肌ざわりは懐かしい感覚と共に、昔の記憶もよみがえらせてくれます。

そして、自分がどれほどの愛情を受けて育ったのかを改めて思い出させてくれるのではないでしょうか。

ライター:藤野ゆか

2006年から7年間ベビーマッサージ資格スクールを運営、2013年からは抱っこセミナー、ママ起業セミナー、SNS活用セミナーなど全国で開催。
2017年から『抱っこ育児コミュニケーター講座』を開講し、抱っこ育児を伝える講師を育成中。
また2020年より『スマホひとつで動画編集講座』を開講、毎回満席となっている。

おままごと遊びで生まれる子どもたちのコミュニケーション

ライター:児童発達支援キッズ プラス

児童発達支援・放課後等デイサービス
発達に支援が必要でもそうでなくても、 特別ではなく「子ども」として捉え 「あたりまえ」の毎日を積み重ねていくことを 一番大切にしています。
子どもたちに言葉だけではない表現の方法を伝え、一緒に「やった!できた!」を積み重ねていくためのカリキュラムとしてキッズプラスでは「アートデザイン療法」というオリジナルのカリキュラムを行っています。

https://www.motherplus.net/kidsplus/

大人が教えなくても、遊びを通して気づきが生まれる

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ウッディプッディさんのスウィーツセットを出して今日はこれで遊べる事を伝えると、ガッツポーズをしたり、早く遊びたくてスタッフの近くに駆け寄る子どもたち。

あえて遊び方は伝えず子ども達に渡すと、半円のロールケーキを2つくっつけ始め、まるの形になることに気付き「まるー!」と友だち同士で喜んだり、小さなお友達が「これほしい」とケーキを指差し、言葉で伝える姿も見られました。

初めはケーキやドーナツを手で掴んで遊んでいた子ども達でしたが、大人が伝えなくても遊んでいくうちにトングに気付きケーキやドーナツをつかみ「はい、どうぞ。」と友だちやスタッフに渡す姿など、自然とやりとりを楽しんでいました。

ある女の子は「こんなケーキ食べたことある!」とイチゴの部分を取って美味しそうに食べる真似をして遊んでいました。本物に近いケーキのおもちゃだからこそ、このような遊びの展開が見られるんだなと感じ、見ているスタッフも楽しませてもらいました。ケーキやドーナツの他にビスケットは2~3歳の小さな子ども達に人気で、持ちやすさからそれをいくつも嬉しそうに持つ姿が見られました。またケーキの色を見て「白のケーキ」や「チョコレート味」など、子ども達が1度は見たことや食べたことのあるものであり、またケーキは誕生日やお祝い事などの楽しい記憶だからこそ、子ども達の記憶に残っているもので、遊びの発展や楽しそうな表情がたくさん見られるのだと感じました。

一つのおもちゃで繋がる子どもたち

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ままごと遊びを繰り返す中で、ある日たくさんのケーキや、ドーナツを並べてお店屋さんごっこをする姿が見られました。ケーキやドーナツを一列に並べる子ども、付属のトレイの他にキッズプラスにあるお皿のおもちゃを持って来てお丁寧に1つずつ並べるなど、思い思いのお店屋さんを楽しんでいました。

また「いらっしゃいませ!」「おまたせしました」「これくださーい!」など、大人が決めなくても、自然と子ども達同士でお店の店員さん役、お客さん役に分かれてごっこ遊びを楽しむ姿が見られました。

おもちゃ1つで男女や年齢関係なく関わりが見られ、こんなにもいろんな遊びの展開ができる子ども達に改めておもしろさを感じ、感心しました。

また、年上の友だちが年下の友だちに優しく関わる姿も見られ、異年齢の関わりの中で、優しくする気持ち、また年下の友だちに「ありがとう」と言われ嬉しい気持ちになるなど気持ちの変化もあり、年齢関係なく遊べるままごとの良さを感じることができました。

【直営店限定】スウィーツパーティセット

こちらの記事でご紹介いただいた、ドーナツとケーキがセットになったおままごとセットです。

詳細・ご購入はコチラから。

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