夢と挑戦の物語

ウッディプッディの物語は、ひとつの小さな「挑戦」から始まりました。

長年、ディンギーという会社で培ってきた経験をもとに、
「子どもたちの未来にもっと寄り添えるものをつくりたい」
そんな想いから、“木製のこども用家具と玩具”という新しい世界へ踏み出すことを決めたのです。

ブランドの名前は、もちろん『WOODY PUDDY』
安心で、安全で、そして心にやさしい木のぬくもりを届けたい。
子どもたちの成長のそばで、そっと見守る存在でありたい。
その願いを胸に、私たちの新たな挑戦が始まりました。

けれど、最初の悩みは「デザイン」でした。
どんな形なら、子どもも大人も笑顔になれるだろうか。
そこで、社内の7名のデザイナーにそれぞれの得意分野を活かし、自由にアイデアを形にしてもらうことにしました。

雑誌からヒントを得たり、市場を歩いて何度もリサーチを重ねたり。
みんなが夢中になってデザインと向き合い、少しずつ“ウッディプッディらしさ”が形になっていきました。

完成したデザインは、中国の木製工場へ。
試作品をお願いし、改良を重ねていく日々。

そして、神戸・六甲アイランドに約1,000平米の空き店舗を見つけました。
「ここで夢を形にしよう」――そんな思いで、私たちは勢いのままにプロジェクトを動かし始めました。

今思えば、あの時の決断は、想像以上に険しい道のりでした。
けれど、夢と希望にあふれていた私たちは、
ただ前を見つめ、木の香りに包まれながら未来を信じて進んでいきました。

ウッディプッディという名の物語は、
こうして静かに、けれど力強く動き始めたのです。